みかんの皮でお茶
みかん食べてたら
ふとみかんの皮が気になって
そういえば、この子にも栄養多いんだよなあ〜と思い、いつもなら、わかりながらも捨ててしまってた皮が今日は捨てられず。
みかんの皮茶にすることに🫖🍊
みかんは皮にも栄養が含まれる
みかんの皮に含まれる栄養は
1.ヘスペリジン、ナリンギン(フラボノイド)
植物に含まれるポリフェノールであるフラボノイド。みかんの皮にはその中でも、ヘスペリジンとナリンギンが含まれる。
白い筋には栄養が多いよって言われるのは、白い筋にもこれらが含まれるから。
▶︎ヘスペリジン
抗酸化作用/血流改善/抗炎症/抗アレルギー/メタボ予防
※温州みかんを多く摂取する地域の健康寿命が長いといわれてるのは、このヘスペリジンが関与していると言われている。
※柚子の皮にも同様に含まれる。冬至の柚子湯にも使われ、身体を温めてくれる。
▶︎ナリンギン
抗酸化作用/脂肪燃焼/血糖調整/肝臓解毒/抗がん作用
2.ビタミンC
(省略)
3.ペクチン(食物繊維)
食物繊維の一種であるペクチン。
ペクチンもみかんの皮や白い筋に豊富。
りんごの皮🍎にも含まれることで有名。
皮ごと食べるのが良いと言われるのはこの理由。
善玉菌のエサ/便秘や下痢の解消/血糖値の安定/
胆汁酸を吸着して体外に(=コレステロール低下)/重金属のデトックス(特に鉛やカドミウムが得意)
/抗炎症作用
4.リモネン
柑橘類のあの爽やかな香りの主成分。
香りの癒し効果以外にも
抗炎症作用/抗酸化作用/胃もたれ解消(胃の蠕動運動改善)/抗がん作用(特に乳がんや結腸がんで報告あり)/抗菌作用
みかんの皮茶の作り方
1. 皮の洗浄
みかんの皮をよく洗い、農薬や汚れを取り除く。
ワックスを除去するためにもら沸騰した湯で軽く茹でると良い◎
2. 皮の乾燥
皮を細かく切り、天日干しまたはオーブン(60℃、2時間程度)で乾燥。
乾燥が不十分だとカビが生えるので注意⚠️
〰︎保存〰︎
・密閉できるガラス容器やジップロックで空気しっかり抜いて密封。
・ビタミンCやリモネンが光に弱いので、日光にあたるところは避けて、冷暗所。戸棚とか。
・冷蔵庫なら2〜3ヶ月、冷凍庫なら半年程度。
3. いざ煮出し
鍋に水とみかんの皮を入れ、中火で5~10分間煮る。茶こしで皮を取り除き、お茶だけをカップに注いで飲む。
味付けはお好みで。そのままでももちろん、はちみつやジンジャー、レモン🍋などなど。
皮を紅茶のトッピングにするのも◎🍊
中医学におけるみかんの皮茶
みかんの皮茶は、中国でも古くから健康に良い飲み物や薬用茶として利用されてる。『陳皮』と呼ばれる。
▶︎中医学における役割
陳皮は「半夏厚朴湯」や「小青竜湯」など、漢方薬の材料としても広く使用されてる。
ざっとみかんの皮に含まれる栄養のすごさについて🍊✍🏻
みかんの皮、捨てるの勿体無いなって思う余裕なんて今までなかったけれど
勿体無いなって思って、思い止まって
そのまま洗って乾かすようになっただなんて
少しは丁寧な生活ができるようになったなと。
全てのものを大切に
丁寧に生活したい