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ワイン好きに捧げるレシピ#40《鮪カマと芽キャベツとロゼワインと》

気が付けば、今年もあっという間に師走目前となりましたね。

ハイビスカスが一年中開花するような亜熱帯の我が家も、本格的な冬の寒さを迎え、温かい料理を作る機会が多くなりました。

そこで、本日は心も身体も温まる、筆者イチオシのペアリングレシピをご紹介します!

今回は贅沢に本鮪のカマを使用しましたが、ほかの魚でも美味しくいただけますので、ぜひお試しくださいね。

マグロカマと芽キャベツの煮込み

【材料】

マグロカマ         約300g
にんにく          1/2片
塩             ひとつまみ(約1g)
オリーブオイル       大さじ1
なす            1/2個
芽キャベツ         10個
ミニトマト         4個
ブラックオリーブ      5個
チャービル         4本
白ワイン          大さじ1
水             適量
ピンクペッパー       適量
※分量:2人分

【作り方】

①なすは、へたを切り落とし乱切りにする。

②芽キャベツは、茎の硬い部分に十字の切れ込みを入れる。

③ミニトマトは、へたを取り4等分のくし切りにする。

④ブラックオリーブは、約3mm幅の輪切りにする。

⑤チャービルは、葉の部分を手でちぎり、みじん切りにする。

⑥カマは、ペーパータオルで水分をしっかりふき取る。

⑦フライパンにオリーブオイルをひいて加熱し、にんにくを炒める。香りが出てきたら、⑥のカマ・塩を加えて炒める。

⑧⑦に①のなすを加えて、しんなりするまで炒める。②③④を加え、白ワイン・水(カマの半身が浸る程度の分量)を注ぎ入れて煮込む。煮立ってきたらアクを取り、弱火で15~20分煮込む。

⑨⑧に⑤のチャービル・ピンクペッパーをトッピングして完成!

本鮪カマの上質な脂が溶け込んだ濃厚なスープに、トマトの旨味とブラックオリーブのコクが加わった旨味たっぷりの一皿です。

にんにくの香ばしさと、チャービルの清涼感がアクセントとなり、飽きることなくあっという間に完食してしまいますよ!

果実とお花の豊かなアロマが広がるロゼワインと合わせたい

ベリーや柑橘の果実のアロマに、バラを想わせるフローラルな芳香を兼ね備えたロゼワインがオススメです。

イタリアのトスカーナ州を代表するサンジョヴェーゼと、同地方の土着品種プルニョーロ・ジェンティーレをブレンドしたロゼワインを選びました。

サンジョヴェーゼの果実由来のアロマと酸味、プルニョーロ・ジェンティーレのお花のような豊かな香りが魅力的な、やわらかくも芯を感じる1本です!

【ワインを合わせるコツ】

◎料理全体を構成する食材の凝縮した旨味とカマの風味には、コク深くミネラルを感じるものを。
◎カマの濃厚な脂には、美しい酸味心地よい余韻が続くワインがピッタリ!
◎芽キャベツの甘苦味には、ほのかな甘味タンニン(渋味)を持つワインを合わせる。
◎チャービルの芳香には、ハーブの爽やかなアロマがふんわりと広がるワインを選ぶ。

本日も、素敵なクリエイターさんのご紹介&残ったスープを使用したアレンジレシピをご紹介いたします!

素敵な記事のご紹介 - 花贈りロマン Callaさん -

人の個性に合ったブーケ(花束)をご提案したいという想いを胸に、素敵な写真と明快な文章を駆使し、「花の贈り方&メッセージ」を発信されている花贈りロマン Callaさん。

ワインと同じくらい花好きなものの、人に花を贈る機会はなかった筆者。『花を贈るときも相手がどう思うか……とか これを贈ったら、今どきどうかな……とか 時に、そんな外野の声を忘れて自分の「好き」、もらったら「嬉しい」そんなストレートな気持ちを大切にしてみる』というCallaさんの言葉から、筆者も自分らしさが伝わるような花束を渡してみたいと思いました!
※記事に「#ネタバレ」タグがついていますので、気になるかたは注意してお読みください。

おまけのアレンジレシピ - トンノ・パスタ -

カマの旨味が凝縮したスープにツナを追加して、トンノ(tonno=マグロ)・パスタを作ってみてはいかがでしょうか。

セロリを追加し、上からボッタルガを削りかけてみました。
旨味たっぷりなので、お米好きの方はリゾットもオススメです!


最後までご覧いただき有難うございます!
ワインビストロ路地裏では、noteでご紹介したメニューのほか未公開メニューもございますので、横浜にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。

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Ayano Ogura 🍳料理とワインのコンサルティング🍷
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