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子どもが自ら動く!「命令」から「リクエスト」に変えるだけ。その方法を紹介
こんにちは!
子育てをしていると、つい頭ごなしに子どもに怒鳴ってしまうこと、誰しもあるのではないでしょうか。でも、ちょっと待ってください。子どもにも、子どもなりの考えや感じ方があります。ママやパパが一方的に子ども扱いをして、頭ごなしに叱りつけてばかりいると、子どもは心を閉ざし、話も聴いてくれなくなってしまいます。子どもの「やりたい」を引き出すために、出来ることは何かを考えるきっかけになればです。
「リクエストする」ってどういうこと?
「早くご飯食べなさい!」「部屋を片付けなさい!」
毎日、子どもに指示や命令をして疲れていませんか?
実は、指示や命令ではなく「リクエスト」を使うことが大切なコミュニケーションのひとつです。
「命令」は、 一方的に 行動を強制すること。一方、「リクエスト」は、相手に選択権を与え 、 協力を求める ことです。
「命令」では、子どもは やらされている感が強く、 反発したり、 やる気をなくしたりすることがあります。
しかし、「リクエスト」であれば、子どもは自分で決めて行動 することができるため、 自主性を育むことができます。
また、「リクエスト」は、 親子の信頼関係を築く上でも有効です。
親から尊重され、 信頼されていると感じると、子どもは 心を開き 、協力しやすくなります。
なぜ「リクエストする」ことが大切なの?
「リクエスト」と「命令」の違いは、なんとなく理解できたかと思います。
では、なぜ子育てにおいて「リクエストする」ことが大切なのでしょうか?
子どもに「リクエストする」ことには、たくさんの素晴らしい効果があります。
まず、子どもは「リクエスト」を通して、
自分で考える力
判断する力
責任感
を育むことができます。
自分で決めて行動することで、 自信や 自己肯定感を高めることにも繋がります。
また、「リクエスト」は、 親子の信頼関係 を育む上でも、とても重要な役割を果たします。
「命令」ではなく「リクエスト」することで、子どもは尊重されていると感じ、親に対して心を開きやすくなります。
そのような日々の繰り返しによって、親子の間で協力関係が生まれ、より良好なコミュニケーション を取ることができるようになっていきます。
「リクエストする」ことは、子どもの 自主性や成長を促すだけでなく、 親子関係をより良いものにする ための、魔法のコミュニケーションとも言えるでしょう。
今日からできる!効果的な「リクエスト」4つのポイント
「リクエスト」の効果は分かったけれど、具体的にどうすればいいのか?
気軽に今日から実践できる効果的な「リクエスト」の4つのポイントをご紹介します。
ポイント1: 具体的に伝える
「ちゃんとしなさい!」など、 曖昧な表現ではなく、「おもちゃを箱にしまってね」「宿題を終わらせてからゲームをしてね」のように、 具体的に何をしてほしいのかを伝えましょう。
子どもは、何をすればいいのかが 明確 になることで、行動しやすくなります。
ポイント2: 選択肢を与える
「今すぐお風呂に入りなさい!」ではなく、「お風呂はご飯の前と後、どっちがいい?」のように、選択肢 を与えましょう。
子どもは、 自分で選ぶ ことができることで、やる気を高めることができます。
ポイント3: 理由を説明する
「なぜそうしてほしいのか」を丁寧に説明 することで、子どもは納得 し、 協力 しやすくなります。
例えば、「お友達の家に行く前に、宿題を終わらせてほしいの。そうすれば、お友達と遊ぶ時間を気にせず、思いっきり楽しめるでしょ?」のように伝えましょう。
ポイント4: 感謝の気持ちを伝える
子どもがリクエストに応えてくれたら、「ありがとう」「助かったよ」と感謝の気持ちを伝えましょう。
感謝の言葉を伝えることで、子どもは 認められた と感じ、 自己肯定感 を高めることができます。
これらのポイントを意識することで、子どもとのコミュニケーションはよりスムーズなものになるでしょう。
あるある事例!あなたはどう考える?
他のご家庭では、どのように「リクエスト」を活用しているのでしょうか?
具体的な例を見て考えてみましょう。
例えば、お子さんがゲームばかりしていて、宿題をなかなか始めない時。どのご家庭でもよくあるケースかと思います。
つい「ゲームばっかりしてないで、早く宿題やりなさい!」と命令してしまいがちですが、まず「リクエスト」で子どもに協力を求めます 。
「そろそろ宿題の時間だけど、どうしたい?」と、子どもに選択権を与える 質問をしてみましょう。
もし、子どもが「まだゲームしたい!」と言った場合は、「そうか、まだゲームしたいんだね。じゃあ、あとどれくらいしたら宿題を始める?」と、具体的な時間 を決めるように促します。
そして、「もし、約束の時間までに宿題を始めなかったら、どうする?」と、 子ども自身に考えさせる 質問をします。
このように、 子どもに考えさせ、自分で決めさせる ことで、 責任感を育むことができます。
また、 約束を守ることで、 達成感を味わうこともできます。
約束を守ってくれた時は「約束を守ってくれて、ママはすごく嬉しい、ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることも忘れずに。
頑張りすぎない子育てTips
日々忙しいママパパだからこそ、頑張りすぎないことも大切です。そんな時こそ「リクエスト」することです。相手に選択権を与え、協力を求めて、助けてもらいましょう。
上記で紹介した、4つのポイントを意識してみてくださいね!
具体的に伝える
選択肢を与える
理由を説明する
感謝の気持ちを伝える
以上「命令からリクエストに変える」でした。
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