自分の肩書きについて考える
コロナに感染してから早3週間が経った。
熱は数日で下がったが咳と鼻が未だに治らないでいる。何かずっと鼻声。
今春バテも流行っているみたいだから気をつけよう。
(春バテとは寒暖差が10度以上あると身体の怠さや頭痛、食欲がなくなったり気分の浮き沈みがあったり様々な症状がある。)
そんな感じで過ごしていますが、急な休みだったので有給も取っていない分挽回せねばと空き時間があれば某配達のお仕事をしています。
「好きな時に好きなだけ働くことができる」
配達の仕事は簡単に始められるのが魅力です。
俳優業で例えば予定よりも早く撮影が終わったりオーディションが終わって時間ができた時にすぐ働けるのは便利だなと思います。
職場でいつでも入ってウェルカムな所なら有難いですが、大体は自分都合の話なので難しいと思います。
いつ仕事が入るかわからないので、そういった仕事をしている人にとってはもってこいのお仕事だと思います。
現に配達の仕事と掛け持ちしながら俳優業をしている知り合いがいました。
ただ配達の仕事だけだと天気に左右されたり時間帯によっては依頼が来ないので不安定な部分はあります。
だから複数の仕事を持っている方が安心だと思います。
配達の仕事が日本にも導入されたのが2014年。
10年前から始まっていた事に少しビックリ。
私の記憶ではコロナが流行った時に急激に増えた印象があります。
地域にもよるのか私が住んでいる所では配達している人の姿をよく見かけます。
配達が気乗りしない時もありますが、配達してる人と遭遇すると「しんどいのは自分だけじゃない。私も頑張ろう」と思える瞬間もあり、勝手に親近感を抱く時もあります。
頑張って配達した分ボーナスも入ってくるのでそれもまたモチベーションに繋がるから何とか続いています。
親の世代と比べると随分働き方も変わったなと思います。
一つの仕事を終身雇用まで働くのが一般的だったから、仕事を転々と変えたりする事にあまり良い印象を持たれていなかったけど、今は複数の仕事をしていても特に珍しがられる事はない。
お菓子作ったりマッサージしたり撮影したり色々やっているけど、自分は一体何者なんだろうと思う時もある。
先日、友人の誘いで異業種の方々と交流する機会があった。
自分が何をしている人なのか肩書きを考えてと言われ、決まった名前が「ショコラティエ美容家」だった。
ん?
何かあまりしっくりこない。
本業は役者業と言いたかったけど、こっちの方が興味を持ってもらえると言われた。
確かに周りの人は興味を持ってくれた。
だけど、私はショコラティエと名乗れる程技術もないし、美容家と名乗れる程知識があるわけではない。
まだまだひよっこレベルだと思っているのでどうなんだろうなぁと思った。
もちろんやっている事は確かなのだけど、自信を持って言えるほどではないと感じた。
これからもっと色んな業種の人達と関わっていきたいと思っているし、情報や知識もどんどん増やしていきたい。
その為には自分のアピールポイントが言えるように能力を高めていかないといけないなと今いる自分の現在地がわかった気がした。
目安としてはここ2年は修行の時期だと考えているので精進あるのみ。
少し考える時間が出来ると余計な事を考えてしまったりネガティブな方に引っ張られそうになる時もあるけど、出来るだけニュートラルな状態に戻して引き続き取り組んでいきたいと思う。
2年後には今より自信を持って自分を名乗れるようになります!
配達途中で見かけたツツジ達。
どれも色鮮やかで綺麗だった。癒された。