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J1 2024 第19節 柏×広島(2024.6.22)観戦レポ
J1リーグ第19節。
久々の日立台へ。
夏至を過ぎた今節。
19:00キックオフですがピッチはまだ明るい状態。
この試合、柏在住のプロジェクトメンバーと観戦してきました。
年に1回、柏戦に必ず参戦してくれるサンフレサポ。笑
今期からゴール裏ではなく指定席から応援です。
マリノス戦での悔しい敗戦から中2日での連戦。
前節出場できなかったキャプテン佐々木選手が復帰。
ハイプレスしながら得点する広島らしい戦いを期待したい今節。
ちなみに、今節は「柏市制施行70周年記念マッチ」として開催される試合でもあります。
⚫︎日立台は日本唯一クラブが保有するスタジアム
今節、柏がホームゲームとして開催するJ1リーグ。
その会場「日立台」
この呼称は愛称で、現在のスタジアム名は三協フロンテア柏スタジアム。
日本唯一クラブ保有スタジアムとして愛されている柏レイソルが誇る場所です。
このスタジアムの特徴、いろいろあるのでご紹介します。
◇コンパクト(収容人数15,000人)
そのために、チケットは争奪戦になることが多いです。
実質収容人数は12,000人がマックスといわれています。
◇観客席の形状が独特
ホーム・アウェイともに観客席は鉄板状(鉄骨造)で、昨今のコンクリート状のものとは違い、飛び跳ねると独特の音が出て応援の一体感が醸成される。
ちなみに、柏レイソルゴール裏の応援エリアは「柏熱地帯」と呼ばれています。
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「柏から世界へ」
◇ピッチからの距離が近い
指定席ももちろん、ゴール裏とゴールの距離がとても近い。
過去ゴール裏で応援した時の写真を参考までに載せますがこんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1719218346626-618RcEIUMC.jpg?width=1200)
日立台の特徴
◇スタジアム内のビジョンは簡素
華々しいビジョンはなく簡素。
それだけに試合に集中できる環境ともいえます。
◇屋根はメインのごく一部のみ
ほぼ全席で雨が凌げる場所がないJ1リーグとしての開催地としては条件を満たさないグレーな状況。
◇ホームチームとの交流はほぼできない遮断システム
過去サポーター同士の揉め事が多発したことから、入口は完全に分離、また屋外のスタジアムグルメもエリアで区切っているため往来ができないという状態が続いている。
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⚫︎1−0で守り切って貴重な勝点3を得た試合
苦しい台所事情の広島、FWマルコス・ジュニオール選手は久方ぶり、ドウグラス・ヴィエイラ選手が今季初の先発。
キャプテン佐々木選手は出場停止明けで復活。
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前半から柏は攻撃のリズム良く、何回かゴールチャンスはあったものの、広島がゴール前で防御。
その後、前半30分過ぎ、広島にようやく少ないチャンスが訪れる。
大橋選手が柏ゴールライン付近までドリブルで持ち込み、折り返しのパスをドウグラス・ヴィエイラ選手がダイレクトでゴール!
広島先制。
しかし、現地では遠方で、かつ、柏の黄色一色の背景で広島サポーターは明確なゴールを確認しづらかった場面。
前半は広島1−0で折り返す。
後半、アウェイ側に固まっていたサンフレサポのエリアでのパスワークや決定機はほぼ訪れず、柏熱地帯前まで押し込まれ、センタリングを上げられるプレーが続出。
良い時のサンフレのディフェンスが機能せず、ほぼゴール前での防戦。
耐え忍んで虎の子の1点をなんとか守りきった勝点3。
ラッキーではありますが、勝つことを優先した執念を感じる勝利でした。
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⚫︎どんな形であれ勝てたことに安堵
中2日、広島は関東アウェーの連戦終了。
マリノス戦に続いて、今節もゴール裏・アウェイ指定席はほぼ満席。
公式で2,300人のサンフレサポが集結。
今節の入場者数12,867人の約1/5相当のサポの応援は広島の選手に少なからず力を与えたことと思います。
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DFのキーマンが離脱している中、試合全体でピッチ中央でのディフェンスに関して安定感が失われていたのは事実。
現地組のエリアで広島の得点の匂いがするような好プレーがほぼ見られず、かなり長い時間柏サポが固まるエリアばかりに視線がいく試合となりました。
そのような状況下、ドウグラス・ヴィエイラ選手や大橋選手は前後に良く走り献身的プレーを続けたことが印象的。
GK大迫選手によるワンハンドで相手シュートを弾くスーパーセーブや失点の可能性のあったプレーを何回も凌ぎ切ったプレーは今日最大の見せ場。
もちろんキャプテン佐々木選手の試合コントロール力があったのは大きい。
次節はようやくホームへ帰還。
ここで良い結果を出し、アウェイ川崎戦へ向かいたい。
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⚫︎上位4チーム 今節の結果がサンフレに希望の光を灯す
・首位 町田は福岡と対戦しスコアレスドロー、勝点1積み上げ
・2位 鹿島は浦和と対戦しドロー、勝点1積み上げ
・3位G大阪は4位神戸とアウェイゲームで勝利、勝点3を積み上げ
といった状況で、広島が勝点3を今節得たことで、順位は変わらず5位にとどまったものの首位町田に勝点7差と若干距離を縮め、リーグ後半戦に希望の光を灯しました。
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電光掲示板には他会場の結果が
広島にとっては悪くない結果に
⚫︎広島 川村拓夢選手(日本代表)正式にザルツブルグ完全移籍の報
直近のホーム戦が見納めとなった広島 川村選手。
6月24日、報道機関が川村選手のオーストリア1部 ザルツブルクへ完全移籍(4年契約)することを一斉に発表しました。
10代や20代前半ではなく、25歳目前の日本人選手を海外が獲得するという新たな動き。
J1所属の日本代表が中堅の海外チームへの移籍というパターンも今後出てくるのではないでしょうか。
川村選手がいないJ1の2試合を見ていると、いかに同選手の存在が大きかったのかがわかります。
がんばれ!川村選手。
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