耳鳴り潰し204(人狼、けいおん、ここにいない子どもたち)
この日は息子から「人狼やりたい」と言い出す。二日目にもなると、前日のように明らかなボロを出す人もいない。私に人狼役が二回振られ、一度は勝利したが、二度目は二日目に吊られた。
まだ自分で誰が怪しいか予想するのが難しい息子は、妻の意見に乗っかることが多い。二人の票が集まれば吊られてしまうので、「いかに妻に怪しまれないか」を競うゲームにもなっている節があった。村人役の時には、各人が人狼役をやっていた時の素振りを頭に入れながら推理するのだが、皆やり慣れてくると誰もが怪しく見えてくる。この日の私の予想はほとんど外れていた。
夕方にもう一度息子は人狼をやりたがったが、妻に断られるとしょぼくれていた。アプリゲームで人狼はあるが、リアルタイムチャットで行われるので、ラグがあると難しいし、大人相手に息子が入るのも難しそうだったので入れなかった。
娘は最近のお気に入りの曲を歌いながら絵などを描いていた。「家の中で歌うことを恥ずかしいと思わない」というのはよい傾向である。私も朝布団を畳みながらレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン「ゲリラ・レディオ」を聴きながら歌っていた(日常)。
新書系名義でkindle書籍一冊刊行。しかしページ数は30ページしかない。いろいろな題材で続けていく。軌道に乗れば紹介します。
ブロリーの映画の続きは結局この日は観ず。夕飯時にアニメ「万聖街」を完走し、時間が中途半端に余る。「銀魂観たら?」と提案するが娘はその気分ではないらしい。私の提案で「けいおん」を再生してみる。2009年放映、15年も前の作品になるわけだ。どうしても「ぼっち・ざ・ろっく」と比べてしまう。物語が転がり出すまでのテンポが非常に遅く感じる。というかそもそもあまり転がらない話だった気がする。
バンド活動している姿、というよりも、ぬるい部活をしている姿を見せたかった。厳しい部活反対派。
体調のこともあり、他に執筆したいこともあり、シロクマ文芸部への参加は二週続けて見送り。メンバーシップ様向けの週一記事を欠かすわけにはいかないので、子どもたちとわいわい遊びながらふと思った「上の子と下の子の間にいたかもしれない二人の子どもたち」について書く。
「生まれてこなかった子どもたちへ」(音楽随筆集「電車かもしれない」たま)
今日の一枚「実用性を無視したデザインのフライパン」