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#40「うち借金あるで」と言うあの子は経営者の子供。借金というものも環境や理由によって全く意味を持つと知った(貧困幼少期からNPO代表理事までを100日で振り返る)
振り返り始めて40記事になりました(パチパチ)まだ小学生(笑)
そう思ってくださった方・・小学生活は約2,190日あるんですよね。
借金は何のために借りたかで違いを知る体験
消費者金融で親が借りていることは理解していたものの、誰にも言えずにいました。
お金の話はしっかり話した方がいいと思う事を書いたのはこちら
誰にも言わないのは、何となく消費者金融が良くないものだと子供ながらに思っていたので、それを言ってはいけないと母を守っていました。
(今となってはそれは守れていたのかでいうと、守れていないですが・・)
学校と家の往復の中で、たまたま何人かで遊ぶ中に混ぜてもらって、女の子のお父さんが持つロールスロイスに乗る体験をさせて貰えました。ロールスロイスだと知るのは後の話なのですが、当時はとても長いの車だなぁと思っていました。
その女の子の洋服は、子供ブランドの服をいつも着ていて、キャプテンサンタやチャンピオンなどでした。駐車場には車が4台ほどあり、全部外車でした。
「すごいなぁ・・・車が一杯やぁ。」
『けど、うち借金とかあるしなぁ。会社してはるから会社でも借金あるみたい』
(えっ!!!!)
「そうなん?借金あるの?」
『あるよー。』
(こんなに一杯車があるおうちでも借金あるんや!!!)
という親近感を持つのでした。
ーーー
その夜
ーーー
「お母さん、今日学校でな、借金あるっていうてはった!うちと一緒やなぁ」
『その人の借金とうちの借金は違うと思うよ』
「そうなん?会社してはるとはいってはった」
『うん。会社してはるなら、一緒ちゃう』
経営者の娘ということで、お金持ちのお嬢さんだったわけです。
今思うと全く一緒ではないよねと思います(笑)
ロールスロイスは電話がついていて運転席のお父さんとやり取りをしている姿をみて、なんでこんな距離で電話あるんやろ?と思っていました。
窓の外を覗くと道を歩く人が車をじろじろ見ているわけです。
もちろんスモークが貼られていたので、物凄く見えていたとは思えませんが、狭い道でロールスロイスのような車幅も大きな高級車が走っていたらビックリされて見られたのだと思います。
ただ人生とは面白いものでその何十年後に、ロールスロイスを扱っている商社の経理をすることになるのです。
まわり回って繋がっているという奇跡。
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私は貧困幼少期の中でお金がすべてと思っていましたが、沢山の方と出会いから教えて頂き、今の私へと育てて頂きました。
誰かの人生を変えるキッカケになればいいなと思って書いています。
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