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子どもの将来に期待することは?
夢に向かって意欲を持ち
自ら進んでいける子を育てる
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子どもの将来に期待することは?
5月25日、オンラインセミナーに参加しました。
教育関係者向けのセミナーだったのですが
改めて
「子どもたちの人生に関わる大人」
として考えさせられることが
本当に多く、頭が混乱しました。
今回はセミナーで学んだことや気づきについて
まとめてみたいと思います!
【子どもの将来に期待することは?】
こう聞かれたらなんと答えますか?
幸せに生きて欲しい。
健康であって欲しい。
楽しみを持っていて欲しい。
周りの人に恵まれて欲しい。
自立して欲しい。
好きなことを見つけて欲しい。
挙げれば挙げるほど出て来るので
これくらいにしておきましょう。
現代の親が子どもの将来に期待することは
”自ら””幸せ””楽しい””好きなこと”
これらがキーワードになっているようです。
親が子どもについて願うことは
整理すると結局2つのことに行きつきます。
1つは「社会の中で自立すること」
これは大昔からの親の願いで
普遍的願いとも言えます。
江戸時代のことを考えてみましょう。
町商人の子どもが親に
「大名になって大きいお城に住みたい!」
と言ったら親はなんと答えるでしょう。
「何言ってるの!あなたの将来は町商人と決まっているよ」
身分が厳しく決まっていた時代ですから
夢を持たせる/見させるのではなく
現実を受け入れるよう諭すのが役割だったでしょう。
明治時代になり協働と分業が主流になりましたが
まだまだ仕事を選ぶ=家業を継ぐ時代です。
それが戦後、企業に入る人が半数を超え
職業が選べるようになりました。
そして平成を迎え
「学歴・お金が幸せ ではない」時代が来ました。
戦後~平成初期とは全く違った価値観ですから
当然親にも正解が分からないのです。
だから「好きなことを見つけて欲しい」
こう変わったわけです。
ですから
社会で自立すること が普遍的な親の願いだとしたら
好きなことを見つけること は現代の親の願いという事が出来ます。
少し話題を変えましょう。
2020年から行われた大学入試改革で
高校で履修する教科の名前も変わりました。
中でも目立ったのは「探究」とつく科目の登場です。
10年以上前には聞くことがありませんでした。
「なぜ探求なのか?」
京都市立堀川高校には
普通科と探究科があります。
探究科の生徒たちが続々と難関大に合格したことで
注目を浴びました。
軽井沢にある風越学園の設立に携わった
教育学者の苫野一徳先生はこのように述べています。
「学級」は公教育制度が始まった約150年前、富国強兵や殖産興業のために、大量の子どもたちに大量の知識・技能を一気に学ばせる必要からつくられたものです。「みんなに同じことを、同じペースで、同じようなやり方で、できあいの問いと答えを一斉に勉強させる」。この大量生産型・ベルトコンベヤー式の教育が、近代化・産業化の過程で日本に限らず、ほぼすべての近代国家で採用されたのは、「最も効率がいいから」にほかなりません。特に日本では、このベルトコンベヤー式が発展する過程で、まとまりやすさを追求するなかで「みんな仲良く」「家族のようになろう」と感情共同体のようになっていったのです。
この仕組みが作られた時代から150年経ったわけですから
当然様々なことが変わっており
今の世の中にフィットしているとは言い切れないはずです。
苫野先生は
自由に生きる力
自由の相互承認の感度
これを”探究する力”と述べています。
自分なりの問いに
自分なりの方法で
自分なりの答えを。
文部科学省では探究する力について
「自ら課題を見つけ解決する資質や能力」と謳っています。
「なぜ勉強ではだめなのか?」
自ら課題を見つけ解決する
=探究する力
と言うのであれば
与えられた課題を解決する勉強では
探究する力は身に付けられないと言えるでしょう。
高度経済成長期にはこの
与えられた課題を解決する力が求められていました。
ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式
という書籍をご存知でしょうか。
この本の中で著者の山口周氏は
「正解を出す力にもはや価値は無い」
と述べています。
オールドタイプが正解を探すのであれば
ニュータイプは問題を探すのだそうです。
これまでは多くの不便、不安、不快が
問題として存在していましたから
解決策に価値がありました。
冷蔵庫や車などはよい例です。
しかし今は解決策が溢れており
問題が希少化しています。
ですからこれから求められるのは
単に解決策を提示するのではなく
問題とセットで解決策を提示することになります。
「勉強か探究か?」
たしかに探究が必要
これからは探究する力が求められる
とはいえ
結局勉強からは外れられないのでは?
これは大人が持っている
共通の答えでは無いでしょうか。
セミナーの中では
勉強は国語・英語・数学・理科・社会
探究は好きなこと・興味があること
将来子どもが仕事を選ぶ時に
理社が仕事になりやすいことを考えると
探究のターゲットは理社といえる。
英数国は興味がなくてもいい。
基礎訓練だ。
とお話しされていました。
ですから勉強か探究か
では無く勉強も探究も
これが答えです。
最後に1つ素敵な言葉を紹介します。
「理社が個性を作る」
目の前のことと未来のことと
心では
「小中高校を卒業してからの方が
人生は長いのだから
好きなことや興味があることを
突き抜けるレベルで極めて欲しい」
と思いつつも
頭は
「でも、やっぱり受験はあるし
定期テストもあるし勉強も欠かせないよね」
と思考がぐるぐるとした時間でした。
共通しているのは
「どんな形であれ子どもの幸せを願っている」
これだけだと思うのです。
忘れてはいけないのは
私達大人が持っている正解や幸せ
成功のルートが
今とこれからを生きる子どもたちにとって
同じように正解や幸せであるとは
限らない可能性が高いということ。
子どもたちの目の前にレールを敷くのではなく
どんな道でも進んでいけるよう見守る。
子どもたちが憧れるような
「早く大人になりたい!」
そう思ってもらえるような大人でいる。
これが大切なことの1つなのだろうと考えています。
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