【博士の新卒就活】心構え④：「その研究、役に立つの?」イラっとするけど……!相手の価値観を理解しよう【400字note】

4年ほど前に博士新卒で大手メーカーの開発職に就いた筆者が、就活経験談を400字で綴る連載企画。第六弾は「企業の価値観を知ろう」。

学生時代に企業の方によく言われた言葉があります。

「その研究って、なんの役に立つの？」

当時の私は基礎研究を行っていたこともあり、嫌というほど聞きました。そのたびに「大学の学問にそんな事問うなよ」とイラッとしてました。

けれど、社会に出てから、企業の方が上記の言葉を発する理由を理解できた気がします。

企業が日々行う活動は全て、「利益（お金）を生み出すこと」が目的です。そのために、世の中へ「価値」を提供することが避けられません。

だから企業では「なんの役に立つのか」が気になるんです。
学問を追究するような研究と企業活動では、そもそも興味の対象が違うのです。

企業の視点に合わせて、あなた自身の思いを伝えましょう！

（イラッとする気持ち、わかるよ……！）

Dr. りけ子（Tsugumi）