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vol.101/ないものねだりの先にあるもの

今年の長かったgwも終わり迎えた月曜日。
皆さんはどのような休日を過ごされましたか?
制限のない久々の長期休暇、たくさんの経験と思い出で溢れた日々だったことと思います^^

私のgwは今年も仕事に始まり、仕事に終わるという感じであっという間に過ぎ去りましたが、終わってみると本当にこうしてまた忙しくお仕事をさせてもらえることへの感謝がむくむくと湧いてきて、本当に有難いしなんて幸せだろうと噛み締めています。

でも今年のgwは私の中でいつもと何かが違っていて、それは無理矢理にでも時間を作って友人と会う時間を得たり、夫と仕事以外の話をする時間を意識的に増やしたり、そんな“仕事以外の時間”を設けたことが大きかったように思う。(本当に一つの物事に集中してしまうとそれしか見えなくなり、それ以外が手に付かなくなるタチの人間だからこそ、この意識的に仕事以外の時間を持てた自分を褒め称えたくなる。)




gw半ば、家族の転勤で関西へ行ってしまった友人が半年ぶりにこちらに帰って来ていて、仲の良い3人で会う約束をしていた夜。この時期には珍しく冷たい雨が降っていたが天気なんかこの時の私たちにはもちろん関係なく、冷たい雨が降っていようがいつもだったら絶対さす傘もささずに夜の街へ向かった。3人集まると未だに高校時代にタイムスリップしておしゃべりが止まらないティーンエイジャーになってしまう。ただ話す内容が恋よりは愛の話で、進路の悩みではなく仕事や家庭の悩みになったことを思うと、やっぱり私たち大人になったのねーと思わずにはいられない。



2人の可愛い男の子を育てながら自分で仕事を始めた彼女と、最近2人目のベイビーが判明しこれまた可愛い女の子の子育てと仕事、そして自分は妊婦というスペシャルハードな日々を送る彼女、そして子供のいない私。そんな彼女たちを私は誇りに思っていて、本当に世のお母さんたちってすごいなと感心する。私はお酒も相まってそのことを改めて、それでいて熱く彼女たちに伝えると、
“私たちのどこが!?誇りだなんてとんでもない!”
と2人は声を揃えて言い、彼女たちは私のことを褒め称えてくれた。

要はそれぞれ“ないものねだり”なんだ、きっと。

これまでも集まれば話が盛り上がり、最高に楽しい時間を3人で共有して来たけれど今回は一味も二味も違っていた。心の底から思うそれぞれへの尊敬だったり、ずっと言葉にできない、或いは言葉にしてはいけないと思っていた各々の悩みや葛藤を共有できたから。どれもこれもティーンエイジャーを超えた今だからこそ共有できることで、そして改めてお互いを尊敬できることだった。



私は人と比べたりすることやないものねだりを“悪”だと思い込んできた。
でもそうでもないのかも知れないね。

人と自分を比べて落ち込むんじゃなくって、
その違いを受け入れてそして尊重する。


こんな風に比べるということを活用できるのならそんな最高なことはないと思うし、ないものねだりを認めて共有した先には讃え合いや尊敬が待っていたりする。例え考え方が自分と違っていたとしても、それぞれ違う景色を見ながら人生を歩んでいようとも、それは当たり前のことでその違いを受け入れてリスペクトする。
ないものねだりの先がリスペクトなんだってパーフェクトな気付きのあった最高なgwと、最高な彼女たちとの夜。

大切な時間をありがとう。

また会った時、どんな話ができるのか本当に楽しみだし、その時には今より成長した自分で会いたいと思える彼女たちがいることがやっぱり私の糧で誇りなのだ。



それでは今週も愛が溢れる一週間でありますように…




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