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J1 2024第28節 広島×柏(2024.8.25)観戦レポ
瀬戸の夕凪。
無風状態が続く夕方18:30からのキックオフ。
エディオンピーススタジアム広島はうちわで扇ぐ姿の方々でいっぱい。
今節は地元広島サポと観戦となりました。
いよいよ、J1リーグ戦も終盤戦へ。
残り11試合、内ホーム戦は6試合。
9月開催のアウェイ鹿島・ホーム横浜FM、ホーム町田との上位対決3連戦を前に、柏・FC東京をホームに迎えての2連戦を勝利で終えたいサンフレッチェ。
今節土曜開催で先に結果が出ているG大阪は福岡とドローで勝点1の積み上げに終わり足踏み状態。
横浜FMは6戦中5勝1敗と好調でいつの間にか上位陣に。
その他上位チームは日曜開催。
他のチーム結果は気になりますが、まずはサンフレッチェ。
天皇杯アウェイ愛媛戦勝利後、中3日。
体力回復がままならない中でターンオーバーせず3日前とほぼ同じ選手で出場する試合。
さて、結果はいかに。
今節勝利すれば、リーグ戦6連勝。
しかもサンフレッチェ史上30年ぶり。
まずは勝利し、首位との差を縮めていきたい試合です。
●試合結果は…広島が柏相手に2-0で勝利!リーグ戦30年ぶりの6連勝達成!
〈前半〉
柏のマテウス選手などの攻撃を凌ぎ、試合の流れが広島に傾いてきた中、前半40分近く。
広島 FW加藤選手から新井選手にパス。
新井選手がドリブルで持ち込み始めると、後方から広島 中野選手のスイッチが入り、グッと駆け上がる。
新井選手からのクロスが中野選手にわたると右足で右サイドから左サイドネットへ向けて豪快なシュートを放ち、先制ゴール!
中野選手は大学時代、大学No.1ディフェンダーの呼び声高かった選手で、今やサンフレッチェには欠かせない選手のひとり。
広島若手選手の中で急速に実力をつけ、要所で攻撃の芽を摘む守備だけでなく打つべきところは迷いなく打てる選手。
素晴らしいゴールでした。
このゴールが実現したのは、やはり中心で支える塩谷選手・川辺選手の存在が大きい。
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〈後半〉
後半はほぼ広島ペース。
しかし、後半10分近くに柏 細谷選手がゴリゴリとゴールに向かって侵入。
GK大迫選手と1対1となり、さすがにこれはヤラレた!と意識したシーンでしたがシュートはゴール右へ外れ、得点ならず。
広島もその後中野選手のシュートを細谷選手がゴールライン手前でクリアするなど、互いのチームの得点機が生まれる。
後半20分、相手エリアに押し込むなか、左サイドから抜け出した松本選手がシュート気味の高速クロスを打ち出す。
これが柏 犬飼選手に当たり方向も変わってゴール!
オウンゴールとなり、2-0
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その後、広島 加藤選手が単独走でゴールに迫ろうとしている中、後半40分にファウルで倒され、柏は退場者を出してしまう。
数的有利となった広島は追加点のチャンス。
途中出場のヴィエイラ選手・アルスラン選手・中島選手の惜しいシュートが放たれたがスコアは動かずで試合終了。
広島は1994年以来の6連勝。
一方、柏は3試合ぶりの黒星となった試合でした。
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守りも安定していました
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30年ぶりのリーグ6連勝!選手挨拶
●試合を終えて
ハーフタイムショーはいつもの「超熱狂ナイトフェス」に加えて花火ショー。
1年前のエディオンスタジアム時代では考えられない演出。
感慨深いです。
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チームカラーの花火も見事に打ちあがりました
途中交代のトルガイ・アルスラン選手。
サポからは、サンフレ選手に欧州サッカーの技術をいろいろ伝えてくれているようで、最近「トルガイ先生」と呼ばれています。
今節も質のたかいスルーパスの数々。
ゴールは外しましたが、左足での振り抜きは レベルが高い。
今節も荒木選手は守備レベルが高い。
川辺選手はボール奪取力や視野の広さが素晴らしく安定していました。
塩谷選手とともに、安定感を生み出していました。
18歳中島選手は、出場時間は短いものの、着実にリーグのプレーレベルに対応し、成長が感じられます。
後半アディショナルタイム、最後の最後は決まったかなと思う強烈なミドルシュートも披露してくれました。
楽しみしかない選手。
首位町田は新潟戦ドロー 勝点1の積み上げに終わる。
2位広島は今節勝利で勝点3積み上げ、6連勝で首位猛追!
勝点差を2と縮めました。
今季リーグ戦首位との勝点差が最大12からの優勝も目指せる位置にきました。
柏戦の後は1週間空いて、しかもホームでF東戦。 FC東京戦以降の過密日程。
しかし、広島の勢いは衰えず。
次節FC東京戦に勝利すればサンフレ史上初のリーグ戦7連勝。
逆転で9年ぶり4度目のリーグ制覇なるか。
これから毎試合の動向、注目です。
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勝利時の癒やしタイム
●柏サポーターについて
現地遠征柏サポーターにとって今節の結果はとても残念なものになったと思いますが、
・ハーフタイムショーも一緒に楽しむ
・試合中に妙なブーイングは起きない
・試合終了後も柏の選手へブーイングすることなくチャントで鼓舞
・広島のヒーローインタビュー時には静寂さを保つ
広島サポから見ると、敵地での観戦を考えた時、見習うべき振る舞いだと感じました。
一方広島サポ。
ゴール裏の状況が変わってきています。
相手チームの選手紹介や相手チームサポの歓迎アナウンスにゴール裏ではブーイングや指笛などが起こっていたのですが、今節は拍手が良く聞こえていました。
また、最近はゴール裏のコールリーダーチームの方がメイン・バックの指定席の観客にも丁寧に手拍子を要請するなど、新スタジアムの試合を盛り上げようと努められている姿も。
スタジアムの雰囲気に変化を感じています。
応援の雰囲気づくりは大切です。
●芳名板に自分の名前が刻まれているのを確認
エディオンピースウイング広島で、建設に寄付をした人たちの名前を記した「芳名板」が7月末から設置されました。
時間がなかったので自身の名前が刻まれている場所を特定できていなかったのですが、ようやく見つけました。
スタジアム2階のコンコースにあるのですが、スタジアム建設費にあてられた寄付は総工費286億円のうち約3割。
広島に関わる企業・団体・個人の寄付はかなりの額だったと思います。
私も微力ながら広島市へ寄付していたので、スタジアムへの思い入れは強いものがあります。
個人的な寄付は1万人以上。
結構な額の寄付が集まりました。
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●祝勝会は焼肉が美味しい明月さんで
サポ仲間と祝勝会。
広島には焼肉が美味しいお店が結構ありますが、流川の明月さんへ。
コーネも焼肉でさっと炙っていただけて、いろいろセレクトしたお肉も美味しい。
店員さんも良く気づく方々で、ノンストレスでした。
今後のリーグ戦の展開について話が盛り上がりましたが、月曜日は仕事もあるのでお酒はそこそこにして帰還。
お勧めのお店です。
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サンフレを応援しようという雰囲気が感じられる
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祝勝会は美味しい焼肉がいただける明月さんで