ドイツでもついに「万引き家族」上映
9.1.2019 / どいちぇん日記 nr.5
Shoplifters
万引き家族
1月7日にひとまずの締切を迎えた辺野古署名は、20万筆以上が集まったそう。現在も引き続き署名できるが、この20万筆をもってホワイトハウスは60日以内に何らかの回答を出さなければならない。辺野古の埋め立てを強行したことに対し、安倍さんがまた言い訳をしているらしいのだけど、その内容も事実とは異なることが発覚して、本当にこのひとが国のトップで大丈夫なのか……と年明けから残念な気持ちになる。仮に安倍さんも騙されているのだとしたら、国民とともに怒ってほしい。でも、かつて福島アンダーコントロール発言をしたひとなのだから、本質的には何も変わっておらず、きっとまたあの手この手で言い訳をするのだろう。
日曜日、映画「万引き家族」を観た。日本のみなさんからすると今更感が半端ないと思うが、何を隠そう、ドイツでは年末から公開されたばかり。とてもいい作品だったけれど、消化するのに時間がかかった。日本社会にはびこる問題が詰め込まれていて、本当だったら目をそむけたい現実ばかりが描かれている。どのひとの人生も単純ではなく、それぞれ複雑で、それでもみんな毎日を生きている。でも、あとちょっとだけ想像性のある社会なら、救われるひとが増えるんじゃないか……。相手への想像性は家族にも友だちにも、国同士にだって必要で、ちょうど辺野古のことが重なり、こんな抽象的な感想が浮かんできたのだった。
memo:明るい気持ちになりたい。ので、アイルランド旅行の写真、載せちゃう! ベルファストのThe MACの虹のインスタレーション。