「汝,星のごとく」という小説
生きるのって複雑だなと改めて強く思った.辛くもあるけど,とても良かった.プロローグで???状態になったが,そのわけがわからないプロローグの意味も最後まで読むとわかった.汝も星もわかった.もっと早くそこに行き着けたのかもしれないけれど,そうはいかないのが人生なのだろう.
いつになったら,あなたは自分の人生を生きるの?
いざってときは誰に罵られようが切り捨てる.
もしくは誰に恨まれようが手に入れる.
そういう覚悟がないと,人生はどんどん複雑になっていくわよ.
自分は本当に恵まれた環境で生きてこられて幸運だと思う.強くなくても生きてこられた.
ちなみに,この「汝,星のごとく」を読もうと思ったのは「流浪の月」を読んだからだ.それでこの作者(凪良ゆう)の本をもう一冊読もうと思ったからだった.
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