音楽はタイムマシンvol.2
「サブライムのサンテリア」
魔法でも呪文でもありません。
毎年夏が近づくと私が聴きたくなる曲です。
若い頃、バンド活動をしていた時によく聞いていた曲で、もう20年以上聴き続けています。
「サブライム」はアメリカ西海岸カリフォルニアで結成された、スリーピース+ダルメシアン一匹のバンドです。
パンクロックにレゲエやスカを取り入れた、独特なサウンドがとても魅力的で、たまにダルメシアンの鳴き声も入っています。
その中でも「サンテリア」という曲は、ボーカルである、「ブラッドリー」の奏でるアコースティックギターの音色と、優しい歌声がとてつもなく心地よい名曲です。
「20年以上も聴き続けているとてつもない名曲」と言っているわりに、私は今だに歌詞の意味も知りません。
まず第一に英語もわからないし、特に調べてもいない。
でもこの曲は大好きなわけで…
ようするに雰囲気が好きなんですね。
雰囲気が好きなだけで、20年以上聴き続けられるってなかなか凄いと思いませんか?
聴き続けていると言っても季節ものと言うか、夏が近づくと何故か聴きたくなり、夏の間に2〜3回CDプレーヤーでかけて、また来年みたいな風物詩的な付き合い。
夏が終わってしまえばおそらく次の夏まで聞かないかな。
ハワイでお土産に買ったアロハシャツ的な曲です。
それでも自分の人生を振り返った時になくてはならない一曲なのは確かです。
最近は、そんな自分の中の風物詩的な曲がもっと増えたらいいなと思うんです。
12月になるとクリスマスソングが聴きたくなる様に、季節に合わせて自分の思い出の曲が聴きたくなるような。
欲を言えば月ごとにあればなお良いですね。
月始めの2〜3日は思い出の曲を聞き、今の自分と比べてみたり。(なんだか仕事に集中できなくなりそうですが。)
でも、今のままだと、毎年同じ曲で同じ時期だけを思い返してしまいそうで、もっと新しい曲をインプットしていかないといけないなと思うんですね。
実感がある、ないに関わらず、自分は常に最新バージョンにアップデートされていているわけですから(進化か退化かわかりませんが)、
新しい自分に合わせて、新しい曲を仕入れた方が良いんじゃないかなと思ったわけです。
もっと自分から時代に合わせていかないとね。
よし手始めに、Mステ毎週録画しよう。