車の冬装備 ~撮影旅行よもやま話集~
年に1~2度しか雪が降らない、積もっても10センチ程度の温暖な地域に住んでいます。
かなり昔の話ですが、タイヤチェーン(アルミホイールのためスノーネットになる)を買うか、スタッドレスタイヤをアルミホイールに装着で買うかで悩み、結局購入時の価格が安いスノーネットを買って車に積んでおくことにしました。
この当時は、ボーナスがほとんどカメラレンズで消えていくから、ホントお金が無かったんですよ~だから選択ミスをしてしまったんですね。
真冬になり富士五湖方面に写真撮影に行くと、朝霧高原で道路が雪で真っ白になっていたのです。
早速スノーネットを駆動輪の前輪タイヤに装着して、半日富士五湖を巡っての写真撮影をした後、朝霧高原に戻って路面の雪が無くなった所で、タイヤからスノーネットを外しました。
その時に気付いてしまったのです。
スノーネットのスパイクピンは摩耗が激しく、たった半日走行しただけでスパイクピンが、既に新品状態から半分にまで減ってしまっていることに。
これではあと1回しか使えません。
この後直ぐに、スタッドレスタイヤを買うことになりました。
スタドレスタイヤならば、12月~3月まで履きっぱなしでも、3~4年は使えるのですから、その間は冬の富士五湖に何回写真撮影に行っても問題なく、タイヤ交換せずに済むので、初期投資は高くても結局お得となってしまうわけです。
スノーネットは雪が多くてスタッドレスタイヤでも走行困難な場合に使うこととして、冬の間ずっと車に積んだままにしていました。
でもその後は、車を買い替えた時にタイヤサイズが違っていて、スノーネットが使えないと判り廃棄処分するまで、結局それ以降1度も使うことがありませんでしたよ。
小生の買ったスノーネットとは違うメーカーの、安価なラバーチェーンを購入した知人は、ラバーチェーンをタイヤに装着して走り出した途端に、スパイクピンが半分以上抜けてしまい、全く役に立たなかったと、かなり怒っていました。
また最近、インシュロックみたいな方法で簡単装着する簡易チェーンも売っているみたいですが、タイヤが回転したと思ったら、アッという間に簡易チェーンが切れてしまって、これも全く役に立たなかったそうですから、安物買いの銭失いにならないようにしましょうね~!
追伸
タイヤにタイヤチェーンを取り付ける時には、絶対に『防寒防水の手袋』をして取り付け作業しましょう。
素手で取り付け作業をしてしまうと、確実に指が『凍傷』になってしまいますよ~
氷点下に冷えた金属に触れることの恐ろしさは、湿った指の水分を瞬時に凍らせてしまい、指が金属に張り付いてしまい剥がれなくなることです。
氷点下での素手の作業は、一気に指の体温を奪ってしまいますから、非常に危険ですのでご注意を。
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