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うどん県に行ったのに、うどんには一本も触れず仕舞いだったこと
前日はこちら。
夕刻に到着したお宿では、温泉に入って食事をして、あっという間にバタンキュー。写真一枚もなし。どんだけ遊んだんだ、我。
その分、翌朝は、いつもならば寝ている時間から元気に活動開始です。
そう、今日は金比羅詣でをするのです。シュラシュシュシュー。
オフィシャルは↑こちら。
早朝だけあって、ひとっこひとりいやしません。
1368段という階段の段数がフィーチャーされがちな金比羅宮ですが、実はとっても参道が楽しい。
ずーっと階段が続くわけではなく、間にちょいちょいなだらかな道が続くので、思っていたほどキツくありません。
こんな感じ。独り占めやで。
山形の山寺も1000段の階段で有名ですが、山寺の場合、ひたすら階段が続くんです。多少の踊り場以外、逃げ場が一切ありません。
それに比べたら、途中途中の山道や非階段がある分、山歩き気分で登れます。
噂の山寺とこことの兄弟分的な青銅の灯篭。
あれこれ見ながら、息を整えつつ進みます。あと少し!
本宮に到着!
そしたらなんと!朝のおつとめの真っ最中! #金比羅さんの朝のお務めは9 :00
祝詞の後、太鼓を叩いた神職さんが神様へ朝食を捧げにいきます。初めにお野菜(きゅうりと大根?)、次に御膳、最後に御神酒。御神酒が2回運ばれた気がするけど、気のせいかな... お膳の回数は、他よりも多かったように思います。神様がいっぱいいるからかしら。
全て見届けてから、奥社へ参ります。
やっぱり人がいない(笑)
途中の真っ赤なお社。ジスイズジャパーン!的な。
そして奥社に到着です。
なんと!ここでも朝のおつとめに遭遇しました!
1日2回も朝のおつとめに参加が叶うなんて、びっくりです。こんぴらさんでは、下と上で同じ時間にやるのではなく、順繰りにやるのね。
神職さんと同じペースで山道を登ってきたということかしら。
ちなみに奥社の神職さんはお一人のみ。よって、朝のおつとめの時間は、お札を買うことはできません。おつとめが終わるまで、皆さんお待ちになられます。
脇の方で、終わるのを待っている工事(または庭の修繕)担当者さん共々、こちらでもおつとめ(お膳はシンプルな1膳コースでした)を最後まで見届け、山頂からの風景を愛でてから、下山します。
途中で立ち寄った資生堂パーラーが運営しているカフェ「神椿」。お外の席に座れなかったのが残念だけど、アフォガードと共に、窓際で緑を愛でることができました。
アイスでチャージ後、再び下山を開始すると、視界の端を横切る白い影。
運動中の神馬「月琴号」に遭遇しました!カメラ目線の神馬さま。御歳17歳であらせられます。ツヤッツヤや。普段は厩舎におられる為、運動している姿はレア。なんとありがたい...
丸山応挙の襖絵の虎にご挨拶すべく、書院にも立ち寄りました。#寅年詣で
ああ、あのもふもふの尻尾に触れてみたい。そして襖からこちらに向かって流れ出すようなあの川の流れに手を浸してみたい。
人間がどこにいても、目を合わせてじっと見つめ続ける虎さんたち。ここで待機してたら絶対悪いことできしまへん。邪念を持った途端、この虎にガブリとやられそう。
ここも私の貸切で、庭をホゲー、絵をホゲー、と堪能しました。応挙独り占め。なんかすごい。
階段を下り切る少し手前で右折して、日本最古の芝居小屋、金丸屋にも寄りました。
中は改装中で見られず...
HPでは工事終了となっていたのですが、今年もコロナで4月歌舞伎が中止になった為、のんびりと仕上げることにした(らしい)。
きっとここでの歌舞伎を見にきんさい、というメッセージだと解釈し、その場を後にしました。
ここからは再び電車に乗り込み、窓越しの瀬戸内海の海にご挨拶。やっぱりこの景色が一番きれい。
ここからは、旅好きだった祖母に旅の話をするべく祖母のお墓へ参ります。
続く。
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