
手乗りハスが蕾を持った
昨年に園芸店で買って、円形のプランターに受け付けた手乗りハス。この手乗りハス、小型のハスである茶碗ハスよりも、更に小さい容器で育てることが出来るように品種改良されたハスだということである。
昨年、おっかなびっくり植え替えをして、購入してきた苗が蕾を持っていたことから無事に開花。とても感動したのを覚えている。

それから寒くなるに連れて葉も枯れていき、完全に何も無くなった鉢をそのまま屋外の軒下にて浸水させたまま放置していた。
その後、春に蓮根を掘り出してみると新芽が出ていた為に、同じ容器に新しい土(元水田の畑の土と小粒の赤玉土に水を加えて、手と足でよく練ったもの)と肥料を加えて植え付けた。
植え替えてからしばらくは寒い日が続いて、芽が枯れてしまったりしてハラハラしたが、無事に葉が次々と開いてきて一安心している現状ではある。
ただ、所謂立ち葉と呼ばれる水上に立ち上がって伸びる葉が出てこないので、完全に睡蓮の状態になってしまっている。これについては、経過を観察しながら、もし出てこないようであれば、来年までにまた対策を考えようと思っている。
そんな手乗りハスが今年も遂に二つ蕾を持ったのを発見した。

昨年よりはだいぶ小さい蕾ではあるが、蕾は蕾であるし、薄らと色づいている。どうやら、何とか今年も開花を見ることが出来そうであることがとても嬉しく、ここまで育ってくれたことに感謝したい。
恐らく蕾が小さいのは、蓮根が長く伸びていたのに同じ容器に植え付けてしまったからと思われる。今年は蓮根を節ごとに切るのが怖くなってしまって意図的にそうなってしまった面があるので、こちらも来年の春には思い切って株分けしてみたい。