犬のしつけを食事から捉えてみる Vol.6
「犬のしつけ」は大切だと思います。
というより、飼い主の責任ともいえるのかもしれません。
それはそうなんだけど、そもそも「その準備はできていますか?」という所からの話をしてみたいと思います。
上記が整っていないのなら、しつけをする事自体が”逆効果”となる場合もあるかもしれません。
不安定なエネルギーを犬は読み取ります。
もし、叱りが怒りになっていては誰も従いませんし、信頼も得られない。
また、自ずが上手くいっていないのに、他者を上手くいかせる事はできないでしょう。月並みの言葉で言うなら「映す鏡」です。
次に、心身共に健康で無ければ、そもそも活力がありません。脳の動きも鈍ければ、考える力も吸収する力も弱くなるのかもしれません。
最後に、犬がストレス(欲求不満)を抱えている状態では、まずそれどころではないです。
では、どのように捉えるか。
犬にとって大切な事は、まずこの3つだと個人的には考えている。
「運動、食事、清潔」
睡眠も本来この中に入りますが、犬は現代人の様に”寝る時間がとれない”という状況は考えにくく、十分に睡眠は取れているはずなのであえて省く。
十分に運動ができている状態の犬は基本的に穏やかな傾向となります。
エネルギーが有り余っているから、その発散先が問題行動として現れるのです。それに悩み、人がイライラしてしまえば元も子もありません。
そして、家庭犬は自身で清潔状態を保てませんので、グルーミングの機会を提供しないといけません。痒い、痛い、臭い、暑い、寒い・・・も犬にとっては健康被害、ストレス源でしょう。
そして、食事。
人も同じだと思いますが、食事は全ての源です。
食事から得られるメリットが多いのは皆様もご存知の通りだと思う。
脳、体の健康、自律神経の乱れを防ぐ、皮膚被毛の健康、免疫力、耐ストレス、集中力、活力、行動力・・・
食生活で改良、改善できる部分は大きいですよね。逆も言える事ですけど。
というより、「生きる=食べる」ですからね。
ここからが、今回伝えたい事で。
「しつけすらも辿れば、食事だよ!」という捉え方ができるのではないだろうかという事。
だから、愛犬の食事は大切だよねって話なのです。
だから、ドッグフードと犬の食事についての記事を書く動機となるのです。
栄養のあるものをたくさん食べて、外でたくさん遊んで、安心できる環境で家族の愛情を受けていれば、犬との暮らしというのは大体OKです。
と、個人的には思ってるんだけど。
その上で、良し悪しを教育できればいいのではないでしょうか。
それが、結果”しつけ”という言葉で表現されるだけ。
エネルギーを入れて、エネルギーを使う。
そのバランスが保たれている状態が幸福感というか健全なんだと思う。
ちゃんと食べてる?たくさん遊んでる?
食事は適当、運動もほとんどしていない。
それは”誰の都合、誰の意思”?
犬はスマートフォンを使えないよ、テレビゲームもできない、温泉も遊園地も行けない。車も運転できないし、買い物に行くという概念もない。
人が行動を起こさなければ犬は、きっと家のソファーにいる事でしょう。
それを人で置き換えたら、状況は想像できるかと思います。
犬との関係性を作る時、リードを引いて散歩(運動)をする事が何よりも重要だと考えております。そこのベースには食事があるという感覚です。
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