#20【やってみよっ対話型鑑賞】炎の三段活用!燃えて燃やされて燃え尽きて?!
オンラインで、絵画作品をおしゃべりしながら30分程度じっくりみていきます♪
※作品情報は鑑賞の最後に紹介します。
メンバー
今日のファシリテーターはオンライン教室「アートダイアローグスタジオENDIA」(お休み中)の主宰、遠藤歩が担当♪
鑑賞スタート!
ではこちらの作品をみんなと今日は鑑賞していきたいと思います。じゃあまずはちょっと時間取るから、それぞれで上から下、右から左まで、隅々まで鑑賞してみてください。お願いしま~す。
(じっくりみる)
はい!じゃあ、ちょっと短い時間やけれども、もう早速話しながら見ながらやっていこうかな!じゃあ誰からでも大丈夫なので、思ったことでも感じたことでも、見えたものでも、第一印象でも、お気に入りポイントでもなんでも大丈夫で~す!挙手して発言お願いします。はい、誰から行きましょう!あ、Mahoさん。
はい。私はですね、この木の今の状態を考えてしまいました。この木が今、火の粉が降ってきて、非常に痛い。痛々しいというか、なんかこう燃えていくような気持ちになりました。
ほ~ありがとう。まず、木って思ったんはどこがどうなってるからかな?
一応、下の方から上の方にかけて枝のように色々絡み合って枝がこう伸びているような形から木と想像しています。
ふんふん。他に木って思った要素ある?
真ん中から下の方の、幹っていうか、幹のところの描かれ方っていうか、こう木の樹皮みたいなのが縦になってるような感じが、最初にぱっと見て木かなって思ったってところですかね。
ありがとうございます。枝みたいなものが見えるのと、木の幹の、この表皮の描かれ方みたいなところが木らしいっていうところで、なんだかこう燃えて痛々しいみたいな、木なのに感情みたいな話をしてくれました。他みんなもどうですか?はい、きーぼー。
はい。えっとー、なんか僕、気になったのは、下の方に、ぽこぽこぽこぽこってある、これがなんやろと思いましたw
え、どれ?w
えっとね~なんていうの。筆でとんとんとんとんとんとんってしたのかなみたいな。左下の方で言うと、濃い青と薄い青が順番に、ぽんぽんぽん、ぽんぽんぽんってなってるやつとか、そのもうちょっと右行ったところには、ちょっと薄いお地蔵さんみたいな、それがずらっと並んでて、なんか粒みたいやなと思ったんですけど、これはなんだろうかって思ってました。
ありがとう。このてんてんてんてんみたいなのを発見してくれて。それがなんだろうっていうのは、あんまり見たことがないみたいな意味での違和感ってこと?それとも正体がわからない違和感?
う~ん、そうですね。それが何なんなのかっていう正体もわからないし、ものとしてもわからないし、作家の意図としても、今ちょっとよくわからへん感じですね。
ありがとう。ちょっと何かよくわからないものが描かれているっていうところに違和感を感じてくれてるのかな。りえちゃんもどうですか、第一印象。
はい。なんか私も赤いのは木に見えていて、で、半時計回りにぐるって動きそうな動きを感じていて、それがそのMahoさんが言った“痛み”なのかわかんないけど、何か振り落としたいみたいな感じで、バサっ!て動いてるみたいに見えて。って思ったのが1個と、
あと私も今きーぼーがお地蔵さんって言ったところ、最初はビルみたいだなって思って、だけどお墓みたいにも見えるなって思って。なんでなんだろうなって思ってるとこですw
ありがとうwまず聞いてみたいのが、時計回りじゃなくて、半時計回りって思ったんはどこがどうなってるから?
なんかね、その木の下の幹の下から2本目?左から2本目の根本みたいなところがちょっとコブっぽくなっていて、
ここ?
うん。それがこうなんていうか、木の向こう側からこっち側に生えているコブみたいに見えて。それが本来だったら下に向いて伸びそうなものが、こう上に向けて、向こう側に向けて出てるみたいに見えるっていうのが1つと、
あと、画面の1番右側の方の枝が、
こういうところ?
そう。その辺がすごい動いてるように、バサっとなってる感じがして、なんていうのかな、木ってもっとスッとしてるような気がして。そんなバサッてなってるってことは、こういうふうにこっちに向けて、バサって
どっち???w
こっちw(手前から奥の方向を両手で表現)
なるほど、枝のそのしなり方みたいなところかな?固まりの話?
なんだろうね。難しいんだけど。でも本来だったらこっち側(手前)に生えてそうな木が、向こう側に、枝が向こう側に行っているみたいに見えるとか。そのバサっていう右側は、木の表側ってより、裏側に見えるんですよね、私には。黒くて。
あ~!確かに黒いなここ。
そうすると、裏側ってことは、表は向こうに向いてるってことは、反時計回りに、なんかこう動きがありそうに見えるというか。
なるほど。最初にMahoさんが枝が絡み合ってるっていう話をしてくれたけれども、何かこう自然に生えてくる方向に逆らってるような感じの絡み方をしているみたいに見えてるってことかな。
逆らってるかどうかはわからないんだけれども、なんだかバサッとw
ありがとうございますw 面白いですね。木なのにすごく動きだったりとか、ちょっと感情みたいなものも感じてくれてるっていうところと、あと背後か地面、下にあるものはなんかわかんないけれども、ビルとか、お墓とか、お地蔵さんみたいな話もあったけど、何かが並んでいる風景みたいなところを連想してくれたのかな。ありがとうございます。他にもみんな、なんか発見ある?
ちょっと脱線するかもしれないけど、いいですか?w
いいよw じゃあ、りえちゃん行ってからきーぼーいこう。
うんとね、その、さっきコブみたいって言ったところの右側。そこ、背景はブルーなんだけど、そのブルーが木をえぐってるw
こういうところ?w
そこそこそこ。えぐってる感じがするなっていうだけでしたw
なるほど。その青が、この木を侵食してるというか、えぐっているみたいなところから、どんなことを連想するとかちなみにある?
なんかね、シルエットは木とのバランス的にはおかしいんだけど、なんか鳥みたいな感じに見えるw って思ったんだけど、そのオレンジ色が足で。だけど、ほんわかした枝に鳥が留まってんのかなみたいなそういう感じじゃなくて、えぐってるみたいなw なんだろう、ちょっとイメージとしては、そう、浸食とか、なんか飲み込んでいくとか、そういうのに近いようなえぐり方に見える。
あ~ありがとう。っていうことは、物体が重なっているってよりかは、木に何かよくわからないものがめり込んでるみたいな?ちなみにそれは具体的にこの背景の青がめり込んでるってこと?
私には背景の青がめり込んでるように見えます。
それは、空がめり込んでるってこと?
うーん、空かどうかもちょっとわかんない。その青がお地蔵さんかお墓の方まで行ってるし、なんか空間がみたいな感じ。空間がえぐってくる。
うんうん、ありがとう。何か最初、燃えて痛々しいっていう話もあったけれど、そういう“えぐる”みたいなのも、ちょっとそういう痛々しいポイントなのかなっていう風に聞いてて思いました。ありがとう。きーぼーもお願いします。
はい。えっと、1個はその右の方なんですけど、すごい青黒い。濃い黒が固まってるなって思いました。なぜかそこに。
他のとこと比べると、ここだけ何か色が違うっていうこと?
そうですね。暗い色。
具体的にここからどんなことを感じるとか、どんな印象があるとかあったりする?
えっと、さっきりえちゃんが言った、裏側。暗い裏側みたいな感じも繋がるな~って思うのと、なんやろ。怖い?怖い感じ。おどろおどろしい感じがします。
へ~。おどろおどろしいっていうことは、奇妙なってこと?どんな怖さやろ?
幽霊みたいな、お化けみたいな。夜やと、ヤナギの木が怖く見えるみたいな。なんか怖い木みたいな、そういう怖い木w
何かに見えてきそうみたいな、そんな感じってこと?w
いや、でもね、印象かな。この暗い青とか赤と黒のつぶれた感じとかから受ける印象が、幽霊とかのような怖い感じ。でも、幽霊なんかな?なんかちゃう気もするなw
あー、ありがとう。最初、下の辺がよくわからないみたいな、正体がわからないみたいなところにもちょっと違和感感じてくれてたけれども、何かここもよくわからないみたいな、ちょっとそういう怖さなんかな?
あ、ごめんなさい。えっと、今言いながらちょっと思ったのは、血管みたいにも見えるなってちょっと思ってて全体的に。だから、その血が黒くなっていった感じ?の怖さ。こっちの方が近いかも。
なるほど!さっきのりえちゃんの浸食されていくっていう話があったけれども、赤い血が黒く浸食されていくみたいな怖さ?
浸食されていくじゃないな。血がダメになっていく感じ?
ほ~~なるほど。それはじゃあ、色っていうところから?
そうですね。
うんうん、ありがとう。さっきりえちゃんが裏みたいなのを黒色っていうところから表現してくれたけれども、きーぼーも赤い色を血として見ると、なんかそうじゃない黒みたいな反対の色から…あ、それは病とか死とか、そういうことを連想してるってことなのかな?
あーどうだろう。遠くはない感じです。
ありがとうございます。どうですか他皆さん。はいりえちゃん。
えっと、今の話を聞いてて、血管ね~なるほど~と思って。右上の、木が囲んでる丸みたいなのがちょっと気になってたんだけど、
この辺?
うん、そうね。それとか、あと左にもよく見ると、その辺りも囲まれているようにも見えたり。それが例えば心臓とか肺みたいにも見えたりとか、肺とかの辺りに、こう広がっていくみたいな、血管みたいな感じも確かにするなと思って。
で、黒い血って静脈の方が黒い。動脈と、静脈って言ったら静脈で、その老廃物とかを含んでいる方?なんていうか、心臓とかに帰っていく方でもあるから、流れ的にはその上に向かってるのかなとか、なんかそんなようなことを思わないでもない。
あとなんとなくなんだけど、きーぼーがさっき怖い木って言っていたんだけど、怖い気にも見えるけど、私は怖がっている気にも見えていて、なんでなんだろうなって思ってたりw
ありがとうございますw なるほど。これが臓器みたいなものに例えるとしたら、体の中を巡っている血管がこう循環していくうちの、何かそういう静脈の部分だったり、動脈の部分だったりみたいな違いにも見えてくるなっていう感じかな?
その、怖がってるっていうのは、どこからそう思った?
多分、Mahoさんもさ、最初に言っていた“火の粉がかかってて”っていうのはどこら辺なのか聞きたいんですけど、私もその反時計回りに回ってるていう時に、動きを感じた時に、何かを振り落とそうとしてるように見えるって思ったんですよね。
だから、私には動きが感じられるんだけど、この動きが怖がってるように感じるのかなって。その、動かないじゃないですか木だったら普通は。自然法則に反してまでこんなになんかすごい気を感じるということは、何かそこまでのやらなきゃいけない衝動みたいなものが何か起こってるのかな、みたいな感じです。
うんうん、ありがとう。ごめんそしたらちょっとMahoさんにも聞いてみたいんやけど、最初、その火の粉が降ってきてみたいなところっていうのは、具体的にどこからそう思った?
上の方にもオレンジとか赤の点々があったりとか。で、木の枝だと思った左側の枝のようなところにもそれが乗っかっていたりとか、下の方にこう降り注ぐ火の粉みたいな感じで落ちてくる感じを受けていたので。
なるほど。それはじゃあ、色っていうところから火を連想したってこと?
そうですね。なんかやっぱこれ全体的に夜なのかなって思っていて。夜っぽく見えているところに、ちょっとオレンジっぽい感じと、あと木自体がかなりこう下の方は燃えてきてるっていうように見えているので、やっぱり色から。そのオレンジの点々みたいな、下の方に散らばっているのが集まってきて、木自体も赤くなってきちゃったのかなみたいな。
あ~これはじゃあ、今まさに燃えているみたいな意味での赤に見えてるってこと?
はい、私には。
なるほど。その、降り注いでるって思ったんはどこからなんやろ?
なんかその、オレンジとか黄色が、もう本当にいろんなところからこう降ってくる感じw 上の方にもあって、左側とか右側にも少しあるんですけど、特に左側がよくちょっと大きめだったりするので。で、それで下の方を見ていくと、上から降ってきたものが今こう落ちてるように、オレンジと赤がいっぱいあるなって。葉っぱには見えなかったんですね。
あ~そういうことか。何かこう、この植物が持っている葉っぱとかっていうわけじゃなくて、外部から何かそういう火の粉みたいなものだったりが四方八方から降ってきて地面に積もってきてるみたいに見えてるんやね。うんありがとう。で、ごめんなさい、痛々しいっていうところも、もうちょっと聞いてもいい?
はい。私は痛々しいなって思ったのは、その皆さんがおっしゃってる右側のその少し青が濃くなって木自体が裏側が見えてるような黒っぽい感じのところが、こう、木が動かないっておっしゃってたんですけど、やっぱなんか動かないんだけど、「やめて。やめて」みたいな感じで動いてるっていうか、なんかこう、若干のけぞってイナバウアー的な感じになってる感じに見えていて。でもそういう木はないからう~~ん?と思ってずっと見ているんですけど、はい。
なるほど、まるでこの木が、人間で言うとのけぞっているみたいな、そういうフォルムに見えているっていうところから、そういう火みたいなことを怖がったり嫌がったりとかしているってことかな?先ほどりえちゃんも自然の法則に反するとか、抗うみたいなような話してくれてたけれども、ありがとうございます。他皆さんもどうですか。はい、きーぼー。
はい。ちょっと戻っちゃうかもしんないけど、さっき臓器の話があって、あっ!て思ったのが、最初に僕言った下のてんてんてんてん、ポンポンポンは粒みたいに見えると思ってたんですけど、臓器とか血管って聞いたら、細胞みたいやなって思って。細胞が燃えてんのか~と思ってw
お、そこからどんなことが言えそう?w
ちょっとこれ長いかもしんないけどw 細胞が燃えてる。情熱みたいやなってイメージなんですよね。こう、「細胞レベルで燃えている」みたいな。でも、さっきの降りかかってる感じから言うと、燃やされてるんやな、燃やされてる要素もあんのかなみたいな気もして。
でもなんかね、そのエネルギーがこの木の幹からだんだん血のように伝わってる感じ。のぼっていってる感じ。で、遠藤さん、血が循環するって言わはったけれども、循環の感じはなくて、一方方向に行くだけな感じがするんですよね。だから元の方からはエネルギーがあって、どんどん、ぐんぐん行くんだけれども、もう静脈のところでは、老廃物が溜まって、もうぐちゃぐちゃになってるw わぁっ!てなってる感じがしましたw
ほ~ありがとうw 行き止まりみたいな?
うん、エネルギーが流れていったけれど、ちょっと燃え尽きてしまったというか。エネルギーが黒くなってしまったというか。これ、なんなんやろ?
っていうことは、なんか元気そうっていうよりかは、最終的にあまりエネルギーを感じないみたいな、そういう状況に見えてるってこと?
いや、エネルギーもある。
エネルギーもあるw でも、その黒くなってしまった部分もある。
黒くなってしまった部分もある。で、振りほどきたい。ワッ!て。
あーすごい葛藤やな。なんか人に例えるとっていうところでも話せそうなんやけど、他のみんなどうなんやろ。今の話聞いてみて。はい。りえちゃん。
ちょっと別の箇所なんですけど。さっき細胞ってきーぼーが言ったのは、ビルなのかお地蔵さんなのかって辺り?
両方。下のその辺全部。
なるほど。最初はこれ木って思ったので、生えてる場所がどこなんだろうみたいな。土には見えないって思って、水辺なのかなって思って。その1番下の層の辺りの、赤とかオレンジ、サーモンピンクみたいなところが水に反射してる光のようにも見えるから水なのかなって思ったりして。そうすると、その火の粉みたいなものとか消えていくところでもあって、さっきの情熱みたいなのが結構面白かったんですけど、消えていく情熱を振り回してるっていうか、なんて表現したらいいのかわかんないけどwww なんか、切ないじゃん?って思ってwww
なんなんだろうな、いや、痛々しいみたいなのが、そのただただ傷ついて、痛そうだから痛々しいとかっていうのに加えて、消えてしまうものを一生懸命まき散らしてる痛々しさというか。だから、さっききーぼーの話で、“元気そうじゃないけどエネルギーはある”みたいな話で、そのエネルギーがヘルシーなエネルギーではなくて、なんかもうちょっと、もしかしたら 一般社会では「ちょっと引いちゃった、ごめんなさい」みたいな、なんかそういうようなエネルギーで、
“引いちゃった”ってのはドン引きみたいなってこと?
そうそう。ちょっとドン引いてしまったみたいな。でも、そのエネルギーは水に落ちて消えてしまうみたいな、そういうのを見てる感じがして、切ねえみたいな感じでw
おぉぉぉ~?難しいw 燃えても必ず消えてしまう情熱の切なさって感じ?
ちょっと自分でも何言ってるかわかんなくなっちゃったw
なんかその火の粉が降りかかってるようにも見えるし、で、その火の粉を振り払おうとしてるようにも見えるんだけど、でもこの木自身が発火してるようにも見えていて。で、その火はでも、自分自身が発火しているようなものなのに、なんかこう振り払おうとしていて。でも、その火の粉は消えていくんじゃないかみたいな、そんなに一生懸命しなくてもみたいな、そういう感じかな。そういう感じっつったけど、全然まとまってなかったw
うんw 他の皆さんどう?今の話聞いてみてw はい、Mahoさん。
今、すごく納得した部分があって。この木から発せられる、ある意味ちょっと自分たちと同じかどうかはわからないし、ちょっと引いちゃうって言ってた感じのそのエネルギーっていうか火のような、情熱みたいなものが、右側のその皆さんが言ってたどんよりした、ちょっと青い感じの濃い部分のところの木を見ると、なくなってきているっていうのが、ちょっと納得しちゃったかなと。
そこはもう出し尽くしちゃって、炭化してきたのかなとか、もうある意味空洞っていうか、命を感じない。そこは生きているっていうものを感じない部分なのかなとか思って。でも、左側のこっち側の方はまだ燃えていて。
あたし火の粉被ってると思ったけど、散らしてるように見えてきました。
なるほど、右と左とで少し様子が違うんじゃないかっていう風に見えてきて、で、右の方はエネルギーをもう最終的に使い切ってボロボロになっている状態みたいな風に見えている一方で、左の方はまだすごくエネルギーも自ら火の粉を放てるぐらいの、荒々しさとエネルギーがあるのではないかと。
はい。りえちゃんがこの下の方が水面とか水辺とかおっしゃったので、すごく納得。私もこれ地面じゃないし、なんかこう、ちょっと水っぽいところに火が落ちてくる感じがすごくしてたので、むしろこの木と思われるものから発するその火の粉みたいな。どうなのかな~と、ちょっと変わってきました。
ありがとうございます。色々みなさんにお話していただきましたけれども、私はちょっと迷走してしまいましたごめんなさいwww
そろそろお時間なので、今日はこの辺りで鑑賞を終わりたいんですけれども、まるで木のように見える姿形をしているけれども、血管や臓器や細胞のような身体の中のものに見えたり、あるいは情熱とか痛みとかエネルギーの比喩・メタファーとしてもみなさんお話が展開していたかなと思いました。
心と体に起きてることの矛盾とか、右と左の違いとか、今日ここが水辺なのかもって話も出てましたが環境のことも合わせるとまだまだもっと考えられそうなことがあるのかなっていう風に思ったので、また鑑賞したいなと思いました。ありがとうございました!
ありがとうございました!
今回鑑賞した作品
アフタートーク
いや。後半の面白かった。最後の話は、若い時の今思い出すと恥ずかしいエネルギーと、大人になってちょっともう落ち着いた感じとって聞こえました。僕は。
どういうことどういうこと?
その引いてしまうようなエネルギーっていうのは、なんか若い時のエネルギーな感じ。すごいやる気とか、“こういうの面白い”とかすごいあるけど、今思い出すと恥ずかしいみたいな。
厨二みたいなってこと?
あ、そうそう。だけど、燃えていってもう燃え尽きたっていうより、なんかぐちゃぐちゃになった感じがするんですけどね僕は。でも、そっちもちょっとまだ燃やそうとしてるのかな。火の粉がまだちょっと行こうとしてるのかな、みたいな風に思いました。
確かに、なんかこれ若者っていうふうに見てみると、若者の中にある葛藤みたいなところだったり、見栄みたいなところだったり、なんか痛みを伴ってこそかっこいいみたいな、謎のそういう厨二感みたいなのはすごいわかる気はする。
結構、厨二病だとしたら、割とこじれてる方って感じがw「そんな時もあるよね」とかっていう風に思えないぐらいの、「何かあったのかな」って思うレベルのエネルギーだなっていう感じがするw
これ自体は本当にちょっと怖くてしょうがないです私。あの木には近づくなじゃないけど、そういう精霊みたいなのが宿ってる木に見えてきてしょうがないです。普通だったら上の方に日を求めて高くなるはずなのに横に広がってることが、もう既にこの木にどこかに欠陥があるような気もするし。
なるほど。私はすごく1人ぼっちな寂しい感じもしてる。
あ、山姥みたいな感じなんじゃない?山姥ってさ、悲しい一面ってあるじゃない。Mahoさんが言った欠陥があったりとか、本当は孤独で1人ぼっちなのに近づかない方がいいって言われていてみたいな。人から離れているが故に、私たちと違う存在として怖がられるみたいなのもあったりみたいな。
結構どこの国でも、山姥みたいな存在って宗教みたいなものじゃなくて、伝承とかそういうレベルで存在してる気がするし、そういう意味で言うと結構個人的な、パーソナルな見方も重ねられる存在なのかもね。
あ、なんか、今ようやくわかってきたかも。これ私はすごく魅力的な感じに見えているのね。怖いとか、1人ぼっちとかっていうふうにも見えてる一方で、すごく惹きつけられる魅力がある。そういう若い時の複雑さだったりとか、山姥みたいに本当は孤独なのに怖がられる存在っていう風にこの木をみると、私たちが共感できるものとか、繋がるシンパシーみたいな何かがこれにはあるからかもみたいな気もしてきた。
心臓の脈を打つための血管みたいな話もすごい面白くって、生きていく上でこういうことが私たちの体内でも起こっているかもって自然と連想できるからなのかな。
やっぱもうちょっと時間をかけて見てみたいねこの作品!
おわり
最後までお読みいただきありがとうございました!
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次回は11月25日(月)ごろにUP予定です。またぜひ読みにいらしてください♡
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