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2023年9月画像をお使いいただいた方々

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2023年9月。私の生成した画像を使っていただいた記事を集めました。皆さん、ありがとうございます。とっても励みになります!
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#詩

76.午後の女(詩)

リアルを見せ付けた切ない背中と 記憶失くした昨夜の夢は  綺麗にシャワーで流して・・・ 目が覚めれば午後4時32分 今日始めて見た太陽も沈みそう 乗りの悪い肌に化粧を載せて・・・ 街のネオンが今夜も蝶に変えて 幾つもの男を跨いで舞おうかしら 毎夜毎夜同じ繰り返し・・  明日の月の形よりも確かなもの  信じられるのはお金だけ  悪い幻覚にいつから掛かった  午後から午前に変わっても  魔法は解けないまま・・・ 欲望が渦巻いている群衆の街 ここでは優しさが獲物にされる あ

一目置きたいのは❷

【6行に託す独り言62   愛に生きる女性】 哀愁ある知的な人に惹かれる どこか陰りのある月のような人 困難な状況から上昇した経験のある人は 説得力がある 人生の様々な局面を乗り越えて 自分の価値観と解決策をもっている どんむさん イラストありがとうございます^_^

蒼白く燃え尽きたい

10000度以上の恒星が蒼白く 冷たく見えるように 周囲に気付かれることなく 高温で燃え尽きたい 自分の天命を全うするために 戦うならば自分自身 妥協のない仕事や生き方をしたい 納得いくまで向き合いたいのは 自分自身の思考と心 蒼白い光で照らせるものは ごく僅かだったとしても 生きた証を刻むのは どのくらい深く 生きているのかということに 他ならない あなたは?

表裏一体

長い長い人生の間には 大の親友だと思っていた人が 仕事上の軋轢で去って行ったこともあれば 「ごめん」と戻ってきたこともある 「好き」だから自分より幸運なことが許せない こともあれば 「好き」だからやっぱり許せることもあるし 「嫌い」になったのは「好き」だったからで 「好き」が根底になければ「嫌い」という感情は芽生えない だって「好き」の一番遠くにある感情は 「無関心」で何も思わないことなのだから 誰だって全ての人を好きであるわけじゃないし 好きである必要もない でもさ

「さよなら」は言わずに

僕は君の話し相手 困った時に相談に乗る役目 だから 幸せになっていく君を見たら嬉しいはず そう思っていたんだ  今日までは だけど 実際に君が幸せになっていくのは 嬉しくもあり淋しくもあり 複雑な気持ちがするね だからこっそりと 君に「さよなら」をしよう 今までだって 君とお別れしないといけないって 分かっていたんだ だけどできなかったのは 君のことがまだ少し好きだったから 君が彼とうまくいっている時は とても幸せそうなんだ だからもう 僕なんて必要ないって 今日気

65.愛の風(詩)

「愛はきっと照れ屋だから  風のように見えない所で そっと支えてくれているのよ」 そう教えてくれたあなたの風が 私の中にも吹いてきた事を  心で感じていた あの頃 時には悲しい風 時には儚い風  いつの間にか寄り添ってた愛は 徐々に大きく育っていくんだね 今あなたのそよ風は  春に似た心地良い感じで  私の全身を包み込むように 染み込んでくること感じていれる  この暖かさを この匂いを 忘れないように ずっと感謝してるよ 「愛はきっと寂しがりやだから  風のようにさり気

【ポエム】愛とは・・・

愛って何だと思う? そう聞かれて 意識しない人はいないと思う あれから僕は魔法にかかった いつも違った声で笑う きみを目で追いかけて 少しの違いに気が付いて 僕まで嬉しくなったり 悲しくなったり コロコロと変わる景色を 愛だと呼ぶのだろうか

63.モラトリアム(詩)

今は何のために働いているんだろう お金や名誉のためなんかじゃない 綺麗な人たちがTVで笑顔見せても それが仕事なんだと思うと悲しいね 過ぎる時間と引き換えに何を得ているのだろう 目に見えるものを欲しがるのが若さなら 周りの人々はモラトリアム 死ぬまでつきまとうのが仕事だから 曖昧を振りかざして夢と現実を消している 今日は何もしたくないから言い訳を探そうか それとも流行のモラトリアム  誰かがどこかで浮気をしている場所  私は今日もこの街を高層ビルから眺めてる  蜃気楼

[詩]プラネテス

好きよ好きよと重ねるたびに 分からなくなっていく恋心 随所随所に散りばめられた 不安が私を襲ってくる 灰色の街が踊っているわ 君は今日も生きている 私の隣で 世界がどんなに変わっても 君を想う心だけは変わらない 人生のセカンドテイクが あるのならまた君と出逢いたいよ 遠く遠く空を見上げてさ 君との未来を想像してみる 届く届くそんな距離だけど あと一歩が踏み出せないでいる マシュマロの心溶けるように 泡沫の切なさが 歌っている 山荷葉を見つめる日々は いつになったら訪

眠りたくない夜と眠る 【詩】【ポエム】53

誰にでも嫌な日はあるけれど 次の日に持ち越せない この気持ち これを抱いたまま眠らないといけないのか 夢の中で 私は鬱憤を晴らす 「あの時言った "ありがとう”を返して」 と 去りゆく背中に  後ろ向きの感情  投げつける 暗い闇の中でもがく私を あなたは どこかで隠れて 笑っているの? 今は あなたから後ずさりして 離れるわ 明日の夢は 逆夢 本当に声が出るほど 夢の中 叫び  迎えた朝には 太陽と一緒に生まれ変わっているからね

妥協と堕落

今朝方一人枕を抱えティーシャツと下着だけで窓を開けて静かに空を見る。 やっと曇った。と、安堵し煙草を吸う。 仕合わせを求むる事はなく只過ぎ去る日々を過ごして。 過去の恋などはとうの昔に忘れてしまい、只一人女であると云う事を噛み締め生きる日々。 悲しみさえも忘れ、生きていても仕合わせがあるとも思わず静かに過ごすのでした。 人生と云うものに絶対と云うものは無く。 これもまた不思議な断言でございます。 もう春など来ないと思うし、来なくてもアタシは生きてゆけるのよ。 仕合わせ等噛み

〖 詩 〗 生きることへのしぶとさ。

誰がどれだけ傷ついたかなんて 他の人が測ることはできない 安直に慰めることも 冷ややかな目で見つめることも どれも違う気がする だけど言葉を贈りたい 〝どうか悲しみを悲しみのままにはしないで〟と 詩(詩のようなものを含む)は こちらのマガジンに纏めております。

¥300

58.ドリーム ドランカー(詩)

もう止めた、もう止めた 何回言った? もうイヤだ、もうイヤだ 後何回言う? ほら、またお金の話ばかりして ほら、また夢まで遠くなった ここが人生で一番の悪循環だ・・・  いつの間にかドリームドランカー  ほら夢か現実かの区別も付かない  後悔だらけのゲームまだ曖昧模糊  傷跡を残さない夢の中で練習中 今何時?今何時? 何を気にしてる? 後何日?後何日? 何かのカウントダウン まだ、諦めてないの合唱団が まだ、どこかで燃えているのが救いだった ここが人生で一番の最悪だ・

詩)職人風情

あ、いやあねえ、 あたしなんざあーね。あたま良くありませんから 頭のいいヤツのおしりをくっ付いて まあオロオロしながら ケツ追いかけて なんとか生きて来たわけなんで ケツといやあ まあね あたしのおけつはつまりあれでして うんうんと唸って まあ血みどろになるというか てやんでこのヤロ おとといきやがれ べらぼうめ なんて いきがればいきがるほど 腑抜けのホウ助 煮え切らねえ愚図 ってところで 脂汗は出るですが 出るものは出てくれず それが年々出口が細くなりまして もうほんとに