#34可愛い子には旅をさせよと言いますけどね、言われる前に旅をした児童を襲った未来。苦労は買ってでもした方が良いと思う今。(貧困幼少期からNPO代表理事までを100日で振り返る)
人生は旅だ!自分が行きたいところはどこへでもいける!
小学校3年生の私は漫画を買って読んでいましたが、土日は暇でした。暇だなぁ・・・
そうだ!お母さんの職場へ行こう!
母のへそくりの貯金箱は小銭を貯めていたものの、パチンコに使っていたので中身は1円ばかりでしたが100枚程あり、バス代になりました。
母の降りる最寄りのバス停と、働く店の名前だけは知っていました。
祖母の家に行く道中に通るバス停だったからです。
最寄りのバス停から行先を確認して片道バス代だけ持って、バスに乗りました。1人のバスはドキドキします。それでも行先は何度も見ているから大丈夫。
窓の外の流れる景色を見ながら、”ひとりでおつかい”のように冒険のような時間を、母が喜んでくれるかと思っていました。
母の最寄りの駅に降りました。どこにお店があるかは知りませんでしたが、母が仕事場の話をする中でヒントがあったので探してみたのです。(珍しい場所にあったのです)
あった!!
お店の出入口をのぞき込むと、傍にあったお会計場所から人が出てきてくれました。
『だれか探しているの?』
「おかあさん・・・(ごにょごにょ・・)」
『一人できたん?えらいねー』
(うわぁ 褒められた♪)
そして母が出てきて、心が躍る私・・・
『あんた!なんでこんな格好できたんや!お母さん馬鹿にされるやんか!』
がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん
その日の私の格好は、寒くて鼻水を拭きすぎて袖がガビガビになったジャンパー、手櫛で髪の毛ぼさぼさの姿、よれよれのスカート。手ぶら(笑)
片道分しか持ってなかったので、帰りのバス代を貰って一人寂しく帰りました(笑)仕事中の母は第三者から見られる私を気にしていたのでした。
見た目を気にしていなかった理由は昨日の記事
人生は旅だと思います。
行先を自分で決めて歩いてみると、いいことばかりじゃないけど、予想もしなかったところにたどり着けたり、たくましくなったりがあると思います。
一人ぼっちの活動がNPO法人化しているのも、一人でやってみるという旅に出たからだと思っています♪ささいなことで人生は変わります♪
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私は貧困幼少期の中でお金がすべてと思っていましたが、沢山の方と出会いから教えて頂き、今の私へと育てて頂きました。
誰かの人生を変えるキッカケになればいいなと思って書いています。
note100日チャレンジをする理由はこちら
https://note.com/dreamer_siho/n/nacd594720c6e