人種の混合
ユヴァル・ノア・ハラリの最新作
『21 Lessons for the 21st Century』英語版の要約 ‘Part 2 政治的課題’
Ch.5 CIVILISATION
‘ #Germans and #gorillas ’ P99~100
本日は、なんと!なんと!‘ #ドイツ人 と ゴリラ ’が比較されています。両者の違い!?動物園で見る側と、見られる側でしょうか?上記にアップした #枝分かれ図 を参考にしながら、両者の違いを考えて読んで頂けると、本コンテンツは理解してもらいやすいかもしれません。
(本題)
動物と人間を区分する大きな違いがある。前者はしばしば #枝分かれ するが、決して #混合 しない。約700万年前、 #チンパンジー と #ゴリラ は、共通の #祖先 を持っていた。このひとつの #祖先 がふたつの種に #枝分かれ した。それらは、進化的な仕方で突然 #分岐 を遂げた。これがいったん起きてしまうと、 #逆戻り することはない。異なる個体同士は、繁殖力のある子孫を生むことができない。したがって、個体は決して #混合 することはない。
#ゴリラ は #チンパンジー と #混合 できないし、 #キリン は #像 と #混合 できないし、 #犬 は #猫 と #混合 できない。
これとは対照的に。
人間の #部族 は時を経て、より大きな集団へと #合同 する。
現代のの #ドイツ人 は、 #サクソン人 、 #プロイセン人 や #異国人 から成り立っているが。それらは、そう遠くない昔には、お互い #恋に落ちる ことはなかった。
#フランス人 はと言うと。 #フランク人 、 #ノルマン人 、 #ブリュターニュ人 、 #ガスコーニュ人 及び #プロビンシャル人 から成り立っている。
一方で、 #イギリス というものを見てみると。 #イングランド 、 #スコットランド 、 #ウェールズ 、及び #アイルランド は #ブリテン に溶け込んでいる。
以上のようにみてくると。そう遠くない未来に、 #ドイツ人 、 #フランス人 、 #ブリテン人 は、 #ヨーロッパ人 へと #合同する かもしれない。
人間の #合一 の過程には、ふたつの異なる形がとられる。
ひとつは、異なる集団同士が、 #つながり をつくつことである。
もうひとつは、集団をまたぐ行為を #均一化する ことである。
#つながり は、全く異なる行動をとり続ける集団間にさえ形成される。
とりわけ、 #つながり は、絶対的な敵同士の間にさえ形成される。戦争それ自体は、全ての人間の結束の中で最も強いものを形成するのである。 #グローバリゼーション は、1913年に第一のピークを迎え、世界大戦と冷戦の時代の長い分断を経て、東欧の壁崩壊後にやっと回復した。と歴史家は主張するが。これは、経済的な #グローバリゼーション には当てはまる。しかし、この説は軍事的 #グローバリゼーション という重要な原動力を見落としている。戦争というのは、 #市場 よりもかなり早く、 #思想 、 #技術 、及び #人 を広げる。1918年、 #アメリカ は、1913年よりも #ヨーロッパ と親しくつながっていたのだ。
この後両者は、両大戦の間の時期に引き離され、第二次世界大戦と #冷戦 によって運命を共有することとなった。
戦争というものは、お互いの人に、より興味を持たせるものだ。
#冷戦時代 ほど #アメリカ が、 #ロシア と仲良くしていたことはない。 #モスクワ の #赤の広場 で咳をする人たちは、集められ #ワシントン の階下に収容されたものだ。
人というのは、貿易相手国の人たちよりも、敵の人たちの面倒を見るのだ。