医者勉強 集中
はじめまして、臨床医の森下(仮)です。
今回は集中についてお話します。
呼吸法とか刀から水が出るような感じの話ではないです。
私はこれまで医師になるような人生を歩んできませんでした。
正確にいうと高校を卒業して医学部に入学するような生活をおくっていない、ということです。
医師になる方の多くは、小学生のころから夏休みや冬休みといった長期休暇のときに毎日塾へ通います。そして進学校に入ってからもほぼ同じような毎日を過ごします。
なかにはよく遊んでいましたよ、という方もいらっしゃいますがお話を聞くとゲームを毎日2時間していました、とかです。高校3年生の当時の私の1日のゲーム時間は12時間でした。スターオーシャン2を中古で買ってレベル150以上にあげたら私の偏差値は大幅に下がりました。
もちろん、本当にゲームに多くの時間を費やしたにも関わらず偏差値が高く医学部に入学した、という方々もいます。
そんなこんなで思春期の思い出を共感できないわけですが、彼らの勉強方法を聞いたり観察することは非常に為になります。
今回はその中から集中についてお話したいと思います。
ちなみに上のゲームをしていた方がなぜ勉強ができたか、というヒントにもなります。
中途半端に集中するくらいならしないほうがいい
いきなり結論です。
集中せずに勉強するのは、勉強したのに結果につながらないという挫折感しか生まないので勉強するなら集中したほうがいいです。
スキマ時間を使った勉強をよく聞きます。
私も学資編入試験の勉強時にはよくしていました。
あれには落とし穴があります。
それは、新しいことをしてはダメということです。
スキマ時間は簡単に途切れますし邪魔が入ります。
読んで理解が必要なことには向いていません。
スキマ時間は復習にのみ使います。
同様に寝る前のスマホ勉強も同じです。
読解が必要なことは、しっかりと時間をとって真摯に向かい合う必要があります。
先の例で出てきた方も実は勉強するときは、他の一切を遮断して取り組むそうです。
まとめ
集中せずに勉強するのは、勉強したのに結果につながらないという挫折感しか生まないので勉強するなら集中したほうがいいです。
もちろん集中時間を持続させる必要はあります。
それは別項を参照いただくとして今日は
集中するなら集中する、中途半端な集中ならしないほうがいい
という話でした。