むくみの原因は?どんな薬でむくみが起きる?
皮膚がくぼんだ写真がみえますが、むくんでいるのでしょうか?医学用語では、このむくみのことを『浮腫』といいます。
お酒を飲んだ次の日に鏡をみたら顔がむくんでいたとか、長時間の立ち仕事で夕方になると足がむくんでくるなど、生理的な現象で起こるむくみもあります
なかには、心臓や腎臓、肝臓が悪くて、むくみがその病気のサインであることもあります。
そもそも浮腫とは、どんな状態のことなのでしょうか?
浮腫とは、間質液が増加した状態のことです。
間質液が2~3ℓ以上増加すると、皮下で特に組織間隙が粗で組織圧の低い部分(眼瞼、手指、外陰部など)に出現します。
重力のかかる部に強く認められ、通常は下腿に、長期臥床している場合(寝たきりなど)は体の背面に出現します。
また、浮腫が高度になると、胸水、腹水、心嚢液を認めるようになります。
それでは、どんな原因が考えられるのでしょうか?
薬剤が原因でおこる浮腫みにはどんなものがあるのでしょうか?
→→降圧薬やNSAIDs、漢方薬が有名ですが、他にも様々な薬が原因となります。診断には他の浮腫をきたす原因を除外して、「薬が原因かも?」と疑うことが大切です
医師も気がついてないと、対症療法で利尿剤が処方されていることもあります。。
お役に立てれば幸甚です。ドクターP
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