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ミュージカル「トッツィー」を観てきたんだな

ミュージカル
「トッツィー」

を観てまいりました。


すっごく面白かったです!



「千と千尋の神隠し」上白石萌音さん版のチケットが全滅し、あゝ、この「トッツィー」も最後の最後で取れたんだったなぁ〜と思い出しまして、ブルーなんですが、ちょっとだけ晴れた感じです。


さて、「トッツィー」と言えば、名優・ダスティン・ホフマンが主役を演じて、大ヒット。大好きでした。

と思ったら、日本では興行収入は20億円程度だった模様

あの頃は、今みたいに数十億円突破ってあまりなかった印象。なので、20億円でも充分大ヒットって印象です。



さてさて、日本版ミュージカルの主演は

日本ミュージカル界の至宝

山崎育三郎

さん!


ワタクシは昨年の「ファインディング・ネバーランド」が初めてでしたが、

やっぱりですね、

彼の歌声が素晴らしい!

第1幕
Overture – オーケストラ
"Opening Number" – アンサンブル、マイケル
"Whaddya Do" – マイケル
"What's Gonna Happen" – サンディ
"Whaddya Do" (Reprise) – マイケル
"I Won't Let You Down" – ドロシー
"I'm Alive" – ジュリー, ロン, マックス, ドロシー, アンサンブル
"There Was John" – ジュリー, ドロシー
"I Like What She's Doing" – リタ, ジュリー, スチュアート, スージー, ロン, マックス, ドロシー, アンサンブル
"Who Are You?" – マイケル, ジュリー
"What's Gonna Happen" (Reprise) – サンディ
"Unstoppable" – マイケル/ドロシー

Wikipediaから

第2幕
Entr'acte – オーケストラ
"Jeff Sums It Up" – ジェフ, マイケル
"Gone, Gone, Gone" – ジュリー, 女性トリオ
"Who Are You?" (Reprise) – ジュリー
"This Thing" – Max
"Whaddya Do" (Reprise) – ジェフ、マイケル
"The Most Important Night of My Life" – マックス, スージー、スチュアート、リタ、ロン、カール、アンサンブル
"Talk to Me Dorothy" – マイケル
"Arrivederci!" – ドロシー, ジュリー, マックス, アンサンブル
"What's Gonna Happen" (Reprise) – サンディ
"Thank You" ("Talk to Me Dorothy" Reprise) – マイケル

Wikipediaから


"Whaddya Do"
から、彼のソロが始まるのですが、その時から既に、彼の歌声に惹き込まれます。

正直言うと、歌としては1曲目のアンサンブルが、どうにも納得が行かなかったのですが、それは舞台の練習シーンで、その練習自体がうまくいってなかったシーンなの?それでのマイナス感?ってひとり納得してみたり、

それだけに、その後に始まる"Whaddya Do" の素晴らしさを際立たせていました。

1月の東京・日生劇場を経ての大阪公演のため、少々喉の疲れが感じられましたが、それでも聴かせる所は充分魅力的に聴かせるプロ根性。まだまだ地方ツアーは続くようですが、健康管理含めて気をつけて魅了し続けてほしいものです。

それにしても、舞台の台詞?アドリブ?のもある

「奇跡のデコルテ」。

男性であのデコルテはズルイです。おばちゃん版アニーだろうが、素敵でした。

ローチケから


さてさて、そんな山崎育三郎さんの素晴らしさだけではなく他の出演者も取り上げると〜、


ベテラン女優の

キムラ緑子

姐さん!


舞台プロデューサー役なので、そんなに出番はないのですが、今回は歌声まで聴けて堪能するワタクシです。

出てきた途端、「あ、姐さん!」って食いついてしまいました。

ゴールドの衣裳に身を包み、その色っぽい御姿も良き。バブリーなスーツを着こなして、ショービズでバリバリ働くキャリア女性を演じ切っていて、ステキでした。

「姐さん、ステキ!着いて行きます」

って感じ。


映画は製作された1982年。日本もアメリカもバブリーな時代。当時は所謂ロングランの昼ドラのソープオペラがまだまだ全盛で、映画でもマイケル=ドロシーはソープオペラで看護師を演じています。

それが本ミュージカルではブロードウェイが舞台となっていて、2018年に製作され、翌年のトニー賞で主演俳優賞と脚本賞を受賞したそうです。

当時の記事を発見↓


新作も数多く発表されていた当時。その後、コロナ禍となり、何本もの作品が終了してしまったらしいが、そろそろ活気は戻っているのでしょうか?


コロナ禍が終焉を迎えてやっとと思った矢先、アメリカでは俳優と脚本家の組合がストライキを起こして、全ての映画の制作が止まりました。ブロードウェイの上演は行われていた模様ですが、影響はトニー賞授賞式に及んだと言う記事が面白かったので、貼っておきます。コチラ↓



あと、現在のブロードウェイミュージカルのリストも発見↓
行けるわけないけど、行きたい。観たい。誰か連れて行ってください。
いないけど、そんな奇特な人…。


そして、他にも気になる俳優さんがいたので調べてみた。


主人公マイケルの元彼女で女優のサンディを演じた

昆夏美

さん。

ミュージカルファンにとっては、もはやお馴染みの女優さんで、

大学在学中にミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のジュリエット役でプロデビュー、その後もミュージカル『ハムレット』や『レ・ミゼラブル』、『ミス・サイゴン』など話題作へ次々に出演し、「ミュージカル界の新世代の歌姫」と称される[3]。

Wikipediaから

だそうです。

ワタクシも名前は存じておりました。しかし、舞台を観るのも歌声を聴くのも初めてでした。

今回の役どころはコメディエンヌとしての実力発揮!小柄なんですよね?155センチらしい。その感じを上手く活かしていたと思う。

コレまたこじつけっぽいけれど、ソープオペラコメディには欠かせない感じじゃないですかね?とてもアメリカン。なんとなくですけど、前田敦子さんが最近演じているパートな印象でした。美味しい役です。主役やヒロインではないですが、演じ方次第で美味しく持ってける役って感じでした。成功ですね。



実はひとつだけ残念だった事があるんです。

まあ、おばあちゃんの素人意見なのですけどね。アンサンブルのダンスが…。衣装がロミジュリの時代から1950年代のボールルームダンス風になって踊るんです。それもスタンダードです。となったら、フレッド・アステア風にピシッと手先まで踊ってほしかったな…。なんてね…。多分、ブロードウェイの本場ではピシッとだと思うんですけどね〜。すみません。着物警察並みの素人意見です。


追記:  ゲネプロの時の記事





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