J1 2024第33節 磐田×広島(2024.10.6)観戦レポ-首位キープ!-
今節は東京サンフレサポーターとともに車で磐田へ。
好天でコンディション良好。試合前から曇天になりましたが、サッカー観戦日和となりました。
上位3チームの優勝争いの中で、前日開催の3位町田×川崎は町田がホーム戦1−4で敗北。勝点ステイ。
当日14:00キックオフの京都×2位神戸は神戸が1点差で勝利。リーグ戦6連勝となり、神戸と広島の勝点差は縮まらず。
試合直前まで会場でDAZNを見て神戸の結果を知ってからいざ磐田戦。
周りのサポーターはここで負ければ2位転落となる試合とわかっていたので気合いの応援をスタート!
さて、結果はいかに。
●磐田に2−1で広島勝利、3連勝!首位キープ。
<前半>
前半12分、左サイドから広島アルスラン選手がペナルティエリア内のパシエンシア選手へボールを預け、再度アルスラン選手がボールを受け鋭くシュートするが、ゴール左へ外れてします。
26分、広島は前へ前へボールを供給し続ける流れの中、松本選手が走り込みながらペナルティエリア内で強烈なシュートを放つが、磐田GK川島選手が弾き、そこに右方向から走り込んできたパシエンシア選手が再度鋭いシュート!
しかし、惜しくもバーに嫌われてしまいノーゴール。
27分にも荒木選手の惜しいシュートは磐田 川島選手にセーブされてしまうなど、攻勢が続く広島、なかなか点数につながらない展開。
広島は6本目のコーナーキックを獲得。
41分、東選手が蹴り出したコーナーキックはペナルティエリア内にうまく入り込み、混戦の中でクリアしようとした磐田選手のボールを広島 佐々木選手が足を伸ばし、そのままゴール!
広島先制!
その後も広島の攻勢は続くがゴールは生まれず前半終了
<後半>
5分、この試合初めて磐田が獲得したコーナーキック。
ペナルティエリア内の整理にものすごい時間をかけていた主審の動きに少し嫌な予感がしていました。
ショートコーナーから広島のチェックが甘かった状態でクロスボールを上げられてしまい、対角にいた選手からのボールに合わせて押し込んだ磐田 松原選手のゴール。
セットプレーで同点に。
しかし、その後は広島が危なげない守りと攻めを続ける。
後半27分、途中出場の新井選手のコーナーキック。
こぼれてきたボールをペナルティエリア外にいた東選手がエリア内左にいた中野選手に供給。
ターンしてゴール枠内へ鋭く巻いたシュートはポスト右に当たってしまう。
サンフレサポはゴールを確信しましたが…ノーゴール。
後半30分、左サイドから広島 東選手のクロスボールに新井選手がドンピシャなヘディングシュート!
しかし、こちらも川島選手に弾き出されゴールならず。
特にサイドからの攻撃で制圧しつつあった状況。
後半33分、左サイドから広島 松本選手のクロスボールを死角から流れてきた加藤選手がドンピシャで合わせ渾身のヘッド!確実にゴール右下を狙い澄ました素晴らしいヘディング。
攻め続けた広島、勝ち越しゴール!
加藤選手、3試合連続ゴールで勝ち越し!今シーズン7点目に到達。
その後も広島は怯まず攻勢をかけ、磐田には前に行かせない状態をつくる。
磐田はアディショナルタイムにセンタリングを西久保選手がヘディングシュート。
しかし、広島GK大迫選手がしっかり防御し、ゴールならず。
簡単なセービングではなく、失点の可能性もあったシーン。
このあと混戦で倒れ込んだ大迫選手はピッチ上で動きがなかったが、何とか復帰。
そのまま試合終了。
●所感
・広島は後半左サイドからの攻撃が多かった印象。前半縦への攻撃が多かったが得点につながらなかったため、戦い方を変えられたことで後半の攻勢に繋がった。
・広島 松本選手はいいところにポジショニング。試合の流れを壊さず、活躍が目立った。
・広島は途中交代選手が入ると複数のポジションが変更される。試合の中で即時対応できるのが今の広島の強み。
・磐田に大きな決定機をつくらせず、広島は流れの中からの攻撃を封じていた。
・磐田 ジャーメイン良選手を広島が封じ込めに成功。特に広島 荒木選手のチェックがとても効いていた。
・広島ゴール裏席は完売でビッシリ。公式発表広島サポーターは1700人。
・磐田ゴール裏サポーターは一体感があった。さすがはサッカーが根付いた静岡といった印象。
・スタッツ
シュート 広島23 磐田8
枠内シュート 広島15 磐田4
ボール支配率 広島60% 磐田40%
コーナーキック 広島11 磐田2
数字的には広島が上をいった試合となったが、勝利するまでとても苦労した試合。
サンフレッチェはリーグ戦11試合負けなし。10勝1引き分け。
横浜FM・町田・磐田と3連勝。
一方神戸はリーグ戦6連勝、首位サンフレッチェとの勝点差1をキープ。
広島・神戸のヒリヒリした首位争いは残り5試合、最後まで続きそうな予感。
残り5試合、最終節以外は全て神戸が広島戦より先に試合が行われるので、結果を知ったとに広島は試合に臨むことになります。
1週挟んで、次はアウェイ湘南戦。
残り5戦、負けられない戦いは続きます。
●祝勝会は菊川で
久々のYAMAHAスタジアム。変わらない懐かしさ。
ピッチまで急傾斜で構成された観客席で試合の見やすさは抜群。
以前アウェイゴール裏は自由席でしたが、現在は指定席制となり、試合開始前席取りのための待機がなくなり楽になりました。
あの時間もあーだこーだ言いながら待機するのは楽しいのですが、年齢的に待機が苦痛になってきたのは事実。笑
指定はありがたい。
帰りは駐車場から高速インターチェンジまで若干渋滞したものの、その後はスムース。
どうしても祝勝会で鰻が食べたくて、菊川ICで一旦退出。
そこで地元の評価が高かった「大昌」さんに。
夜はなかなか鰻がいただけるお店が空いていない中、大昌さんは当たりでした。
女将さんにお話を伺ったところ、浜松の鰻ではなく大井川から仕入れた鰻だそう。
確かにあっさり目ではあったが、蒸し時間もやや短くして鰻の風味がしっかり残る形で出していただき大満足。
鰻の長い骨も揚げていただいたが、こちらも最高。
冬場の鰻が脂が乗ってとても美味だそうで、機会があれば是非再訪したいお店となりました。
磐田には何とかJ1残留してもらいたい!