東京国際映画祭「消えゆく燈火[燈火闌珊]」を観たんです
もはや先週の事なのですが、銀座で開催されている東京国際映画祭で上映された香港映画
「消えゆく燈火[燈火闌珊]」
をみてきました。
とてもとてもノスタルジー溢れる作品でした。
香港と言えば、通りの上にこれでもかってほど掛かっているネオンサイン。
↑このサイトに、写真もですが、香港のネオンサインの歴史がまとめられています。
映画の中でも描かれていますが、条例でほとんどのネオンサインが撤去されているそうです。
知らなかった事実です。
なんとなくネオンサインに代表される煌びやかでワサワサした感じが香港の良さでもあったのに…返還以降、どんどんと失われているのですね…。
上映後のQ&Aでも監督のアナスタシア・ツァン [曾憲寧]さんが「失われていく香港の文化の一つを映像に残したかった」と言うような事をおっしゃっていました。
政治的流れとは一線を置いて、文化的な事を主張する。ありですね。
ちょっとテンポが緩く、中盤ダレる所もありましたが、夫婦愛と古き良き香港へのノスタルジーを描いた良き映画でした。
この映画が日本で商業公開されるのか?は未だわからないのですが、公開して欲しいものです。
ワタクシとしては2018年に映画祭で上映されたけれどチケットが取れずに見れていない「トレイシーTracey/翠絲」が見たくて仕方がないのだけれど、これって商業公開されてないですよね?配給会社決まったって聞いた気がするんですけどね…既に4年前…。
どうなってるんだか…。
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