社会人初等教育のガイダンス
ちょいメシプロジェクトの目的のところでもお話しましたが、我々は効率性を重視しています。ここからは社会人として必要となるスキルについて紹介していこうと思います。網羅性というより、効率よく成果出せるものをピックアップして今後お伝えしていきます。(キシ)
それでは、題して「社会人初等教育」の開講です!
社会人学習の変化、各自の能力開発が重要に
もう3年ほど目になりますが、経産省が「人生100年時代の社会人基礎力」についてレポートが出ています。
過去のように終身雇用を勤め上げ、退職金をもらい余生を過ごすことは難しくなりました。正社員割合の低下により退職金が期待できないことや、平均寿命が長くなり再就職が必要となったためです。
経産省のレポートでは以下のように優しく書かれていますが
「人生100年時代の社会人基礎力」は、これまで以上に⻑くなる個人の企業・組織・社会との関わりの中で、ライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力と定義
本当に言いたい思いは以下のような感じでしょう。
終身雇用の終わり、今までのように役職についたら社内で隠居しているような状態で居座ってはいれない。定年後も再就職に向けて、自身のスキルをアピールできるように自分たちでスキル開発しないと知らないよ。
この当時よりもコロナなどの影響もあり、VUCAや不確実性を言われる世の中になりました。今こそ、社会人としての基礎力をしっかり鍛えましょう。
社会人初等教育の学習要項(概要)
イケてる社会人になるための要素として「スキル」「マインド」「ナレッジ」を挙げられることがありますが、昨今ではこれに「インテリジェンス」を加えることもあるようです。
前述した経産省のレポートでも、スキル開発に加えてマインド面を示唆する内容もあり、旧来のスキルよりもインテリジェンス(思考力など)に着目したスキル体型が描かれています。
本講義としては、マインドやナレッジについては触れず、以下のようにスキルの一部としてマッピングして説明することにします。また、基本的には初等教育なのでヒューマンスキルが中心になります。
・ヒューマンスキル
リーダシップ、ロジカルシンキング、課題探求、コミュニケーション、その他(業務スキルを早期に獲得するスキルなど)といった、どこでも活用できるスキル
・業務スキル
業務フロー(遂行能力)、慣例、ステークホルダーを熟知している、現場ごとのノウハウ活用といった、その現場で活用できるスキル
*職場が変わると活用できないことが多い
・専門スキル
プログラミングスキル、資格、医療資格、データサイエンス、設計手法(アーキテクチャ)、コンサルティングといった専門的なスキル
*業種が変わらないと活用できることが多い
後者2つはヒューマンスキルを説明するうえで参考として登場することがあります。
今後、もう少しスキルマッピングイメージを明確にしていきシラバス化していく予定です。お楽しみに。
企業が与えてくれる新入社員研修
少し新入社員研修との比較もしておきます。新入社員研修で有名なinsource社が提案する新入社員の評価項目です。
この中で言うと仕事の進め方、文書スキル、対人スキル、伝えるスキル、考えるスキルなどが対象となります。ビジネスマインド、ビジネスマナー、PCスキルなどはメインでは言及しません。(ご要望があればその限りではありません)
本講義の目的はちょいメシを食うために
最後に、改めて本講義の目的をお伝えしておきます。それは社会人として最低限必要なことを説明するのではなく、効率的に評価され続けることで、楽しみながらちょっと給料が増えて、美味しいものが心の底から楽しめる状態になるためです。
それでは、明日のちょいメシのために頑張って行きましょう!
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