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これまで見えなかった姿勢

 「可能な限り子どもたちとの時間を確保したい」旨は、常々書いているのですが、それは何でなのかって考えると、彼らの「成長する過程」を少しでも多くの回数や時間を垣間見たいんだな、ということに気づく機会があったので、それを書いていきます。

    先日、我が家の息子たちが通う保育園で親子共々連れ立っての遠足があったのですが、そこへ参加。

    自分自身が彼らと同じ年代だった頃に、親子で遠足なんて言えば母親が来るのが『当然』であり、父親が参加する、もしくは参加しているのは“少しおかしい”ような認識だったのを覚えています。

    もちろん、今にして思えば、なんと一方的で多角的な視点に欠けた見方なのだろう、と思うものの、親だろうが子だろうが関係なく、“なんとなく”そんな空気を抱いていた時代でした。

    それも今から30年も前の話なのに、未だにそれが拭いきれていないような気がするのは、平成の時代はなんだったのか…とは思いながらも、着実・確実に男性でも参加している人は増えていましたし、認識が変わるのは時間がかかるもんなんだなぁ……なんて。

    今回、遠足にぼく自身が参加してみて、率直に『嬉しかった』んです。行って良かったと思えたし、楽しかったんですよね。

    行く場所が良かったのかと言えば、当初予定していた公園には雨が降ったので行けませんでしたし、その代替案となっていた屋内施設には、複数の保育園から年少から年長までの幼児がごった返していたので、それはそれは大変な状況でしたから、大いに満足なのかと言えば、そんなこともありません。

    そして、そんな状況のため、子どもたちにとっても、普段ならそれほど長い時間の順番待ちもせずに遊べるのにもかかわらず、複数の保育園から結構な人数が押し寄せてきたこともあり、満足ができたとは言えないとは思います。

    それでも、ぼくは満足したし、嬉しかった。

    なんでかなって考えてみたら、『彼らが他の同年代の子たちはもちろん、複数の大人たちに対して、関係をどう構築してるのかを見れた』からでした。

     信頼関係構築の過程を見れたって言えばいいのかな。たまに保育園で見かける息子たちの友人たちとの掛け合いは『結果』であり、そこに至るまでの『過程』は見れてない。

    今回はその過程をマルッと見ながら過ごすことができたし、長男は長男なりの、次男は次男なりの過程を作っていて、それぞれの持ち味や性格なんかを踏まえて行動しているのがわかりましたし、なによりもそれが見れたことにホクホクした気持ちになったから、ぼくは満足だったし、嬉しかったんです。

    そう考えると、彼らが持つ成長の過程をたくさん知らないんだなぁ……と、少しだけ寂しい気持ちにもなったりしますが、だからこそ、見たいし、味わいたいと強く思った次第です。

    同時に、強い責任が伴っているのだと理解する機会にもなりましたが、それはまた別の機会に譲るとします。

     今日もお読みいただき、ありがとうございます。三男と朝の散歩中に書きましたが、寝てしまいました。

    ぼく:遠藤 涼介/Endo-san (@ryosuke_endo)

#スポみら (元 #スポーツの未来に僕たちができること )オーガナイザー。 第一弾、新潟経営大学イベントの資金調達を目的に行ったクラウドファンディングは3サイトで募集し、すべて目標達成(総合達成率140%)#新潟 を #前向きな空気の溢れるエリア にすべく活動中。

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ゑんどう ≒ 遠藤 涼介
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