【さり】ではなく【さいり】です。【朝ドラ主演のエッセイ!】
伊藤沙莉。
NHK朝ドラ『虎に翼』で主演を務める俳優です。
愛くるしい見た目と、ハスキーな声で覚えている方も多いでしょう。
今回は、そんな伊藤沙莉さんが書かれた、初のフォトエッセイ『【さり】ではなく【さいり】です。』をご紹介します!
○著者
伊藤 沙莉
・2024NHK朝ドラ『虎に翼』をはじめ、数々のドラマや映画に出演する演技派俳優
・お兄ちゃんはお笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介(ツッコミ)
○ジャンル
フォトエッセイ
○あらすじ
9歳でデビュー。
子役時代からのコンプレックスや、生い立ち、家族のこと、地元のことなど、現在の彼女を形作る経験、考え、人間関係が、数多くの写真と共に語れているエッセイ。
○感想
【伊藤沙莉さんついて】
・伊藤沙莉さんは年齢が自分と近く、また、特徴的な声や優しそうな見た目で、以前から好印象を抱いていた。
・自分はお笑いが好きで、2019年M-1グランプリ(漫才頂上決戦)初決勝の時からオズワルドが好きだったが、伊藤沙莉さんがツッコミの伊藤俊介さんの妹ということを知ってから、兄妹を更に注目するようになった。
・『松岡茉優&伊藤沙莉の「おたがいさまっす」』というポッドキャストを毎週楽しみにしていた。そのような中で、Audibleでこのエッセイを見つけて速攻で聴くことに。
・声の仕事をしていることもあり、非常に聴きやすい。2時間30分だが、あっという間に感じられた。
・紙や電子も素晴らしいと思うが、本書はぜひAudibleで聴いてほしい!(Audibleでも写真のPDFが取得可能)
【伊藤家のエピソードが素敵】
・内容は彼女の俳優半生や家族の話が主。
・特に家族の話は「そんなに大変だったのか」と驚いた。恵まれていない経済状況や父親の失踪、他にも家族を巡る大変な状況がいくつも書かれていた。
・しかし、当の本人はこれらを「負のエピソード」として書いているわけではない。むしろ、伊藤家は本当にお互いのことが好きで、幸せな家庭ということが伝わった。ますます、彼女もオズワルドも応援したくなった。
・多くの経験をして、考えてきた、彼女が紡ぐ言葉はどれも説得力がある。それだけでなく、ユーモアや魅力もあり、「とても同年代とは思えないなあ」と感心。普通にファンになってしまった(笑)
・家族のほかに、俳優の話や地元の友達とのエピソードも、どれも素敵だが、自分的にはやはり家族の話が一番印象的だった。
以上です!
伊藤沙莉さんやオズワルドのことを知っている人も、知らない人も楽しめるフォトエッセイでした。
お兄ちゃんのエッセイも読んだことがありますが、こちらも大変面白くて、兄妹揃ってすごいなあと感心するばかり。
興味のある方はぜひ読んでみて(聴いてみて)ください!
こちらはお兄ちゃん(オズワルド伊藤俊介)が書かれたエッセイです。
こちらのポッドキャストも非常にオススメです!
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Audible関連では、こちらも特にオススメですので、ぜひご覧ください。
オズワルド伊藤俊介も登場します!