前田龍央|写真館オーナー/結婚指針書ディレクター/写真家
2018年6月から2020年1月まで、福井県の地域誌に寄稿していた写真を撮影する時に誰でもできるワンポイントレッスンを20回分を再構成してアップしていきます。 基本的な撮影技術ばかりですが、初心者の方に写真をちょっと上手になってもらって、皆さんの周りにいる人たちの幸せな瞬間を写真に残していってもらえたらと思います。
家族写真を残す意義、楽しさを伝えていく事の大切さを「なんとなく」では無くて言葉にしながら伝えていけたらと、想いを綴っております。
普段見ているものを、ちょっと違う距離、角度、時間軸で見てみることで新たな発見をする為の今日から使える写真講座。 家からでられない週末に、家の中や近所でカメラを持って、普段は絶体に見ない角度で写真を撮って新たな発見をしてみましょう。 昨日の桜。 お花見って5,6年前に七輪もって日本酒つけて、つまみ食べながらやった記憶が最後。 それ以降の近年は「桜とロケーション撮影」という組合せでお客様と一緒。 昨日の桜は、いつもと違った春の中、一人で見た桜。 山の麓から見えた桜咲く
「おうち時間」の家族写真。楽しみ方[Ver.1] 外出ができない日々。そこにある写真で自分だけの物語をつくってみませんか? そんな写真の楽しみ方を今回お伝えします。 はじめに「家族写真しよう!」なので、今回はテーマは家族です。 その家族をテーマにたくさんの写真を選んだり、並べたりしながら物語を作っていきます。 家族をテーマにといっても、家族みんなで一緒に写っている記念写真も家族写真だけじゃなくて、家族旅行に行ったときに撮った風景も家族写真の一部としてカウントしてくださ
うるう年の今年。2月29日の宮古島。 天気に恵まれたこの日、後輩の結婚式の撮影。結婚式が始まるまでの時間にはじめて南の島の海を写真に残しました。 白い砂浜。エメラルドグリーンの海。 日本海ばかりを見てきた僕は、その色の違いに圧倒されていました。 本当の姿 実はこの日は海開き前。 フレームの外側は砂浜の補強工事真っ最中。 カラーコーンに反対側には重機。 よくよく砂浜を見てみるとキャタピラ痕 フレームの外には、海開き前の現実があったのです。 結婚式後の夕方、同
いつだったか、こんなに移動に自粛をすることがなかった時。 羽田発→小松着の飛行機で東京出張から帰る夕方に撮影していた雲の上。 iPad miniでの撮影。 撮影したままのデータは少し黄色い雲。 東から西に向かって、日が沈む方向へ飛行する飛行機から見える雲は夕方の少し黄色の色を帯びた「白」でした。 基準の白は何色?適正な色味を出すためにデジタルカメラには「ホワイトバランス」という機能が備わっています。 フィルム時代は「デーライトフィルム」「タングステンフィルム」で基
何気ない今の街を撮る事で、1年後、3年後、5年後に同じ場所に行くと様変わりする「街」 それは、今が全く同じように未来に存在し得ないことを教えてくれます。 写真の整理僕がまとめているマガジンの「家族写真を残していくということ」の「家族写真しよう! Vol.03」では家族の写真を撮りっぱなしにするだけじゃ無くて、家族で改めて写真を見る機会をつくって、カタチにしようという話を書きました。 これとは違った写真の効用をお伝えしてみようと思います。 メインじゃ無い写真今回の話は元
かなり前の21歳になろうとしている冬の記録(約20年前)。 知人を頼ってヨーロッパへ。その知人とは数日で別れ英語も話せないフランス語もデンマーク語もオランダ語も何も話せない僕は街をさまよい続けた時の記録である。 プロローグ 使ったカメラはコンパクトフィルムカメラ。 メンテナンスをしなかった僕は裏蓋か何かについていたゴミを放置していた。 そして撮影したほとんどの写真に一直線の傷を残した。 フィルムに傷を残すだけでなく、 約1ヶ月の旅は心を疲弊させ、 日本に戻って
今回はピントのことを考えながら、目の前に広がる春の空気を捉えながら色々考えてみようと思います。 ちなみに「今日写講」は「今日から使える写真講座」を略してみました13回目。 ピントって大事だよね ピントって大事なんだけど、何が大事なのだろう。 技術的にこの↑写真はピントが抜けているとか言われるんだろうなと思う。 だけど、あえてこのnoteにアップしている。 この時に、僕が作家だとして あえてこの写真を撮って、この写真を良しとし、見せようと考えてここにアップしている
春分の日を含む3連休なのに外出して余暇を過ごすことが難しい状況。3連休があけても在宅勤務やテレワーク。そんな家で過ごす時間が長い時間に家族写真しよう! 「家族写真しよう!」を書き始めた理由はVol.01を読んで頂きたいのですが、今現在フォトスタジオ「Dot.Graph」を経営しながら、改めて家族写真を残す意義、楽しさを伝えていく事の大切さを「なんとなく」では無くて言葉にしながら伝えていけたらと、想いを綴っております。 家族写真は撮るだけで終わらない今回は家族写真を撮って残
温かな1日でした。色んな意味で
今日から使える写真講座。略して「今日写講」。今回は写真の歴史から「光画」を思い春の日を表現。そして写真という言葉を考察してみます。 福井の空模様は雨。それも強めの雨が降っている朝です。 夜の長かった日々から、陽のひかりがこれから少しずつ長くなってきます。 写真× 光画○19世紀前半に上野俊之丞という人がダゲレオタイプカメラをオランダ人から購入、多くの人が研究した後に上野彦馬が1862年に写真館を長崎に開設し、プロのカメラマンとなる。なおその頃の写真術はコロディオンプロセ
役所関係をいったりきたり。最後はマイナンバーカードをつかってコンビニで住民票。事前に調べて準備しておくとスグに対応してくれた。 写真も事前準備9割。そんな事が頭をよぎった、温かなお彼岸前の1日
「残す」を積極的に。 前回Vol.10でまとめましたが、11回目からは写真を積極的に残すキッカケを書いていきます。 春になってきました。新年度が近づいてきて別れと出会いの季節。心機一転新しい事がはじまりそうな気持ち。そして雰囲気のはず。 といっても、2020の春は特殊な雰囲気に包まれています。 そんな、2020年3月18日 Dot.Graphのある場所は、福井市の中心から車で15分ほど東部にある昔からある農村の一画。 その農村の外れで風と太陽を感じ お坊さんの心
10回目なので、今までのまとめとこれからの記事について書こうと思います。と、言うのもnoteをはじめて書き進めたり、他の方の写真に関する記事を読んだりしていると、「写真」と写真を撮るための道具であるカメラを使いこなす「技術」に関することが混ざりすぎていて、わかりにくいかなと感じました。 ということで、一旦まとめを書いてみて、これからの「写真講座」に関する方向性を考えてみようと思います。 Vol.00にあたる「自己紹介」自己紹介と自分が写真に写り残す事の体験を通した内容から
人物写真、ポートレートを素敵に撮るための第一条件。と、それを知る為の写真の善し悪しを考察 2018年6月から2020年1月まで、福井県の地域誌に寄稿していた写真を撮影する時に誰でもできるワンポイントレッスンを20回分を再構成してアップしていきます。 写真の善し悪しカメラという道具をつかって、写真編集ソフトでレタッチして、アプリならフィルター使って写真を仕上げます。 道具を使い最高の仕上げをしていく事はとても重要です。 できうる限りの技術をそこに注ぐ。これは当たり前であ
レンズの望遠、広角、標準といった画角の違いは「距離や広さ」を表現するだけじゃない!のである。印象的な写真を残すための練習方法。 2018年6月から2020年1月まで、福井県の地域誌に寄稿していた写真を撮影する時に誰でもできるワンポイントレッスンを20回分を再構成してアップしていきます。 写真の上達に向けた第1歩今、カメラを買うとズームレンズが標準的についてきます。これが写真の上達を妨げるひとつの要因かなと思います。 だからこそ、第6回目の記事でも書いた「写ルンです!」で
今回の「家族写真しよう!」で書かせて頂くのは僕自身が12年前に大阪で営業していたギルドギャラリーOSAKAというスペースで開催された写真展「矢田淳子写真展 記念写真」を通して見えてきた事です。 「家族写真しよう!」を書き始めた理由はVol.01を読んで頂きたいのですが、今現在フォトスタジオ「Dot.Graph」を経営しながら、改めて家族写真を残す意義、楽しさを伝えていく事の大切さを「なんとなく」では無くて言葉にしながら伝えていけたらと、想いを綴っております。 写真展の記録