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#95進路希望に選択肢は無かった(笑)「志望校が書けない」志望校を考えていない自分と決めている周りとの違い。志望=行けるとは限らないと理解していなかったあの頃。(貧困幼少期からNPO代表理事までを振り返る)中学時代日記#毎日更新

私が料理するときに、開封した材料を一気に全て使うのは、元々幼少期に冷蔵庫が無かった体験からじゃないか説が浮上しました(笑)実際の所、あの暮らしの癖が抜けずに今に来ているのだろうと思っています。私・・ほんとに冷蔵・冷凍保存を避ける癖が猛烈にあります。

志望校はどこを選ぶかは、決まっていない。私は考えた事もなかったのです。近所の高校だけは、選びたくなかった。

中学三年生の春、進路を決めるように先生からプリントを配られました。自分はどこの高校の何学科で学びたいのかを、第一から第三希望迄を書くのです。

(書けない・・・・)

周りを見渡すと近所の高校名を書いていたり、私学を書いていたり。そもそも普通科とか一類・二類とかって何なのだろう?というレベルでした。

ヒエラルキーの引継ぎを感じていたので、私の中ではとにかく近所の高校だけは行きたくないとは思っていましたが、それ以外は何もわかってもいないのです(笑)

『夏休み明けまでには志望校は各自決めておくよーに。オープンスクールや高校見学・説明会の開催日程は貼っておくから各自見ていけよー』

(夏休み明けかぁ・・・ひとまずどんな高校があるんだろ・・)

『吹奏楽が強いから、〇高校へ行く』
『〇を学びたいから、〇高校へ行きたいねん』
『スポーツの推薦で、〇高校へ行けそう』
『〇部は〇高校にしかないからそこに行く』

・・・・

みんなすごいなぁ。。。私には、そういうの全くないなぁ‥と内心思っていましたが、そんなことは言えないから、「そっかぁ。すごいなぁ」とだけ言っていました。

自分には何も無いのです。ただ・・・近所の高校だけは嫌だというだけなのです。志望校をどこにするかを悩み始めました。ただどこかで、ここに行くことになるのかもしれないとも思っていました。

ちなみに私の母はどういった高校があるのかも興味がなく、自身についても祖母が指定した私立の女子高校に進学したということで、参考になりませんでした。なので私は自分で決めるために、高校への体験入学に行くことにしました。

商業高校というものに興味はありませんでしたが、エリア外から受験できるということで興味を持ちました。
「先生、商業高校ってどんな高校なんですか?」
『商業の勉強するんや』

(商業の勉強ってなんやろう?)
いまいちイメージがつきませんでした。なので複数の商業高校に、体験入学をする事に決めました。

この時に行って良かった。

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ささいなことで人生は変わる! その一歩は自分が踏み出すこと。
見て下さったあなたの何かを踏み出す
キッカケになればと思って綴っています。


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