目の前はボケていて、少し先だけ見えている/今日写講Vol.13
今回はピントのことを考えながら、目の前に広がる春の空気を捉えながら色々考えてみようと思います。
ちなみに「今日写講」は「今日から使える写真講座」を略してみました13回目。
ピントって大事だよね
ピントって大事なんだけど、何が大事なのだろう。
技術的にこの↑写真はピントが抜けているとか言われるんだろうなと思う。
だけど、あえてこのnoteにアップしている。
この時に、僕が作家だとして
あえてこの写真を撮って、この写真を良しとし、見せようと考えてここにアップしているのは何故か?
を考える人がいた瞬間にピントが抜けていることに理由をみつけれるかもしれない。
そしてこの写真一枚に「2020」というタイトルをつけてみる。
「先行きが見えない世界的混乱に春の日差しをあびながら少し先の未来を見たいと思う僕がいた」というようなステートメントをプラスしてみるとどうだろう。
ピントは大事なんだけど、合っていることが大事ではなくて、写真をどう見せようか、どう見てもらいたいかで、大事の意味が変わってくるよという話。
「2020」
〜先行きが見えない世界的混乱に
春の日差しをあびながら
少し先の未来を見たいと思う僕がいた〜
半径10メートルの小さな世界
なんてね。
ピントが合っているとはどういうことか?
ウィキペディア参照!!!
レンズの入り口から光を感じるセンサーまでの距離を調整してズレを無くすこと?
とりあえず、計算をすると答えが導き出せる代物です。
写真って科学とか物理とか算数とかでできている。
だけど。
1+1=2の世界だけど、
写真を撮る人の気持ちと
見る人の気持ちひとつで答えが変わる。
だからピントが合うという事が
写っているものに対して焦点があっているのか、
写真を撮る人の気持ちの中にピントがあっているのか。
それとも見る人の気持ちの中にピントを合わせるのか。
この事を考えるのが大事!
前回の最後の方にも通じる話かなと思います。↓
事実をどう捉えるか?
どこに、何に、焦点をあてるのかでそこにある事実の捉え方がかわる。
前回書いた「真実」はひとそれぞれ。
ただ、
目の前に広がる起きている事実や現象はひとつ。
捉え方ひとつで、真実が変わる。
画き方ひとつで、真実が変わる。
伝え方ひとつで、真実が変わる。
この事を心に留めながら幸せを届けることが重要。
自社の理念
We are Happy Creator
お客様にとっての幸せをつくることのできる写真を撮り続ける。
だから、目の前で起きる現象の捉え方に間違いをおこさないように心しておかなければならない。
そんな想いでオーナーを務めるスタジオがDot.Graphです。
目の前はボケていて、少し先だけ見えている
今回、スタジオ裏の庭?というか雑木林にあたる春の日差しが気持ちよくてカメラを持ち出して写真を撮ってみました。
ただ、週末や朝のニュース、Twitterなどから聞こえてくる話はやはり自営業をしていると不安に駆られてしまいます。
春らしいくなってきた陽気とは裏腹に目の前がかすんでしまっている感じが、こんなタイトルをつける写真を撮っていました。
そうは言っても先を見て、前に進む事を考えて日々仕事をしていこうと思います。
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