無収入で生き延びられる期間を知る①
執筆日:2024年11月14日
公開日:2024年11月14日
無収入生存月数とは、仮に今収入が途絶えた場合、現在の貯蓄(貯金や金融資産)で何か月生き延びられるかを計算したもので、「貯蓄÷月々の生活費」で計算できます。例えば、貯蓄480万円、月々の生活費20万円であれば、24か月(=2年)と計算できます。
会社員であれば失業や病気で収入が途絶えるリスク、自営業あれば仕事の受注がなくなることや自身が働けなくなることで収入が途絶えるリスクは、誰にでも起こりうる現実です。
※日本は社会保障が厚い国なので、「収入が途絶える=終わり」ではありません。気になる方は、セーフティネットを調べてみてください。
無収入生存月数は、安心して生活を続けられるかを見極める重要な数字であり、自分の経済的リスクにどれだけ備えているかを知れる指標なのです。
この指標値が何か月(何年)あればいいのかは、完全に人によると思います。稼ぐ力に自信のある方であれば、短くても安心だと思いますし、私は小心者なので、なるべく長めの方が安心です。
この指標を提唱していた勝間和代氏はYoutube動画の中で、独立する時の無収入生存月数は3年だったと話していました。3年で仕事を軌道に乗せられれば良いと考えていたそうです。
ちなみに私の6年前の家計簿を確認すると、独立当初の指標値は一番厳しく見積もって約4年。売れない時期を過ごし、一番下がった時が約3年でした。ブログ執筆時点では・・・、な・い・しょ
3年もあれば十分ではないかと思いきや、お金が一方的に減る時期は、事業が軌道に乗るイメージがぼやけているので、メンタル的にはけっこう不安と心配が渦巻いていたのです。
私の場合、食欲過多や買い物という不安解消行動の結果、太ったり、不要物が部屋に増えたりしました。不安からこういう行動とってれば、余計にお金も減りますよね。メンタルがお金の使い方に悪影響を及ぼした実体験です。
こういうメンタルになっても、指標値に立ち戻って冷静さを取り戻すのが、主な使い方になっています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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