【広島】のんびり日和
推しのライブを聴くために 広島に行きました。
前日の夜のうちに広島入りをしています。ライブ当日の朝、目が覚めると まだ 7時30分。
「あーあ、昨夜寝たのは 2時30分。もう少し寝ていたかった…」
ライブは夕方から。一日ホテルに籠ることも考えたけれど、それもなんだかもったいない。
昼間、3~4時間、お昼ご飯を食べに行くのも兼ねて、出かけることにします。
ここで明日の予定の確認。
路面電車に乗ってバスセンターへ行き、そこから広島空港へ。数年前に路面電車には乗っていても、乗り方に不安があったので乗っておくこと。
そして バスセンターの場所を確認すること。
この2つを明るい昼間のうちに済ませておくのは、有意義な時間の使い方、にも思えます。
朝ごはんを食べよう。コンビニのおにぎり。
これは昨夜、ホテルにチェックインする前に 隣のコンビニで買っておいたもの。
身支度をしてホテルから1~2分の所にある路面電車の停留所に向かいます。そこから「横川駅」行きの電車に乗れば バスセンターに行ける、はず。
乗車予定時刻が、偶然にも、明日バスセンターへ向かう時刻に近い。空港行きのリムジンバスの停留所までの 体感時間を覚えるにもちょうどいい。
路面電車は私が普段使うSuicaで乗れることはわかっていたけれど「いつ、どこに」Suicaをタッチするんだっけ?あれ?ちょっと困った…。
停留所に並んでるのを見ると、私がもしかして先頭?これは前に乗車する人のマネができない。
少しすると、同世代くらいの女性が停留所に立っています。話しかけしやすそうな方。思い切って声をかけました。
「すみません。広島に観光で来ているんですけど…。Suicaはいつタッチすればいいんですか?」
すると「乗る時と降りる時」と教えていただきました。(後でよく考えたら、路線バスに乗る時もそうだよね)
女性に「どちらから?」と聞かれて「栃木からです」と答える私。
すると「私は元々東京に居たのよ。ここで関東の人に会えるのは嬉しい」
う、うわぁ。そんなふうに話してくれるのは 私も嬉しい。「楽しんで行ってくださいね」と 更にあたたかいことば。
乗車すると、走っている路面電車の窓から広島の街並みをキョロキョロと眺める私。大きな街だなぁ。
あの方のおかげで、スムーズに乗車できた。降りる時に ご挨拶しなくちゃ、と考えていると、2つ目の停留所が近づくいた時 こちらに向かって 笑顔で会釈してくださっている。
あ、先に降車なんだ。
私ももちろん笑顔で会釈した。ありがとうございます、精一杯の気持ちを込めて。
さて、バスセンターの場所も確認できました。
確かこの近くにブックカフェあったはず。ちょっと行ってみたい。場所をスマホで確認して そこを目指します。
『sofa BOOK AND KAFE』
カフェでランチ、を考えるも、まだお腹すいていなかったので、隣の書店の方へ。ディスプレイがかわいい。
ここで諸用の連絡が入ってしまい、少しだけの滞在時間でこちらを後にしてしまいました。どんな本があったのかな…。気になる…。
書店て、買う予定がなくても、そこに居るだけでワクワクします。思いがけない本との出会いもあって、楽しい空間です。
ブックカフェを出てから なんとか時間が取れてランチ。夜のライブに備えてホテルに戻ろう。帰りは路面電車に乗らず歩いてみることに。
途中にあるライブハウスが入る建物も確認。
夜になり、こちらの建物に ホテルから再び訪れます。
ライブハウス、だいたいは音漏れなどがネックなのか、地下にあることが多く。ですがこの日のライブハウスは 19階にありました。
Live Juke(ライブジューク)
建物の 19階にあるから、と私は想像しています。
こちらでサポートドラムとして参加されている 坂東慧さん。彼の演奏が聴きたかった。
席は自由。ドラムが見えやすそうな席を座れました。やったー!
スティックさばきも 表情も、どちらも楽しみました。
ドラムって 大きな音が出せる楽器。坂東さんのドラムは、そんな大きな音も、繊細な音も。一つ一つの音がきれい。だから大好きです。
こちらのライブハウス、19階にあるだけあって、夜景が綺麗。
SNSでミュージシャンが 夜景の美しさを発信しているのが散見されていました。
推しの演奏も、ですが、その夜景と共に演奏が聴けたら最高だろうな、と、今回、広島行きを決めたのです。
ライブって本当にいい。
ほくほくしながらホテルに帰ることに。
ライブハウスだと、時にミュージシャンに『楽しい時間をありがとうございました』とお伝えできるのですが、この日はご挨拶せずに。
後日、東京 赤坂で坂東さんのライブがあって、その時 お声をかけると『広島、来てくださってましたね』と!
ライブハウスは店内の照明が暗いんですが、気がついてくれてたんだぁ。
ファンサ、とは違う、なにか気づかいのようなもの。ありがたかったし、とても嬉しい出来事でした。
さて、明日は 羽田空港へ向かって帰ります。思い出たくさんの広島でした。