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たこ焼き器は必携アイテムだ
大阪の人のお宅には必ず一家に一台はあるといわれている家電。それが、たこ焼き器である。流石は粉物の町、天下の台所と呼ばれた大阪だなと思う次第である。
だが、我が山形の自宅にもたこ焼き器は存在する。かつて、ホームセンターで特売をしていて購入したもので、そこまで頻繁に使っている訳ではないのもあって、購入してからかれこれ15年くらいは使い続けている、いわばベテラン家電である。
勿論、専門店で食べるたこ焼きは言うまでもなく美味しい。それが一番なことは明らかであると念押ししておく。
しかしながら、ゆっくり卓を囲みながら調理出来るという点で、自宅でたこ焼きを作るのも実に楽しいものである。
また、粉に対する水の比率から、卵や出汁の量、焼き加減に至るまで、自らの好みのものにカスタマイズして焼くことが出来るというのが、店では出来ない家ならではの楽しみ方だと思う。
特に、焼き加減などは少しずつ調整すると、中がトロトロになるものから、しっかりとした食感のものまで楽しむことが出来る。これは個人的に、かなりたこ焼きに関しては大きな要素であると感じる。
昨日になるが、夜ご飯に早速たこ焼きを卵を二つ割り入れ、白出汁を少し多めに入れ、焼き加減は表面に軽く焦げ目が付くくらいの、中はトロトロになるように焼いてみた。
やはり、自分の思い通りに焼くことが出来たのはとても大きな満足感が得られるし、箸が止まらなくなる。
ただ、個数で値段が変わる訳ではないので、粉を溶きすぎたり、食べすぎてしまうのは唯一の問題点である。
昨日も、マヨ塩タコが美味しすぎた結果、腹が爆発すると思われるくらい食べてしまい、つくづく美味しいけれど恐ろしい食べ物だなと思った。
そんな私にとって、たこ焼き器とは欠かすことの出来ない必携アイテムである。