よく見たら「一般食」
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普段は、手作りご飯を実践されている方にとって役に立つ情報を発信していますが、今回は<フード>について。
みなさんのご家庭では、
・ドライフード100%
・ドライフード+ウェットフード
・ウェットフード100%
どのような配合で給与していますか?
・ドライフード+手作り
・ウェットフード+手作り
のご家庭もあると思います。
お使いのフードはどういった目的のフードか、今一度確認してみましょう。
〝総合栄養食〟と記載されたものは、該当の成長段階の犬や猫の栄養要求を満たすように、一定の基準を満たすように作られています。
(栄養障害が起こらないという保証をするものではありません。)
〝一般食〟や〝副食〟などと記載のあるものは、「『トッピング』として嗜好性を上げるためなどの目的で作られているもの」もあり、主食として使用するには「ふさわしくないもの」と言えます。
こういったものは、主食の何割まで使用するものなのか、まずは記載の給与方法を確認してみましょう。
おやつや一般食の話に付随して、話が変わりますが、最近ずっとおやつレシピを作成し発信するかに頭を悩ませておりました。
日頃、手作りご飯を実践されている、病院でどんなご飯を食べているかなど、こちらが分かっているご家庭であれば、このおやつを〇〇kcalまでなら大丈夫だなが分かるんですが、SNSでレシピを公開するとなるとまた事情が変わってくるなと。
どういうことかというと、例えば、おやつのたんぱく量ひとつとってみても「フードを食べている子」はギリギリだったりする(ギリギリどころか不足しているケースも多い)わけです。
そこに「炭水化物主体のおやつ」を与えてしまうと、さらにタンパク質の割合が減ってしまいます。
(おやつの与え方は、基本的には1日のカロリー摂取量の10%~20%以内まで、その分ご飯の給与量を減らす等が必要です。)
食事で十分なたんぱく量を摂取できている事が分かっていれば、おやつにさつまいも系おやつを食べても大丈夫ですが、
「フードを食べている子」が、おやつにさつまいも系おやつを食べると、
たんぱく量が不足してしまうかもしれない、という懸念です。
そんなこんなで、おやつレシピは保留になっております。
ジャーキーならいいかと言うと、それもまた別の問題があったりします。
そもそも、おやつは必要なのかという話になりますが、おやつは「栄養学的に必要」というよりは、「コミュニケーションツールとして重要」と考える方が正しいでしょう。
また最近では、「療法食を食べている子用のトリーツ」が各メーカーから販売されているのをご存知でしょうか?
・低脂肪食を処方されている子ようの低脂肪トリーツ
・下部尿路疾患用療法食を処方されている子用のトリーツ
のように各療法食に対応したトリーツがそれぞれあるのです。
ではあれって「トリーツ」って言ってるけど、療法食と何が違うの?
ズバリ「形状」です。
「療法食フードが、トリーツの形に成形されているもの」と考えてもらってほぼ相違ないです。(キブル化にあたり、多少の組成の差はありますが)
それならば、フード100%の子であれば、療法食として食べているフードを(給与量1日分から取り置きして、おやつとして間食に)食べればいいじゃないかと言われれば、
その通り!なのです。
つまり、
「フード」として販売されているか
「おやつ・トリーツ」として販売されているか
で消費者は「別のもの」と思ってしまいますが、実はほぼ同じものを買っている事になるのです。
『マジック』(手品と同じで手を変え品を変え・・・)
同じものでも、パッケージや見た目が変わると違うものとして認識してしまう事はよくあると思います。
話はそれまくりましたが、みなさんも、今おうちの子にあげているものが
「どんな目的のどんな製品で」
「何を使ってどのように作られているか」
は知っておくようにしましょう。
そしておうちの子に与えるものは、必ず味見!
ご自身が「こんなもの味見できない!」と思うものは、おうちの子にだってあげないようにしましょう。
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