おさけってこわいな
note7日目
今日は俺の経験談でも語らせてほしい
大学の放課後、いつもつるんでる連中の1人が、お洒落なカフェでバイトしてるということで、みんなでお邪魔させてもらった
本当にお洒落なカフェだった(語彙力)
いかにも都内って漢字だった(小並感)
みなそれぞれ好きなメニューを頼んだわけだが
俺は、フレンチトーストをいただいた。
あんなにうまいフレンチトーストは食ったことがない…。
本当に美味かった。
またお邪魔したいところだが、この状況だから行けないんだよっ!!
さて、話を戻して…まだ夕方だ。
じゃあ飲みに行くか。となっていざ、居酒屋へ。
先に断っておくが、俺は酒が大好きなのにめちゃくちゃ弱い
チューハイのほろよい一杯で顔が赤くなる程だ
まぁ飲み方次第では6、7杯いけたような気もするが
基本は2杯でいい感じに出来上がる(酒の種類にもよる)
酔った俺はクソだるいらしい
当の本人はめちゃくちゃ楽しくなっている
勝手に口角が上がってしまうほどに
話を戻そう
そんなこんなでいい感じの居酒屋を見つけたので入ることにした。
ちょうどご飯時とあって、店内は賑わっていた。
2階の座敷に案内された。
飲み放題でも頼もうかとも思ったが、みんな金ないし、そんなに飲むつもりでもなかったので、とりあえず食べたいものを頼もうということになった。
もちろん一杯目は生中。
…プハァ!!!!まっずい!!!!
そう、俺はビールが苦手だ。
まだお子ちゃまの舌なのだ。
だけど一杯目は生中という謎ルールを守ってとりあえず飲み切った。(きっと慣れれば旨く感じるようになるだろうと思っていた節もあったが)
基本的にビールはほろよいよりも(ちょっとだけだが)度数が高い
だが今日は何だか大丈夫だ。
友達との会話も盛り上がっていたのもあるかもしれない。
いや〜仲のいい奴らと飲む酒は本当に美味い
(さっき不味いって言ってたやないか)
みんな一杯目を飲み切ったということで、2杯目に行くことに
さすがにもうビールは嫌なのでカクテル系に行くことにした
俺の大好きなカシオレだ(お前は女子か)
…んんんんん!!!!うんめぇ!!!!!!
やっぱカシオレしか勝たん!!!
とは言うものの…がぶ飲みはしないさ。つぶれちゃうからね〜♪
本当に今日は大丈夫。そう思っていた。
そう思いつつも、万が一のことがあることを見込み、ちびちび飲みながら、頼んだ食べ物もつまみと言った感じで、徹底していたつもりだった。
そして何よりも友達とのくっだらない会話が楽しすぎる
みんなもニ杯目を飲み切った。
ということで三杯目いこう。
またカシオレでもいいけど…ん?!
カシオレ高っ!!!(確か400円くらいだった気がする)
うわー値段見ずに頼んじゃったよぉ
ん〜なんか安いやつないかなぁ
あ、ジンジャーハイ安いじゃん!
って事で、三杯目はジンジャーハイに。
うめぇ!初めて飲んだけどうめぇじゃん!!
本当に今日は全然大丈夫だった。
本当に回っていなかった
と、思っていただけだった
『あ、そういえばしょんべんしたかったんだった』
と思い、トイレへ行こうと、立ち上がった時だった
『おっとっとっと…』
ふらついた。何とか持ち直したが、急に立ったのがマズかったな
一階にあるので階段を降りてトイレへ
ここから地獄が始まる
鏡に写った自分を見ると、何だか青ざめているような感じがした
それと同時に気づいた
何だか体が重い
そう思いながらも、用を足す
するとさらに体が重くなり始めた
と同時に意識も遠のいてきた
目の前が暗くなりかけた
『これはやばい、貧血だ』と思い、その場に座り込んだ
脈拍は異常に早く、脂汗をかき、耳は塞がり、景色が変だ。とにかく気持ち悪い。
なんとか深呼吸をして、整えようとするが…
『やべえ…死ぬかもしれねぇ…』
こんな事初めて思った
地獄だった
ちょうど俺と同時に友達2人も用を足しにきていた
それが不幸中の幸いだった
異変を感じた友達が、1人は付き添ってくれ、もう1人は水を持ってきてくれた
少し休んでいると、楽になった。
『よかった、死ななくて』
たかが2、3分の出来事だか、本当に死ぬかと思った
結局、何ともなく今はピンピンしているわけだが
それ以来、酒は量でも、度数でもねぇということを学んだ
俺が飲んだのは生中、カシオレ、ジンジャーハイ
どれも度数の低いものだ
それに、イッキなんてバカなことはしてない
ペースをしっかり考えて飲んでいた
でもああなった
まぁ良くなかったのは、急に立ち上がったことかもしれない
実は、俺は貧血気味なところがある
日常生活でも、立ち上がると目の前が一瞬暗くなるのは普通にある
あの時は酒が回って余計に貧血になってしまったのかもしれない
みなさんも、お酒は気を付けて飲んでほしい
一時の慢心で、命を奪われないように
(終わり)
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