映画「国境ナイトクルージング」を観たんです
映画「国境ナイトクルージング」
を観てまいりました。
久しぶりの
青春=モラトリアムストーリー。
自分がBBAになったのもあって、こう言う映画から遠のいていた気がします。特に邦画の青春恋愛映画は皆無な気が…。
観ている最中から、このモラトリアム人間という単語を思い出していました。久しく聞いていない様な?一時期、マスコミなどでも取り上げられていました。
聞かなくなったのは、もしかして誰もがモラトリアム人間になってしまったから、珍しくないのでしょうか?
ヒトってすぐに老人になりますからね、思いっきりもがいた方が良いんだろうな…って改めて思いました。って、BBAになってももがいているワタクシはマズイと思っています。早く、色々な意味で解脱したい…。
さてさて、ワタクシがこの映画に興味を持ったのは舞台が延吉という街だったから。
北京語だとイェンジと読みます。
ワタクシは、2年ほど北京に住んでいた事があるのですが、そこで韓国人留学生(30代)と出会い、彼の知り合いという朝鮮族の人々とも出会いました。
中国は漢族が91.1%を占め、他に55の少数民族があるそうです。朝鮮族はその中の一つ。
在日韓国人があくまでも韓国籍であるのに対して、朝鮮族は中国籍なのですね。そんな所を含めて、ワタクシにとって、この少数民族の現実はかなり衝撃だったのです。
また、彼を通して出会った脱北ドキュメンタリー映画によって、脱北ルートの途中都市として、この延吉と言う街の事も知りました。しかし、行った事はないので見ただけなんですが…。
本作はあくまでも青春=モラトリアムストーリーなので、その辺りについては、当然と言えば当然ですが描かれず、朝鮮族の女性と漢族の男性の結婚式から始まっていて、朝鮮族が多く住む国境の街と言う事だけ紹介されているわけですが…。
映画では北朝鮮とも韓国とも語られず、另一个国家(もう一つの国、別の国)が川の向こうにあると語られているのが、ちょっと面白かった。
そんな中国東北地方の街は南国のシンガポール人の
陳哲芸(アンソニー・チェン)監督
にとってもかなり魅力的な街だった様です。インタビューがあったので、載せておきます。⇧
出演者は中国を代表するロリ体型が健在の
周冬雨(チョウ・ドンユイ、
ワタクシはどうにもこのユイと言う書き方が苦手)。もはや、中国のアート系と言えば彼女?と言う感じでしょうか…。彼女も32歳になってました。
もう1人は、彼がメインと言えばメイン。
『唐人街探偵 THE BEGINNING/僕はチャイナタウンの名探偵』や日中合作『空海-KU-KAI-』と日本でも公開作品の多い
劉昊然(リウ・ハオラン)。
どこにでもいそうな感じが何とも、二宮何某とか増田何某とか、日本の男性アイドルにいそうな感じです。でも、彼は185cmあるんですけどね…。デカイ…。
そして、本作でワタクシが注目したのは
映画『流転の地球』と『あなたがここにいてほしい』と出演作品が公開されている
屈楚蕭(チュー・チューシャオ)。
日本語プロフィール見つけました。⇧
百度も見てたら、何やら元カノとの恋愛スキャンダルにも発展してるらしい。
ええ〜消えちゃうのかしら?
色んな雰囲気を持ってて面白そう〜と思ってたんですが…。
一応、今年も公開作があるらしいし、2027年には映画『流転の地球3』の公開も決まってるらしい。引き続き、見守るとしましょうかね。笑