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recipe #004 あさりと竹の子のごはん

春は気分が乱れやすい季節

春は「肝」を養生する事が大切な季節です。
「肝」のエネルギーが乱れると、肝の情緒を調節する
働きが失調し、気分が落ち込む、怒りっぽくなる、
イライラする、やる気が出ない等の気分のトラブル
が現れやすくなる
ので、元々イライラしやすい人は
要注意の季節です。

春は花粉や黄砂、PM2.5 などの空気汚染も多く、
外出しにくい方も多いと思いますが、適度な運動をして発散したり、入浴でリラックスする等、日常生活では、ストレスをためない様な工夫が大切です。

最近ではYouTubeなどを見ながら運動出来る動画もあるので、活用しながら、体を動かすようにしましょう。

服装も緩やかなスタイルを心がけ、ストール等もゆるく巻くのが良いとされています。

イライラ・モヤモヤ体質には、あさりがおススメ!

2〜4月の春と9〜10月の秋頃が旬のあさり

中医学的にアサリは、肝の働きを調えて体の余分な熱を取り、気持ちの不安定からくるイライラやモヤモヤを鎮めるとされています

また、利尿を促す働きがあり浮腫みが気になる時にも、おすすめです。栄養学的にもタウリンやベタイン、ビタミンB群等の疲労回復を助ける栄養素が多く含まれているため、疲れを感じている時にも食べて頂きたい食材です

recipe あさりと竹の子のごはん

あさりと竹の子のごはん

【材料】
お米      3合
茹で竹の子   200g
あさり(殻付き)600g
油揚げ     1枚
昆布だし    400ml
薄口しょうゆ  大さじ2
塩       小さじ1/2
みりん     大さじ2
【あさり蒸し用】
酒       大さじ3

①お米は洗い30分程浸水させておく。

お米は30分くらい浸水させておきます

②あさりは殻をこすりあわせながら汚れを落とし洗う。鍋に入れて酒を加え、蓋をして火にかけ、あさりの殻が開くまで加熱する。竹の子と油揚げは刻んでおく。

③水を切った米を炊飯器に入れたら、調味料、あさりの蒸し汁、昆布出汁の順番に入れ、炊飯器の目盛りに足りない場合は水で調整したあと、竹の子と油揚げを乗せ炊飯する。

炊飯前の様子

④炊き上がったら、あさりを戻し入れ、10分程むらしてから器に盛り付ける。※あさりは、殻から身を外した方が食べやすいです。

あさりは殻から取り出してから戻す方が食べやすい

💡ポイント
◎砂抜きが必要な場合、ボウルに水道水と塩を入れ、なめて塩っぱいと感じる程度の水をつくります。あさりを入れて4時間程放置します。上に付近や新聞紙をかぶせて暗くすると砂を吐きやすくなります。

◎あさりは加熱しすぎると身が縮んで固くなってしますので、口が開いたものから順番に取り出すと良いです。味噌汁でも同様にすると、ふっくらと食べられます。

💡Instagramでも薬膳情報を発信しています。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。 みなさんの毎日が食事を通して、 より楽しく元気に過ごせるように。 そして少しでも多くの人に 薬膳を知ってもらえるように頑張ります。 これからも応援よろしくお願いいたします。 ドードーの空 松本誉子