全てを見通す彼女の目からは誰も逃れられない「invert(インヴァート)」
こんにちは、読書子です。
2月に入りましたね。
そろそろ花粉が飛んでくる季節。
毎年この時期はティッシュと目薬が手放せません。
花粉症を治す薬って誰か開発してくれませんかねぇ~。
さて、話は変わりまして本日紹介する本はこちら。
相沢沙呼さん作「invert(インヴァート)」です。
引用:Amazon
「medium(メディウム)」を読んでから、すっかり城塚翡翠にハマってしまいました。
作品のキャッチコピー「すべてが、伏線」通り、結末が衝撃的でしたからね。
ちなみに、今回紹介する「invert(インヴァート)」のキャッチコピーは「すべてが、反転」です。
もう騙されないぞ!と思って読んでいましたが、やはり最後にやられました。
本当、予測できない面白さですね。
では、簡単なあらすじをお話しましょう。
『綿密な計画のもと行われた殺人。
証拠の隠滅、完璧なアリバイ、これなら警察も事故と判断する。
全ては計画通り・・・のはずだった。
犯人の前に美人霊能力者・城塚翡翠(じょうづか ひすい)が現れてから状況が一変する。
「大丈夫、霊能力で自分が捕まるはずがない。」
ITエンジニア、小学校教師、犯罪界ナポレオンと呼ばれる元刑事。
果たして、彼らは全てを見通す彼女の目から逃れられるのか?』
今作品は犯人視点で物語が進んでいきます。
読者は犯人がどのように殺人を犯し、証拠を隠蔽していくのか分かるんですね。
「これなら警察が事故と判断するのも分かる!」と思ってしまうほどです。
だからこそ、城塚翡翠が犯人を追い詰めていく様子にはワクワク、ドキドキしますよ。
私も彼女に負けないよう推理しましたが、サッパリ分かりませんでした。
やはり城塚翡翠には敵いませんね。
逆に犯人の立場になり「どうやったら彼女の目を欺けるだろう?」とも考えましたが、何をしても裏目に出る気がして諦めました。
きっと彼女に解けない謎はないのでしょう。
ただ、犯人も手強いので簡単には捕まりません。
上手にごまかしてきます。
果たして、彼女はどのように犯人を追い詰めるのか?
そして、犯人は彼女の目から逃れられるのか?
最後はあっ!と驚く展開に・・・
気になる続きはご自身の目で確認してくださいね♪