紙の本を読み終えてしまったことと「魔女と過ごした7日間」の感想!
こんにちは、サカモトです。
先日、紙の本を読めなくなってしまったという嘆きを書きました。最近、kindleで本を読むようになって、紙の本を持ち歩くのが面倒なのでなかなか読めなくなったという話です。
ところが、ところがですよ。1週間放置して読めなかった本があれからすぐに読み終わってしまったのです。いやあ、自分のことながらびっくりしてしまいした。
あっ、もちろん本自体も面白いというのもありますが、このnoteでなんとかして読みたいんだよなという気持ちを書いたのが良かったと思います。
あれから意識して紙の本を読む時間を取るようにしましたから。
このnoteに書いていることって、読んでる人にとっては「ふーん、そうなんだ」ぐらいの話だと思います。
でも、これを書いている当人としては、このnoteに書くことは、自分との対話であったり、もしくは、読んでいる人へのプレッシャーを感じたりといったことだったりします。
しかし、ここまで効果があるとはね、自分でもびっくりです。
みなさんも、やりたいけどできてないんだよなということがある場合は、noteに書くことをおすすめします。
さて、本の感想ですが、この本はラプラスの魔女シリーズです。
「この世全てを知っているため、未来を全て予測できる存在」の概念、架空の存在のこと指すラプラスの悪魔から着想を得て、作られた話です。
ラプラスの悪魔を題材にして小説を組み立てるというのは、東野圭吾は天才だなと感じます。
本書の主人公は、父親を殺された中学生である月沢陸真。父親を殺した犯人を追っていくうちに、ラプラスの魔女である羽原円華と出会います。
その羽原円華はラプラスの悪魔ならぬラプラスの魔女というべき存在で、天気を正確に予報してみたり、ルーレットに入る番号を投げた瞬間に当ててみたりと、奇跡的なことを次々とやってのけます。
その円華の力を使って、犯人を追いかけていくというストーリーです。
ここまで書いたところで分かる通り、このシリーズは羽原円華が起こす奇跡的な事象がポイントになっています。いかにすごいことをサラリとやってのけるかということですね。
今回はそこが弱かった気がしますね。もっとインパクトのある事象を期待していたんですがね。
インパクトある事象より、裏社会の人間との接点や闇カジノへの潜入、それから意外な犯人などといったことに重点を置いた感じがします。その点はミステリー小説には大事です。
でも、やっぱり円華にインパクトのある事象を起こしてほしかったかなあ。
ちなみに、ラプラスの魔女シリーズは1作目が面白いので、おすすめしときます。
嵐の櫻井翔と広瀬すずが主演で映画にもなってます。