マガジンのカバー画像

【自分用】読みたい!

231
ブックマーク代わりです。積ん読体質なためご容赦ください。 非公開マガジンで記事のハッシュタグが非表示になるのが嫌で、マガジンごと公開することにしています。 (参考:https:/…
運営しているクリエイター

#新型コロナウイルス

【選挙ウォッチャー】 全国47都道府県知事の新型コロナウイルス対策・一斉評価2022。

 世界中が「新型コロナウイルス」に苦しめられて約2年半。  この間に従来株からアルファ株、ベータ株、ガンマ株、デルタ株、オミクロン株と変化。そして、そのオミクロン株もまた、年明けに大流行した第6波の「BA.1/BA.2」から「BA.5/BA.2.75」に変化しています。おそらく、今後も人類は新たな変異株に襲われ続け、そのたびに苦しんだり亡くなったりする人が出るのでしょう。しかし、ノーガードでウイルスに翻弄されるのではなく、科学の力で防げるものは防ぎたい。けっして手がないわけで

¥500

「日本国際賞」受賞!カタリン・カリコ博士のワクチン開発秘話

mRNA研究者のカタリン・カリコ博士が、科学技術の分野で優れた業績を挙げた科学者に贈られる「日本国際賞」の今年の受賞者に決まりました。カリコ氏はこれまでにも、日本の慶應医学賞、そしてドイツやヨーロッパ、アメリカなどの数多くの賞を受賞しており、「ノーベル生理学・医学賞の有力候補」と報じられたことも。 彼女は現在、ドイツ・ビオンテック社の上級副社長をつとめています。ハンガリー出身でアメリカ・ペンシルベニア大学で研究をしていたカリコ氏が、ドイツのバイオベンチャー企業に加わり、世界

皆さんの声を聞かせてください。皆さんの力を貸してください。 #ねえねえ尾身さん

有志の会の尾身です。 この1年半以上の間、世界中が新型コロナウイルスと戦ってきました。 目覚ましい研究の成果があり、重症化予防に有効なワクチンが実用化し、治療法も日々進化しています。 しかし、急激に感染が拡大し、感染者数や重症者数が高止まりになっている都市部では、新型コロナ以外の医療や他の病気の患者さんにも深刻な影響が出ています。 マスク装着、こまめな手洗いや換気、人との距離の確保、ワクチンの接種などの基本的な感染防止策によって、感染拡大リスクを下げることができます。こ

【選挙ウォッチャー】 大阪維新の会のファクトチェックチェック(#04)。

 また「大阪維新の会」が懲りずに市民を晒し上げています。  実質的な国政政党であり、大阪では「与党」であるにもかかわらず、市民のツイートを晒し上げ、デマではないのに「デマ扱い」をする「大阪維新の会・ファクトチェッカー」ですが、3週間ほど更新が止まり、もうやらないのかと思いきや、懲りずに第4弾を出してきました。しかも、大阪がこれだけ新型コロナウイルスで大変なことになっている時に、よりによって、新型コロナウイルスに関する市民のツイートをデマ扱いしてきたのです。ということで、まずは

新型コロナのワクチン:複数の情報源を読んでみよう

変更履歴: ・内閣官房「新型コロナワクチンについて皆さまに知ってほしいこと」2021年4月6日版 →2021年5月26日更新版にPDFリンク修正(2021年5月30日 10:30) →2021年7月更新版にPDFリンク修正(2021年8月8日 17:00) ・コロワくんサポーターズサイトを追加(2021年5月30日 20:45) 2月17日から医療従事者向けの新型コロナのワクチン接種が開始されましたが、いよいよ、4月12日からは一部の自治体で高齢の方向けの接種が始まります。

【選挙ウォッチャー】 緊急事態宣言を解除した先に明るい未来はあるのか。

 3月21日、菅義偉政権は感染者が再び増加傾向にある中で、「緊急事態宣言」を解除しました。一説には、打てる手を打っても下がらないので、これ以上の緊急事態宣言には意味がないということで、解除に踏み切ったと言われています。  しかし、本当に打つ手はないのでしょうか。  海外に目を向けてみると、感染力の高い変異株の影響で、どこも苦戦を強いられているのですが、さまざまな工夫と政策で新型コロナウイルスの封じ込めに成功している国もあって、例えば、クーデターの真っ最中であるミャンマーでは封

新型コロナの病原性とワクチン:変異株の影響は?

有志の会の河岡です。 12/30付note記事「新型コロナウイルスの「変異」とは? 」では、「変異」の意味や、感染力や病原性について、お伝えしました。 今回は、新型コロナの病原性とワクチンの効果について、変異株が与える影響も含め、いまわかっていることをお伝えします。 Q. 新型コロナウイルスの病原性は強くなっていますか? 最近、重症化する患者が増えており、ウイルスの病原性(※1)が強くなっているのではないかというご心配があるようです。 ※1 病原性とは、病気を引き起

全世代の皆さまへ ~2021年に向けて~有志の会からの感謝と決意のメッセージ

有志の会の尾身です。2020年4月にこの活動を発足させて以降、有志の会メンバーは、それぞれの持ち場で対策に尽力しつつ、不定期ながら情報発信に努めてきました。皆様には私たちの活動をご支援くださり、本当にありがとうございます。 私が4月5日に初めて書いた記事で、「日本がこれまで、諸外国に比べて感染拡大を緩やかに抑えてこられたのは、皆様のご協力があったからこそです」と述べました。 私は今も全く同じ気持ちを持っています。有志の会を代表して、これまでの皆様のご協力に深く感謝を申

新型コロナウイルスの「変異」とは?

有志の会の河岡です。 変異した新型コロナウイルスが海外で見つかったとの報告がありましたが、「変異」とはどのようなことなのでしょうか。ここでは、感染力や病原性について、いまわかっていることをお伝えします。 Q. イギリスや南アフリカで、変異した新型コロナウイルスが見つかっています。変異とはどういう現象なのでしょうか? A. ウイルスが増殖するときに、遺伝情報がコピーされますが、変異とは、コピーされた内容が元の情報から変化することを意味しています。変異によって、常にウイルスの

「経済かコロナ対策か」という問題のとらえ方は始めから間違いです

 これまでの政府の新型コロナウイルス対策は、とても合理的とは言えないようなものばかりでした。  Go Toキャンペーンは、もともと閣議決定された緊急経済対策に「感染症の拡大が収束し、国民の不安が払拭された後」に行うと書かれていたものです(出典)。しかしそれは前倒しで始められ、11月に状況が悪化すると、今後の感染者数は「神のみぞ知る」という発言を大臣がしました。将来の見通しのなさを吐露する一方で、かたくなにGo Toを継続するという方針がとられている――そこには一体どのような

自費で新型コロナ検査を受ける方へ:申し込む前に確認したいポイント

海外渡航先や出張、介護施設の入居の前などに、新型コロナの検査を受けるように求められることがあるようです。 このような目的の場合、自己負担で実施する検査(自費検査)を受けることになります。 今回は、自費検査を受ける必要が生じたときにぜひ確認しておきたいポイントについてお伝えします。 自費検査は、どこで何を受ければいいの? まず、求められている新型コロナの検査の種類を確認してください。特に、海外渡航の場合、必ず、渡航予定先の日本国大使館・領事館や各国当局のホームページなどで

感染リスクが高まる5つの場面

本記事は、10/12付note記事「感染リスクを高める7つの場面」の内容を更新するものです。 新型コロナウイルス感染症対策分科会(2020年9月25日、第10回)では、感染リスクを高める7つの場面を提言しました。その後、各自治体へのヒアリングなどを通して、クラスターの分析がさらに進んだことから、「5つの場面」に整理されました(2020年10月23日、第12回)。  感染リスクが高まる「5つの場面」 (新型コロナウイルス感染症対策分科会 「5つの場面」に関する分科会から

無症状の方にPCR検査を拡大することの問題は?

専門家有志の会の中島です。 PCR検査の対象を無症状の市民にも拡大すべきとの声をよく聞きます。 しかし、感染症の危機管理の立場からすると、このアイデアには多くの問題があります。ここでは、感染防止対策と検査の考え方について、ぜひ知ってもらいたいポイントをお伝えします。 (本記事は、BuzzFeedの岩永記者による取材記事 ・10/7更新の要約版となります。よろしければ元の記事もご覧ください) 検査対象者の3つのカテゴリー 政府に対策を助言する専門家組織「新型コロナウ

指定感染症とは?

専門家有志の会の齋藤です。 最近、新型コロナの「指定感染症」の運用の見直しに向けた動きについて、報道がなされています。 そもそも、「指定感染症」とは何でしょうか。この記事では、感染症法における「指定感染症」の意味などについて、あらためて皆さんに知っていただきたいことをお伝えします。 (本記事は、私の個人note記事(8月26日)の要約版となります。よろしければ元の記事もご覧ください) 指定感染症とは? 新型コロナは、感染症法という法律の中で、「指定感染症」に指