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映画 碁盤斬り 感想
コロナ禍で唯一といって良い、良かったものに「舞台やライブの配信環境が整った」ということがありますが、映画の舞台挨拶をその映画館で中継で見るというのもなかなか良いものでした。
ということで、映画 碁盤斬り を舞台挨拶中継付きで見てきました。
まだ、公開が始まったばかりですので、 #ネタバレ 対策で改行しておきますので回避したい人は回れ右で。
個人的には面白かったので、普通に人に勧めやすい作品でした。
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ストーリーも難しくないし、人情噺だから分かりやすいところに着地する。
だからといって、ダレるわけではなく、後半の緊張感はずっと続いていたと思います。
予告動画を見ていたら、どちらかというと碁の話よりも復讐劇が中心なのかなって思って、少しバイオレンス寄りなのかな?と思っていたのですが、これはいい意味で裏切られて、バイオレンス色はあんまり濃くないです。
全然知らなかったのですが、落語に「柳田格之進」という噺があり、それがベースになっているんですね。
良いか悪いか、YouTube検索すると出てきました。映画を見終わったあとで
見てみると、差がよく分かると思います。
それにしても、この機会に公式で落語版もYouTubeとかで配信すればいいのにとは思いました。いっそ、この古今亭志ん生さんの元動画を当時のテレビ局とか各方面に調整をしてとか。まぁ大変だろうけどさ。
イベントはあったのか。監督との対談もあったみたいだから、これをいっそYouTube配信で。
春風亭一之輔さんとのラジオにも出たみたいだから、聞いてみようかな。
あと碁のルールはわからなくても映画は楽しめます。碁は何度か覚えてみたいと思う作品に出会うのですが、なかなか難しいんですよね。公式サイトでルールが公開されていました。でも、やっぱり難しい。
ま、ツッコミがあるとすると、斎藤工さんが演じられた柴田兵庫の、後半の立ち回りがね流石に足を悪くしているのに強すぎじゃない?とは思ったけどね。それくらいかな。
最初に書いたとおり、人情噺だからっていう感じで、落とし所が「良いのかそれで?」って思うところもあるけれど、でもまぁ下手にバッドエンドというか嫌な感情が残るよりこれのほうが良いかなって思いました。