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【書評】「流山がすごい」が本当にすごかったpart2
こんにたは、サカモトです。
昨日に引き続き、こちらの本、「流山がすごい」の解説です。
なお、これからこの本の解説をしていくわけですが、その前に昨日の記事を読んでない方は、そちらから参照してください。
ホリエモンのYouTube を紹介しているのですが、よくまとまっているのでぜひ視聴してぐださい。
それにしても、ホリエモンの取り扱うネタの幅広さもすごいですよね。
さて、それではこの本に書かれている流山のすごさを紹介していこうと思います。
送迎保育ステーション
まずは、送迎保育ステーションです。
流山市民は忙しい朝にわざわざ保育所に子どもを送迎しなくていいのです。駅前の送迎ステーションに子どもを連れて行くと、目的の保育所まで送迎してくれるのだそうです。
いやあ、うらやましい!もう子どもは大きくなったけど、保育所のときは大変だったよな(遠くを見る目www)
午前7時から7時50分の間に、駅前ビルの3、4階にある送迎保育ステーションに子供を連れていく。午前8時、市内各所の保育所に通う子供達がルートごとに送迎バスに乗り込み、9時までに全員が自分の保育所に送り届けられる。
午後4時、送迎保育ステーションを出発したバスが市内各所の保育所を回って子供達をピックアップし、午後5時までに送迎保育ステーションに送る。仕事帰りの親は午後6時までに迎えに行き、家路につく。
流山市民は1日100円、月額最大2000円でこのサービスを受けられる。送迎保育ステーションは通常の保育所も併設しており、お迎えが遅れても午後7時までなら100円、午後8時まででも30分500円の追加料金を支払えば延長保育で預かってくれる。
流山おおたかの森駅
続いて、流山おおたかの森駅です。
まずは、ネーミングです。はじめの予定では流山中央駅だったそう。それを市長が駅名検討委員会を立ち上げ、コピーライターに駅名を考えてもらい、「流山おおたかの森駅」となりました。
すごいセンスがありますよね。それにしても、よくやりがちなのが、市民公募とかで決めそうですが、それをやらずにコピーライターにお願いしたのがすばらしいです。やはりこういうことはプロにやらせないとね。
それから、駅前にショッピングセンターがあるのですが、ショッピングセンターの出店の際に10のお願いをしたそうです。
・大型シネコン(複数スクリーンを持つ映画館)の設置
・大型書店の設置
・日本初または千葉県初の店舗の設置
・デパ地下(デパートの地下1階にある食品売り場)の設置
・敷地内の大規模な緑化
などだそうです。こういうことをきちんと出店の際に条件にするところが先見の明があると思いますね。
シネコンなども近くに柏の葉というショッピングセンターがあって、そこにもシネコンができる関係から共倒れになるおそれがあって渋ったそうですが、そこを市長が「お客を奪ってくればいいんですよ」と言ったとか。
巨大倉庫群
流山には、東京ドーム30個分の巨大倉庫群である「GLPアルファリンク流山」があります。
これにより、新たに多くの雇用が生まれ、朝早くに駅前に倉庫へ勤める人のバス街の行列ができたそうです。つまり、物流倉庫という新たな雇用を生み出されたわけです。
本書の中では、あまり触れられてないですが、開かれた倉庫で誰もが利用できる食堂なども動画では、紹介されてましたね。
さらに、今後は、新たに大和ハウス工業も「DPL流山」という物流施設の建設を計画しているらしく、この2つの施設でなんと1万人の雇用を予定しているそうです。
本当に素晴らしいですね。
人間ドラマもすばらしい
ここまで、この本に書かれていた流山のいいところを紹介してきましたが、これだと単にまちづくりの本でしかないです。
まあ、それはそれはすごいんですが、この本の画期的なところはそこではないんです。なんと流山にまつわる人の物語もちゃんと描き出しているところもすばらしいんです。
と、ここまでで結構なボリュームになったので、続きはまた明日にします。
続きを楽しみにしてください。
それでは、また明日!
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