ルヴァンカップ1stラウンド3回戦 東京V× 広島(2024.5.22)観戦レポ
ルヴァンカップ 3回戦。
東京ヴェルディとの対戦。
ルヴァンカップとはいかなる大会なのか。
Jリーグに加盟するクラブで参加する「Jリーグカップ」のことで、ヤマザキビスケットが冠スポンサー。
過去は「ナビスコカップ」として運営されていましたが、現在はナビスコがブランドから消え、ルヴァンブランドを取り扱っているため「ルヴァンカップ」と称されて運営されているカップ戦です。
今年度のルヴァンカップは下記のようにレギュレーションが変更されています。
<1stラウンド大会方式>
ACLに出場する3チーム(川崎F、横浜FM、甲府)を除くJ1 18チーム・J2 19チーム・J3 20チームの57チームを10グループに分けて1発勝負。
各グループを勝ち上がった10チームがプレーオフラウンドに進出。
試合会場は、下位リーグのクラブか同一リーグの場合は2023シーズンのリーグ戦下位クラブのホーム。
ということで、今回の試合は味の素スタジアムでの開催となりました。
ですから、東京ヴェルディがホーム扱いとなったたため、スタジアムへのエントランスから緑・緑・緑でお出迎え。
さて、結果はどうなるか。
⚫︎アウェイながら広島サポ1,500人集結!
今日の観客数は6,150人。
約1/4にあたる1,500人ほどがサンフレッチェサポーター(サンフレ公式発表)。
関東熊(関東サンフレッチェサポーター)含め、平日の試合でも大勢集まりました。
ホーム 広島におけるゴール裏サポーターの応援は開業以来どんどん力強くなってきており、この試合でも90分間大声援が続きました。
また、キックオフ時のサポーターの集まりがちょっと少なめかなと思っていましたが、後半に向け、どんどんサポーターが増え続けていたように見えました。
⚫︎試合は、3−2で広島勝利!
得点差は1点でしたが、試合内容は前半は特に広島ペース。
広島は、U23代表 東京V 山田楓喜選手をきっちり抑えにかかっていたので、スムースな動きでした。
前半5分、広島 東選手のクロスを受け、好調な新井選手が折り返し、大橋選手がゴールへ。
早々の1点目。
さらに、前半15分、ソティリウ選手のパスを受け、大橋選手が追加点となる2点目を決める。
前半、東京Vにはほとんど仕事をさせず、広島がリードして折り返しました。
後半広島は、野津田選手・加藤選手・満田選手に交代。
少しもたつき始めた広島は、後半交代で入った東京V 見木選手に2点を決められる。
30分には流れの中でのゴール、38分にはFKから合わせたゴール。
ただ、広島は33分にボールを奪った川村選手は松本選手のパスを受け、冷静にゴールへ流し込み、1点差の試合となりましたが勝利。
6月に行われるホーム&アウェイ方式でのプレーオフラウンド進出決定!
J1 アウェイ京都戦でのプレーぶりが前半特に持続しており、広島が復調の兆しを見せた試合でした。
⚫︎他のグループではジャイキリの試合も
◇J3富山がJ1神戸をPK戦の末、勝利
神戸は2軍。しかし一方で富山も1.5軍の陣容だったとのこと。
このメンバーで神戸を破った意味は大きいです。
1stラウンド最大のジャイキリとなりました。
◇J2長崎がJ1浦和を1-0で撃破
後半数的不利な長崎が浦和相手にしっかり得点を決め、プレーオフ進出。
◇J1上位対決 町田×鹿島は2-0で町田勝利
町田の勢いが止まりません。
お互いのチームがターンオーバーして臨んだ試合。
ルヴァンカップでもチーム完成度の違いが出たとの評判です。
このように、他グループは波乱もあった1stラウンド。
プレイオフラウンドは6月5日と9日にホームアンドアウェイ方式で実施されます。
広島はFC東京との戦い。
さらに、ここで勝ち上がった5チームにシード扱いの川崎F、横浜FM、甲府を加えた8チームでプライムラウンドを戦うことになります。
まだまだ先の長いルヴァンカップ。
広島が勝ち上がっていけるか。
注目しています。