親になってはダメな毒親19…人間関係が長続きしない原因 毒親育ちの刃
私が音楽の時間にバイオリンをみんなの前で演奏したのがきっかけで
音楽の先生であり、ブラスバンドの顧問の先生は私の事を目をかけてくれた
先生は私の事を笑顔でじっとみる事がある。
今でいうとセクハラなんでしょうけれど、
注目された=認められたのがうれしかった!
家で母親と妹がいる時、その事を話したら
妹は「可愛い」って思ったんじゃない?と言ったら
母は
「バカみたいな顔だ」
と思ったんだろうね!
その一言で一気に気持ちが暗くなった
先生は合唱団の顧問でもあった。
親はクラリネットを下品と思っているようで、
合唱だったら上品だからと入る事を許してくれた。
が、ブラスバンドをあんな形で辞めてしまったのに
合唱団に・・・とよく入部する気になったものだ!!
と中学生の私に言ってやりたい
当たり前だが、
音楽の先生はブラスバンドの件以来私に対して冷たくなった。
合唱団に入りたい旨を申し出たら、あっさり了承してくれた!
しかし、合唱の練習に参加は許されたが、テレビ出演や音楽発表会などの本番では参加させてくれなかった。
当たり前だ!
無責任に練習をサボったり、途中で退部するような人信用できないだろう。
しかし、先生は入部を許してくれたのだ。
社会では許されない事があるんだ!と言うことをあえて教えてくれたのだ。
これはあくまでも想像だが…
私の小学校からの指導余録は、中学校側はあまり重要視されないという話しだ。
先入観があるとその生徒を偏った見方をしてしまうから・・・
しかし、
数ヶ月でブラスバンド部途中退部とその理由を考えると参考まで指導余録に目を通したようだ。
ある夜、両親の会話の中で
『あの件についてこの子の中学の先生で、音楽と数学の先生だけは知っているようだ。たまたま数学の先生は人柄の良い人らしいけど、音楽の先生はどうか』と話していたのを聞き、あの件って何?と聞いたら!
あんたは知らなくて良いの!
余計な事聞かない!ときつく言われたが
気になって仕方なかった。
あの件とは『親に問題アリ』で、気になっていたみたいだ。
二学期になった!
クラスの皆はとても私に優しく接してくれた。
中学生になっても相変わらず成績の順位は下から数えた方が早かった。
成績がその人の価値を評価すると何度も刷り込まれ、
成績の悪い私は何の価値がない!という考えが定着していた。
だから誰かに評価されたり親切にされる価値なんかないんだ!
だから、優しさに対して免疫がない私は居心地が悪いのもあった。
皆の優しさか本物か試したくなった!!
これは無意識の中にそんな気持ちが出てしまったと過言ではない
その背景には多分、子供のころ親に十分に甘えさせてくれなかった。
親の価値を押し付け、自分と違う意見を否定され
親からの愛情がしっかり満たされていなかった。
これは動物の世界でも当たり前にある本能なのである。
これらがしっかり定着して初めて
人を許す、許されるという基本的な事を理解できるし、
自分と親、自分と他人の距離感が解るのだと思う。
私はこれを
毒親育ちの刃だと思っている。
多分、些細なきっかけがあったのだと思う!
親しくなった所で遠慮がなくなった時に生じる何か!
そんな時、突然、暗い症状になって自虐的な事を言う。
人の呼びかけに頑なに無視をする。
暴言を吐くなど
こんな行動に
周りはびっくりするし、自分に何か失礼な事をしたのか?と気を遣う
ご機嫌を取るなどの行為に出て、
調子に乗って更に試す行為に出る。
私は皆に好かれていると実感したと快感になった。
しかしそうではなかった。
周りからの反応は批判だった
私から発する話題のほとんどは「人の悪口、人の批判」だと指摘された。
周りに人の悪口で盛り上がる事が多く、人を批判すると自分が優位にたった感じになり快感だった!
友達の一人が忠告して来た。
誰とは言わないけど
●●さんって人の事をあれこれ悪く言うよね!
私の悪口言わないでね!
と私のところから去って行った。
クラスの中でもだんだん浮いた存在になっていった。
二学期の終わりの冬の始まりだった。
教室では一人きりになってしまった。
理科室、音楽室、体育館などの移動など
春は私の両腕にだれかが腕組して笑ったりおしゃべりしながら・・・
今は、誰もいなくなった・・・
三学期!男子が私の周りに近づかなくなった。
何かの時に身体が触れると 汚ねぇ~と遠くに離れるようになった
また小学生のころのいじめられっ子に戻ってしまった!!
それでも自分がなぜそんな風に周りからされるのか?
解らなかった!!
これっていじめなのかなぁ?
いじめられるにも問題あり!っていうのはこう言う事だ。
クラスや部活の仲間の大人の対応、先生方の指導など心ある態度に感謝だ。
今さらだけど…
両親は私の成績の悪さでもめていた。
三学期から母の知り合いの息子が東北大学の工学部2年生のお兄さんが
家庭教師として一週間に一度勉強を見てくれた。
そして、合唱も辞めろと言われた。
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