線維筋痛症って本当によくならないの?~線維筋痛症の転帰~

皆さん、こんにちは、ドクターPです。

早速ですが、今回のテーマはこちらです。

はい、『線維筋痛症』といわれる病気についてのお話です。

以前に線維筋痛症を認知してもらう目的で、解説した動画もありますので、まだ線維筋痛症がどういう病気か知らない人は、まずはそちらの動画をご覧ください(https://youtu.be/aj1BlSGBBE0


今回は、線維筋痛症と診断された後のお話です。


診断されて治療をうけたら、一体どうなっていくのでしょうか?


人口の約2%、約200万人の患者さんがいるとも推定されており、確立された治療法もなく、難病と言われていますが、みんな本当に全然よくならないのでしょうか?

どのくらいの割合の方がよくなって、良くなる人と良くならない人で、臨床的な違いはあるのでしょうか?


他の病気になったり、亡くなる方の割合は増えるのでしょうか?


こうした線維筋痛症の一般的な経過を気になる人も多いと思いますので、解説しました。


以外はネタバレを含みます。


欧米のデータによると、難病といわれる線維筋痛症も、しっかりと治療をすれば、実は多くの方の症状は軽快傾向にあり、フルタイムの仕事につけている方もたくさんいます。


日本での詳しい実態はまだ把握できていませんが、同じような傾向にあると考えています。もちろん、中には重症の方もおられますが、医師も治らない病気という『固定観念』で患者さんをみたり、説明して、患者さんがきちんとした治療が受けれなくなってしまうのは、避けなければならないと考えております。


お役にたてれば幸甚です。 ドクターP

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