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耳鳴り潰し129
昨日の結石の痛み(おそらく)について、子どもたちに「左わき腹の中でエスカリボルグ(「撲殺天使ドクロちゃん」に出てくる、何でもできる魔法のバット。トゲトゲつき)が暴れているような感じ」と説明すると、伝わる。
トゲトゲゴムボールを使った、ドッジボール風の遊びの最中、ボールを投げられる瞬間に変な声が出てしまうのだが、「メタス(「Zガンダム」に登場するモビルスーツ)!」と言ってしまった流れで「ガンダム!」「ベルガ・ギロス!(「ガンダムF91」に登場する指揮官用モビルスーツ)」といった叫び声をあげてみる。ツッコミ不在。
図書館に行く。結局自分用に借りた本は読まなかったので、子どもの分だけを借りる。娘リクエストの「冬野夜空」氏の著作は全て貸し出し中だったので、「五分で読み終える~」シリーズをいくつか借りた。息子向けにいくつかと。図書館に隣接している、隣校区の小学校からは、プール授業の歓声が聞こえた。うちの子どもたちの通う小学校とは、開催基準が違うのかもしれない。暑さ指数が高いため、明日のプール授業中止のメールがまた入っていた。
メンバーシップ用記事「Bラインについて」追加。発表基準をどのように決めているか、アイデアのふるい落とし方法などについて。
午後から新たな遊びが開発される。マイクラごっこの予定が、バルーンの剣を持ち出したことにより、ちゃんばらごっこが始まってしまう。しかし思いのほか子どもたちに受けがよく、私の身体の負担も少ない。ボール遊びの場合、ボールが逸れた時の急な動き、地面のボールを拾い上げる時、この二つが私には負担となる。ちゃんばらごっこの場合、私の予定した動きで動けるのと、ほとんどが手首の軽い動きでの対応となる。
リーチ上、息子が完全に不利となるため、加減してゲームメイクするのが難しい娘と息子の対戦では、息子が投げ出してしまう。娘と私の対戦、秘密兵器が解除されればそこに息子が参戦して二対一となる。娘が休憩後も「もっとやるよ! 痩せたいから!」と息子に誘われる。汗だくになり二回着替えた。
身体を動かしたい、という意欲が出てきたのはいいことだ。怪我しないように注意していく。
おかゆまさき「撲殺天使ドクロちゃん」第一巻を読了。物語を畳みにかかった最後が少し読むのがつらかった。元々は「第二回電撃hp短編小説賞」の二次選考通過作の一編だったという。編集部内でこの作品に対する評価が真っ二つに分かれ、雑誌に掲載して反応を見よう、といった流れになったのだとか。その結果、予想をはるかに上回る評価と苦情が届き、あれよあれよと全十巻のシリーズになったり、アニメ化されたりした、というわけだ。何が起こるか分かったものではない。編集部の英断が、作品と作者の運命を変えたといえる。
「おいしい給食season2」での傑作回「コッペパンと僕の友達」を再鑑賞。転校の決まった生徒が、最後の給食となるコッペパンを、箱ごと持って逃走する。追いかける甘利田先生と、給食好きの生徒神野。炎天下の中走り続ける様子に娘が爆笑している。生徒がたどり着いたのは、橋の下に住む野良犬「信玄」の元だった。最後の給食を信玄と一緒に食べたかったのだ。事情を聞いた甘利田は信玄を学校に連れていくことを許す。校舎裏に給食を運んでやる、とも。納得してコッペパンを返す生徒に対し、「神野、確保」と甘利田が指示すると、冷静にコッペパンの入っている箱を確保する神野。感動的な流れが一瞬で冷静になる瞬間が面白い。
そして給食前の校歌斉唱のシーン。いつもなら教室で熱唱する甘利田だが、学校の校門をくぐったあたりなので、三人でジャンプしながら校歌を歌う。校舎に入る前にきちんと手も洗う。何故か三人でミュージカルのようになっている。
そして給食実食のシーンでは、いつもなら対立構造である甘利田と神野が、同じ食べ方を楽しみ、共に給食道の求道者であることに気付く、という流れ。なんだその流れ。「ハムとチーズのはさみ揚げ」を甘利田が「ジュワー、ジュジュジュワー!」とオーバーアクションで味わうシーンを、息子は真似していた。
ライバルとの共闘、タガの外れた演出、「おいしい給食」の魅力が詰まったこの回。これを観るために「おいしい給食シーズン2もう一回観たい!」という息子の声があったのかもしれない。
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