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決めたとおりになんて進まない

今日も #婚活コラム をお届けします。

突然ですが、こんな目標立てたことはありませんか?

  • あと3キロ痩せてから婚活を始める

  • クリスマスまでにいい人を見つける

  • 1年以内にプロポーズしてもらう

...…私はあります。

大学の頃は「来月こそは彼氏を作る!」と友達に宣言して、
とうとう作れずに4年を終えました(笑)

私のように、パートナー探しで何かしらの目標を立てる人は珍しくありませんよね。


今日は「でも意外と叶わないよね、それ」「決断なんてなんぼでも変えていいんですからね」って話をしたいと思います。


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事例1:私が決めていたこと(恋愛しない)

アラサーの私は「転職するまでは恋愛はしない」と決めていました。

それは目指す職業のレベルが高く、かなりの学習時間を割かないと転職が難しいと予想していたからです。

これは結構大きい決断でした。
日本での婚活をやめ、お金も何百万も投資して、海外に出て。

まさに背水の陣です。

決断をゆるがす出会い

しかし私は海外で、現在の夫に出会いました。
といっても、出会った瞬間に恋におちたわけではありません(当時別に好きな人もいたので)。

しばらく一緒にいる過程の中で「交際する」という選択肢が出てきました。

それで、私のこの決断について、交際まえの夫にも話したんです。

私「転職するまで恋愛(交際)しないって決めてたんだよね」

夫「なんでそう決めたの?」

私「私、恋愛がスタートすると日常生活のバランスが崩れるの。恋愛一色になって仕事も勉強も中途半端になる。そんな状態じゃ目標達成できない。英語も勉強も本気でやらなきゃいけないし。」

(実際この時期は、家にこもって、誰とも交流せずにずっと勉強してました。好きな人はいたけど気持ちに蓋をして見ないふり。)

夫「なるほどね!一理あるかも。でもいつ仕事が見つかるかわからないのに、ずっと恋愛しないで(他人との交流を控えて)過ごすって現実的?せっかく海外にいるのに。
それに両立する道だってあるよね。中途半端になっていたのは過去のよく子であって、今の君じゃない。君はずっと過去にいるわけじゃなくて成長してるんだよ。」

セリフはうろ覚えですが、そのときふと「確かにな」と思ったんです。

「〇〇を成し遂げるまでは恋愛しない」
響きはカッコよく、強い覚悟のようなものを感じますが、
恋愛や結婚しながら成功してる人だっているわけで。

精神のバランスを保てない、未熟な自分は変われないだろうと、自分を信じず、挑戦せず、どこか諦めていたような気がしました。

自分の決断を「少し変えて」交流を増やした結果...…

夫(当時は友達)との会話を終えて、しばらく考えて、私は周りの人との交流を増やしました。

「他人との関わりも重要な学びのひとつ、ソーシャルスキルは仕事にも絶対役立つはず」と思い直し、当初の決断を少しゆるめ、自分の行動を変えたのです。

その結果、友達が増えただけでなく、夫との距離が近くなり、いつの間にか結婚していました(嬉しい誤算!!!)

ここら辺の詳しいことは以下の記事に書いてます👇


事例2:彼が決めていたこと(恋人関係は短期のもの)

「決めたとおりには進まない」もう一つのエピソードをご紹介します。
これもなぜか結婚関係のエピ。

私にはブラジル人の男友達がいます。

彼は母国に彼女(仮)がいました。でも、彼は一人で海外留学する予定を控えていました。

なので彼女には「僕はあと3ヶ月だけ僕らの関係を続けるつもりだよ。この期間を思いっきり楽しんで、その後は君との関係を終えて海外に行く」と伝えていたそうです。
彼女もそれを了承して、交際開始。

日本人的な感覚からいうと、ちょっと驚きですよね(笑)

彼は現地生活に慣れてきてから、現地で恋人を探そうと思っていました。

意外によかった遠距離生活

しかし交際の過程で、「やっぱり遠距離恋愛にチャレンジしてみようか」という話になり、軽い気持ちで連絡を継続しました。

この時点で、最初の決断(=関係を3ヶ月で終える)を覆していますよね。

海外渡航後も、ビデオ通話をしながら、一緒にオンラインで映画をみたり、お酒を飲んだりして過ごしたそうです。


気づいたら彼女も移住を決めて結婚

時は流れて、お互いなくてはならない存在になった二人。

ついには一度も海外に出たことがない彼女が海外移住を決めて、現在は結婚して二人で海外で暮らしています。

彼女もまた、3ヶ月の短期交際の取り決めを変え、遠距離恋愛というスタイルを変え、母国を出ないという決断を変え、結婚という大きな決断をしたのでした。


人の気持ちに「絶対」はない

二つのエピソードを聞いて、どう思いましたか?

  • 気持ち、ブレブレじゃん。いい加減だなぁ。

  • そんな中途半端な決断は決断と呼ばないでしょ

そんなふうに感じた人もいるかもしれませんね。

それはそれで否定しません。

しかし私は、人の気持ちに絶対はないと思っています。
いくら時間をかけて調べて考えて、お金をかけて努力しても、
気持ちが変わることはある。

また、時を経て「最初の決断がちょっとおかしかった」と気づくことも。

そんなときはね「でもこんなに時間やお金使っちゃったしもったいない」「一度決めたことは最後までやり抜くべき」なんて考えずに修正入れちゃえばいいと思ってます。

「計画を変える」と決めたなら、それもまた立派な決断じゃない?

計画を変えるのが苦手な日本人

日本人って変えることが苦手ですよね。

わけわかんない校則が永遠に残っていたり、
「先輩がこうやってきたから」「うちの会社では昔からこうだから」
と、古いやりかたをいつまでも継ぎ足し続ける秘伝のタレの如く使い回す。

お役所的なところで働いてるとよくわかります。

継続することに大きな意味・メリットがあるならもちろんいいんです。

でも時折「新しいことを考えたくない、変わることに労力を割きたくないからとりあえず継続してるだけでしょ」ってケースも目にする。

私は、そんなんは変えてみよーよ、むしろ残してたらマイナスでは?と思うわけです。

臨機応変さが、思わぬいい結果を呼ぶこともあるのです。

今回紹介している例は婚活コラムということで結婚ですが。

それ以外にもさまざまないいことが起こり得ます。

コロコロと変化していくことは、必ずしも悪ではないのです。

不本意ながら計画変更しないといけない瞬間もある

それから、いくら計画を変えずにいたくても、自分の意思ではどうしようもないことで計画を変えなくてはいけない場面もあります。

例えば2020年のパンデミック。
海外移住を考えていた人は、渡航先によっては外国人の入国を規制していたので、計画を変えざるを得ませんでした。

この時期に飲食店を開いていた人も、生き残るために、デリバリーに切り替えるなどの対応を求められていましたよね。

「変わること」に慣れていないと、変化を強いられたときのストレスはものすごいものですし、すぐに行動に移せない可能性があります。

だから私は、ガチガチに計画を固めて最後まで変えない強さよりも、ある程度の柔軟性を残して計画・行動することが大切なのだと感じています。

変化のスピードが速い現代においては、このようなフレキシブルさが有利に働くことが多いでしょう。

決断が変わることを恐れず、堂々としていよう

今回は「決めたとおりには進まない」って話をしました。

婚活をしている女性はできれば子供を産みたいから、時間的な期限を設けていることもあるでしょう。

それはそれでいいと思います。期限を決めてたほうが、行動できるタイプの人もいるので。

しかしそれでも、結婚は相手ありきですることなので、完全に計画することは不可能です。

だからこそ、仮に自分で決めた計画を変えなくてはいけない場面が来たとしても、「さーて、もっといい計画に変えちゃいますか⭐️(※余裕のある笑みを浮かべながら)」と恐れずに向き合うといいと思います。

結婚しても、その先も、人生の中ではたくさんの決断をしていくことになるので。

「この決断は正しかったのか」答えがわかるのは何十年も先ってこともザラですよ。

先が見通せなくても「エイヤっ」と勢いで決める人生も楽しんでみてはいかがでしょうか。

それではまた!


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